拡大するF1レース数に懸念の声
Japanese GP (C)Ferrari S.p.A
拡大します
F1グランプリはここ数年20戦以上が定着、来シーズンはさらに増えて少なくとも年間22戦が予定されている。
こうした状況についてはメカニックやスタッフの負担増加を懸念する声が聞かれている。
今回声を挙げたのはマクラーレン・チームのカルロス・サインツだ。
「F1の開催数はもう限界に達していると思うな。
ドライバーとしての立場だけで考えるなら、まだあと数戦増やして24でも25でも構わない。
ドライバーは身一つでヘルメットを抱えていけばいいだけだからね。
でも、スタッフはそうは行かない。
レースが終わったらすぐマシンを分解、荷物を片付けて膨大なコンテナにまとめて飛行機に載せなければいけない。
次戦の地に着けば、今度はその逆さ。
毎晩遅くまで作業をして終わればホテルにとんぼ返り。
ましてや2週連続開催だなんて、考えただけでもぞっとするよ。
そうしたことを考えれば、開催数はすでにもう限界に達しているんだろうね」
日本にF1が初めて鈴鹿サーキットに来た1987年当時、年間開催数はわずか16戦だったが、その後拡大の一途を辿っている。
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