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2019年9月

2019/09/23

メルセデスAMGチーム首脳、「戦略を誤った」と不興

Race Scene (C)Mercedes Motorsports
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シンガポールGPの表彰台にはフェラーリ・チームのベッテル&ルクレールとフェルスタッペン(レッドブル)という顔ぶれ。
メルセデスAMGチームのドライバーが一人もいないという珍しいこの光景について、トト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターは不興の念を滲ませた。

「フロントロウからスタート、コース上で抜かれた訳でもないのに3位にも入れなかったというのは奇異なことだ。
これはわがチームの戦略に問題があったのに間違いない。
はっきり言って、期待外れと言うしかない。
予選を終えた段階で、誰もこんなレース結果を想像してはいなかった。
おそらくドライバーの意識とチームの戦略との間に齟齬があったんだろう。
残りのシーズンについては、こうした『誤り』をなくさなければならないよ」

今シーズン、メルセデスのドライバーが表彰台に不在だったのは、ドイツGP(11位とリタイヤ)以来ということになる。

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ホンダ系チーム、決勝レースコメント(9/22)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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緊張感高まる戦略的な一戦となったシンガポールGP決勝は、Hondaパワーユニットを搭載する4台のうち3台がポイントを獲得。
さらにAston Martin Red Bull Racingのフェルスタッペンが表彰台を獲得する、すばらしい結果となりました。

レーススタート直後、マックス・フェルスタッペンはスタートポジションの4番手をキープ、そしてチームメートのアレクサンダー・アルボンも同じく6番手をキープしながら走行しました。
対照的に後方のRed Bull Toro Rosso Hondaの2台は不運に見舞われてしまいました。
ダニール・クビアトはミディアムタイヤで14番手からスタートしましたが、戦略が機能せず12周目にピットイン。ハードタイヤへ変更し、作戦を変更することとなりました。
チームメートのピエール・ガスリーはハードタイヤでスタートし、最初のスティントをできる限り長く走行しました。
レース半ばにミディアムタイヤへ変更するためにピットインするまでの間にはトップ3を走行するなど、素晴らしい走りを見せました。

前を走るマシンのペースが上がらない中、フェルスタッペンは19周目にピットインを行い、ハードタイヤへと変更。
その後、遅めのタイミングでピットインを行ったルイス・ハミルトンの前に出て、3番手へとポジションアップに成功しました。
同じくアルボンもフェルスタッペンの1周後にピットインし、ポジションアップとはならなかったものの、6番手をキープしながら走行しました。

その後フェルスタッペンは前をふさぐ2台のフェラーリに迫りながら、後につけるハミルトンからポジションを死守し、今期2勝を含む、4度目の表彰台を獲得しました。

アルボンは6位入賞。
セーフティカー後のリスタートで、ガスリーはまずはランス・ストロールを、続いてキミ・ライコネン、ケビン・マグヌッセンを次々とオーバーテイクする勢いのある走りを見せ、8位で4ポイントを獲得しました。

同じくポイント獲得を狙ったクビアトでしたが、1コーナーでライコネンのオーバーテイクを試みた時に接触。
ピットインを余儀なくされ、15位で今大会を終えることとなりました。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(3位)

「もちろん常に優勝を目指して戦っていますが、オーバーテイクが難しいこのようなコースで、一つポジション上げて表彰台を獲得できたことはとても前向きな結果だと思います。
さらにいい結果を期待していたレースウイークではありましたが、予選で他車が見せていたペースから考えると、3位は十分にいい結果ではないでしょうか。
レースはタイヤをうまく機能させるためにペースをコントロールすることが重要であり、幸運もあり、今日はそれをうまく実践することができたようです。
前方のルクレール選手がうまくタイヤをコントロールできずにペースが上がらず、それが原因で全車が僅差だったので、ハミルトン選手をオーバーテイクすることができました。
ピットストップ後はペースもよく、セーフティカー解除後も3番手を手堅く走行していました。
残り数周の時にニュータイヤを装着したハミルトン選手が迫ってきましたが、最後まで抑えることができました。
ファン目線ではそこまでエキサイティングな一戦ではなかったかもしれませんが、僕たちにとってここはただの公道サーキットというだけでなく、体にはタフながらも走っていて非常に楽しいという側面もあります。
このレースウイークは期待した結果には届きませんでしたが、引き続き次戦まで改善に努めたいと思います」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(6位)

「レース中のほとんどがタイヤをうまくマネージメントすることだったので、体力的には楽な一戦でした。
最後の20周だけは、体がきついと感じるくらいのプッシュをしていました。
6番手からスタートし同じく6番手でレースを終えたこのレースは「マネージメントとの戦い」と呼べるのではないでしょうか。
レースというよりは、淡々とプロセスを消化するだけの走行に感じたときもありました。
レース中ずっとメルセデスの後ろでつかえてしまったことも、フラストレーションが溜まりました。
抜きにくいコースであるためピットストップでポジションアップを狙いましたが成功させることができず、さらに何度かセーフティカーが出てしまいました。
2スティント目でボッタス選手をオーバーテイクしたかったのですが、メルセデスを抜けるほどのペースがありませんでした。
最初から最後までシルバーのリアウイングを見続けながら走行したのは、全く楽しいことではありませんでしたが、僕がプッシュすれば彼もプッシュし、タイヤをセーブするタイミングも同じで、まるで前方のハミルトン選手を前に行かせるため僕を足止めしているのではないかと思うほどでした。
とはいえ、初めてのシンガポールでのレースは結果的にポジティブな一戦となりました。
ペースもだいぶよくなり、前進していると感じています。
レース中にも関わらず、スピードアップにつながるテクニックを見つけることもできました。
驚いたことに観客の中にタイの国旗を持ってきてくれた方々が大勢いて、ここでの一戦が僕にとってもとても特別なレースになりました」

【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(15位)

「今日は僕の日ではなかったようです。
今日のようなレースの時は、自分の非を認め、次のレースへと気持ちを切り替え進む必要があります。
ポイント獲得のチャンスもありましたが、残念ながらそのチャンスをつかんで実現させることができませんでした。
前方のマシンに引っかかり、納得のいく走行ができませんでした。
言い訳はしたくありませんが、ミラーがなにかしらの理由で曇ってしまい視界がよくなかったため、余計なスペースを周りと取らなくてはならず、ディフェンディングするのに苦労してしまいました。
ライコネン選手との接触によりマシンにダメージを負ってしまったことによりさらにレースは難しくなり、結果を妥協しなくてはならない、一戦となってしまいとても残念です」

【ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)】(8位)

「レースをとても楽しむことができました。
最初のセーフティカーのタイミングではうまくいかなかったこともありましたが、終盤はとてもエキサイティングなレースになりました。
序盤はうまくいっていましたし、その時は、気付いていなかったのですが、ピットストップをする数周前には2番手を走行していたぐらい速さを見せることができました。
しかし、セーフティカーのタイミングが悪く、3、4ポジション落としてしまい、とてもフラストレーションの溜まる瞬間でした。
その後のライコネン選手をオーバーテイクすることに、全力を尽くしました。

マグヌッセン選手とストロール選手とのバトルはとてもエキサイティングでしたし、ポイント獲得でレースを終えることができました。
とても気分がいい結果です。
タフな一戦ではありましたが、コンストラクターズチャンピオンシップでは混戦になっているので、チームにとってはすばらしい成果を挙げた一戦になりました。
チームと共に毎戦前進していると感じることができ、とてもうれしいです。
引き続きシーズン残りのレースも、チーム一丸となって戦っていきたいと思います」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のレースでは、Aston Martin Red Bull Racingのフェルスタッペン選手の健闘と、チームの適切なストラテジーにより、予選4番手から一つポジションを上げて3位表彰台を獲得できました。
このような形で週末を終えられたことはよかったと感じていますが、一方で、高速のサーキットである前戦のモンツァ続き、低速サーキットのシンガポールでも、フェラーリの速さが際立った週末でもありました。

Red Bull Toro Rosso Hondaについては、ガスリー選手が力強い走りでオーバーテイクを見せ、チームにとって貴重なポイントを獲得しました。
クビアト選手もいいペースで走行していましたが、接触の影響もありポイント圏外に終わりました。

Honda勢4台の入賞は逃しましたものの、堅実な走りを見せたRed Bullのアルボン選手とともに、3台入賞を果たせたことはよかったと思っています。
終盤戦でさらなる巻き返しを見せられるよう、これからもプッシュを続けます」

提供:本田技研工業(株)

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久々優勝のベッテル(フェラーリ)、「勝利は格別」

Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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チームメイトの新人ルクレールが連続優勝する一方で、長く勝利から遠ざかったままだったセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)だが、久々の優勝に「やはり勝利は格別」と、美酒に酔いしれた。

このレース、グリッド3番目の2列目からスタートしたベッテルは序盤は終始ルクレール&ハミルトンの後塵を拝していたが、他の上位陣に先駈け行った20周目のピットストップで実質的にアンダーカットに成功、コース上でオーバーテイクすることなく結果的にトップへと躍り出た。
その後は安定して首位を走り続け、昨年のベルギーGP以来実に22戦目の勝利を掴んだもの。

レース後ベッテルは、「素直にとてもうれしい。
前回勝ってから、とても長かったからね。
どちらが勝つにせよ、紅いマシンが1-2フィニッシュしたというのはチームにとってとても素晴らしいものだよ。
つらい時にも支えてくれたチームやファンのサポートに感謝したい」と、語った。

焦点となったピットストップの決断は自身が要求したものではなく、チームからの無線指示によるものだったとしている。

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リバースグリッド案再燃にドライバーから反対の声

Image (C)Pirelli Motorsport
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シンガポールGPのパドックで話題になっているのが、リバティ・メディアが来シーズンの一部イベントで導入を図る『リバースグリッド方式』だ。
これは下位カテゴリーですでに実施されているもので、決勝レースで予選順位とは逆のスターティンググリッドを配したり、第1レースをトップ10内でフィニッシュしたマシンについて、第2レースではその逆順でスタートさせるなどがある。
これはイベントとして観客のためにより盛り上げようとするものだが、F1ではまだチーム側の了解は得られていない。

これについてドライバー側からは、「そもそもワンメイクで戦うF2シリーズなどとF1はレースとしての性格が違う」と、反発の声が強い。
また今回ポールポジションを獲得したルクレール(フェラーリ)は、「そんなことになったらF1で命懸けでポールを獲りに行く意味もなくなる」と、突き放した。

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2019/09/22

シンガポールGPはベッテル(フェラーリ)が今季初優勝

Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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22日(日)20時10分(日本時間:21時10分)から今季F1第15戦シンガポールGPの決勝レースがナイトレースでマリーナ・ベイ特設コースを舞台に行われた。
スタート前の天候は曇り、気温は30度、路面温度37度、路面はドライコンディションと報告されている。
なお既報のように予選失格のダニエル・リカルド(ルノー)がグリッド最後尾からのスタートとなっている。

スタートは大きな順位変動なし。
間もなくサインツ(マクラーレン)が他車(ヒュルケンバーグか)と接触があったかパンクで緊急ピットイン。
最初のピットストップでベッテルがルクレールより前に出る。
タイヤ交換を遅らせて順位を上げていたリカルド(ルノー)がウォールにヒットさせパンク。
その後36周目、ラッセル(ウィリアムズ)がグロージャン(ハース)と接触、ウォールにヒットしてストップ、イエローコーション、さらにセーフティカー導入となった。
この時点で首位はベッテル、さらにルクレール、フェルスタッペン、ハミルトン、ボタス、アルボン、ノリス、マグヌッセンの順。
42周目に再開されたが今度はペレス(レーシング・ポイント)がマシントラブルでストップ、再びセーフティカーに。
50周目、クビアト(トロ・ロッソ)とライコネン(アルファロメオ)が接触、ライコネンはストップ、またもセーフティカーに。

61周のレースを制したのはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。
ベッテルの勝利は昨年のベルギーGP以来22戦目、自身通算53回目の美酒となった。
2位にルクレール(フェラーリ)でフェラーリの1-2フィニッシュは2017年のハンガリーGP以来。
ただピットストップの間にレースリーダーの座からら落ちたルクレール(フェラーリ)の心中は穏やかでない様子だ。
3位フェルスタッペン(レッドブル)、4位ハミルトン(メルセデス)、5位ボタス(メルセデス)、6位アルボン(レッドブル)、7位ノリス(マクラーレン)、8位ガスリー(トロ・ロッソ)、9位ヒュルケンバーグ(ルノー)、10位ジョビナッツィ(アルファロメオ)までが入賞。
以下、11位グロージャン(ハース)、12位サインツ(マクラーレン)、13位ストロール(レーシング・ポイント)、14位リカルド(ルノー)、15位クビアト(トロ・ロッソ)、16位クビサ(ウィリアムズ)、17位マグヌッセン(ハース)までが完走。

リタイヤはライコネン(アルファロメオ)、ペレス(レーシング・ポイント)、ラッセル(ウィリアムズ)の3台。
なおファステストラップは10位以下でフィニッシュしたマグヌッセンが記録したということで、レギュレーションによりファステストラップ・ポイントは今回該当なしとなった。
F1次戦は1週間のインターバルで9月29日(日)、第16戦のロシアGPということになる。

シンガポールGP決勝レースの結果はこちら
シンガポールGPの画像はこちら

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シンガポールGPスターティンググリッド(修正版)

Start Signal (C)Mercedes Motorsports
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シンガポールGPのレーススチュワード(競技委員)は、次のようにスターティンググリッドの修正を発表した。
それによればMGU-K(運動エネルギー回生システム)の出力違反で予選失格となったダニエル・リカルド(ルノー)が予選8位からグリッド最後尾に。
また規定グランプリ数に満たずにギヤボックス交換を行ったセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)が予選11位からグリッド5番降格のペナルティとなっている。

1. ルクレール(フェラーリ)
2. ハミルトン(メルセデス)
3. ベッテル(フェラーリ)
4. フェルスタッペン(レッドブル)
5. ボタス(メルセデス)
6. アルボン(レッドブル)
7. サインツ(マクラーレン)
8. ヒュルケンバーグ(ルノー) *
9. ノリス(マクラーレン) *
10. ジョビナッツィ(アルファロメオ) *
11. ガスリー(トロ・ロッソ) *
12. ライコネン(アルファロメオ) *
13. マグヌッセン(ハース) *
14. クビアト(トロ・ロッソ) *
15. ペレス(レーシング・ポイント) *
16. ストロール(レーシング・ポイント) *
17. グロージャン(ハース) *
18. ラッセル(ウィリアムズ) *
19. クビサ(ウィリアムズ) *
20. リカルド(ルノー) *

* 印は変更のあったドライバー

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ホンダ系チーム、公式予選コメント(9/21)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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シンガポールのマリーナベイ・ストリート・サーキットで行われた予選で、Aston Martin Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペンが4番手、アレクサンダー・アルボンは6番手となりました。

Red Bull Toro Rosso Hondaは、ピエール・ガスリーがQ2へ進出して13番手。スタートタイヤを選択できるマシンの中で上位につけました。

ダニール・クビアトは、FP3でマシンにオイル漏れが起き、パワーユニット交換を実施。
過去に使用したPUを使用するため、ペナルティーを受けることはありませんが、これによってFP3での走行時間を失ったクビアトは、Q1でわずか0.015秒差の16番手となり、Q2進出を果たせませんでした。

クビアト以外の3台は順当にQ2へ進出。
ここではガスリーがトップ10に迫るタイムをマークするも、0.119秒差の13番手でノックアウトとなります。
しかし、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)がギアボックス交換のペナルティーを受けて降格するため、明日の決勝は12番グリッドからスタートします。

Red Bull Racingの2台はQ3へ進み、1回目のアタックではフェルスタッペンがバルテリ・ボッタス(メルセデス)を上回り、4番手タイムをマーク。
アルボンは初走行となるシンガポールでマシンバランスにやや苦しみましたが、挽回を見せて6番手につけました。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(予選4位)

「ここに来るまでは、2列目よりも前のグリッドを狙えると思っていましたが、昨日走り始めてすぐの段階で、メルセデスとフェラーリが非常に速いことが分かりました。
僕たちも含め、どのチームも今日はさらに速くなることは分かっていましたが、ライバルの伸びの方が僕たちよりも明らかに大きく、僕たちにはポールポジションに挑戦できるほどの速さがありませんでした。
マシンのバランスは問題ないのですが、十分にグリップを得られなかったので、その点を分析する必要があります。
フェラーリが今日ポールを獲得するとは考えていませんでしたが、彼らは非常にいい仕事をしたと思います。
そして、僕たちもそれに追いつくためにさらにハードに作業しなければなりません。
ここにはフロントローを賭けて戦うつもりで来ましたし、自分たちと相性がいいと思っていた場所での4番グリッドは残念です。
ただ、自分たちのベストは尽くしましたし、少なくとも1台のメルセデスよりは前のポジションをとることができました。
レースではどんなことも起こり得ますので、明日は全力で戦うしかないと思っています」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(予選6位)

「Q1ではマシンがしっくりいかない感じがして、バランスに苦戦していました。
最後のアタックに向けていくつか変更を施したことで、マシンのパフォーマンスが向上して感触がよくなり、自信を取り戻しました。
これも学習の一環です。
僕は、このコースでマシンを速くするためにどうすべきかをどんどん学んでいます。
明日は戦略が重要になりますし、タイヤもそれほど持つようには見えません。
コースはとてもテクニカルですから、長く厳しいレースになると思います。
もちろん、もっと上のグリッドを獲得したかったですし、課題もありますが、今日はそれほど悪くない結果だと感じています。
よかった面にフォーカスしつつ、レース前には水風呂に入って6番手からの戦いに備えます」

【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(予選16位)

「予選については満足していません。
最後のアタックは失敗で、チェッカーを受けた瞬間にQ2へのチャンスはないだろうと思いました。
不運にもかなりのトラフィックの中へ出てタイムをロスしてしまい、さらにセクター1でエンジンスイッチの操作もあったため、それも影響してしまいました。
シンガポールのような一周ごとに状況が変化するサーキットで、FP3を走れなかったのはかなり痛かったです。
Q1でコースへ出たときにはうまくリズムに乗れず、マシンの間隔もあまりよくありませんでした。
明日はタフなレースになると思いますし、さまざまな波乱もあるでしょう。
それは僕らにプラスに働くかもしれないので、ポイント獲得のチャンスはあると思います」

【ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)】(予選13位)

「予選前から、トップ10入りを目指す中団の戦いはタイトになることは分かっていました。
Q1では9番手タイムをマークできましたが、Q2ではわずか0.1秒届かず、非常に惜しかったです。
僅差で目標達成を逃してしまうのは悔しいのですが、僕らはベストを尽くしたと思います。
明日は12番グリッドからスタートできるので、戦略的なオプションを確認し、どのスタートタイヤの選択でアドバンテージを得られるようにしていく必要があります。
明日は61周の長いレースで波乱も起きるでしょうから、できる限りプッシュしますし、クリーンなレースをして最後まで戦い続けることで、チームにポイントをもたらすことができればと思っています」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日の予選はフェルスタッペン選手がいつも通りの力強い走りを見せ、2列目スタートとなる4番グリッドを獲得しました。
また、アルボン選手は6番手と、初走行となるこの難しいサーキットで確実なパフォーマンスを見せてくれました。
クビアト選手については、FP3走行中にPUとシャシーのジョイント部の問題により、オイル漏れが発生しました。
予選までの時間を考慮し、PU交換を行うことに決定しました。
明日はコーナーの多いストリートコースでの戦いになりますので、あらゆる事態を想定し、万全の準備を進めます」

提供:本田技研工業(株)

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リカルド(ルノー)、決勝レース出走は認められる

FIA
マシンのレギュレーション違反により、予選失格となったルノー・チームのダニエル・リカルドについて、同チームから決勝レース出走の嘆願があり、検討した結果これを許可したことを明らかにした。

それによればリカルドは、これまでのこのイベントのフリー走行セッションにおいて、十分納得のいくタイムをマークしていたことが認められたというもの。
なお、ノータイムなのでグリッドは最後尾となる。

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リカルド(ルノー)、予選結果から除外(失格)に

FIA
シンガポールGPのレーススチュワード(審査委員)は、21日(土)行われた公式予選で、ルノー・チームのダニエル・リカルドのマシンにレギュレーション違反があったとして予選結果から除外したことを明らかにした。

それによればリカルドのマシンのMGU-K(運動エネルギー回生システム)に規定以上の出力が認められたというもの。
これによりリカルドがマークした予選タイムはすべて抹消、予選結果から除外されることとなった。

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ペレス(レーシング・ポイント)、5グリッド降格ペナルティ

FIA
シンガポールGPのレーススチュワード(審査委員)は、21日(土)行われた公式予選で、セルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)のマシンが規定に反してギヤボックスを交換したとしてグリッド5番降格のペナルティを科したことを明らかにした。

ペレスはフリー走行3回目セッション中、21コーナーで右側面を激しくウォールにヒット、ホイールなどを大きく損傷させたもの。
レギュレーションにより、ギアボックスは6戦連続使用が決まっているが、ペレスのギアボックスはまだ6戦に満たなかった。

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2019/09/21

シンガポールGP予選、ルクレール(フェラーリ)が3戦連続PP

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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21(土)21時(日本時間:22時)からマリーナ・ベイ特設コースを舞台に2019年F1第15戦シンガポールGPの公式予選セッションが行われた。
全20台によるQ1、15台によるQ2に続き、10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。

最初のアタックでベッテルがベストタイムを揃え、1'36.437のベストタイムを記録。
続いてルクレール、フェルスタッペン、ハミルトン、ボタス、アルボン、サインツ、ノリス、リカルド、ヒュルケンバーグの順。

2度のアタックの結果、ポールはフェラーリのシャルル・ルクレール。
実にベルギー、イタリアに続く3戦連続となるポールポジション獲得、前2戦はいずれもポールTOウィンを決めている。
自身通算では5回目の快挙となった。
2番手はベッテルをかわしてフロントロウに食い込んだハミルトン(メルセデス)。
そのベッテル(フェラーリ)は2度目のアタックでタイムが伸ばせず途中で断念、3番手に留まった。
4番手フェルスタッペン(レッドブル)、5番手ボタス(メルセデス)、6番手アルボン(レッドブル)でこれは自己最高位、7番手サインツ(マクラーレン)、8番手リカルド(ルノー)、9番手ヒュルケンバーグ(ルノー)、10番手ノリス(マクラーレン)というトップ10グリッドとなった。
明日の決勝レースは日曜日20時10分(日本時間:21時10分)から全61周で行われる。

シンガポールGP公式予選の結果はこちら
シンガポールGPの画像はこちら

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予選Q2、ここではフェラーリ勢が1-2タイム

引き続きシンガポールGP予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。

最初のアタックではルクレール、ハミルトン、フェルスタッペン、ボタス、ベッテルの順。
ライコネン(アルファロメオ)が珍しくウォールに左側面をヒットさせ、ホイールを損傷させている。

通算でもトップタイムを記録したのはルクレール(フェラーリ)で1'36.650。
2番手にベッテル(フェラーリ)が0.070秒差。
3番手ハミルトン(メルセデス)、4番手フェルスタッペン(レッドブル)、5番手ボタス(メルセデス)、6番手ノリス(マクラーレン)、7番手アルボン(レッドブル)、8番手サインツ(マクラーレン)、9番手リカルド(ルノー)、10番手ヒュルケンバーグ(ルノー)まで゛かQ3進出を決めた。

ここでの敗退はペレス(レーシング・ポイント)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)、ガスリー(トロ・ロッソ)、ライコネン(アルファロメオ)、そしてマグヌッセン(ハース)の5台となった。

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予選Q1、メルセデスAMGチームが1-2タイム

21日(土)21時(日本時間:22時)からマリーナ・ベイ特設コースを舞台に2019年F1第15戦シンガポールGPの公式予選Q1が始められた。
18分間で争われるここでは全20台中、下位の5台がノックアウトとなる。
セッション開始時の天候は曇り、気温は30度、路面温度35度、コースはドライコンディションとなっている。

最初のアタックではルクレール(フェラーリ)が1'38.014でトップに。
ベストタイムはボタス(メルセデス)で1'37.713。
2番手ハミルトン(メルセデス)、3番手ルクレール(フェラーリ)、4番手ベッテル(フェラーリ)、5番手フェルスタッペン(レッドブル)、6番手ノリス(マクラーレン)、7番手サインツ(マクラーレン)、8番手ヒュルケンバーグ(ルノー)、9番手ガスリー(トロ・ロッソ)、10番手アルボン(レッドブル)。

ここでの敗退はクビアト(トロ・ロッソ)、ストロール(レーシング・ポイント)、グロージャン(ハース)、ラッセル(ウィリアムズ)、そしてクビサ(ウィリアムズ)の5台となった。

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フリー3回目、ルクレール(フェラーリ)がトップタイム

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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21日(土)18時(日本時間:19時)からマリーナ・ベイ特設コースを舞台に2019年F1第15戦シンガポールGPのフリー走行3回目セッションが行われた。
セッション開始時の天候は曇り、セッション開始時の気温は32度、路面温度は40度、ドライコンディションと報告されている。

20分過ぎ、クビアト(トロ・ロッソ)が白煙を出しながらピットイン。
クビアトは前回もオイル漏れで同様のトラブルに見舞われている。
セッションも半ばに達した頃、クイックラップ中だった市街地コース得意のペレス(レーシング・ポイント)が右側面をガードレールにヒット、損傷させた。
コースにデブリ(破片)を撒いたため、セッションは一時赤旗中断になった。

ここでトップタイムを記録したのはルクレール(フェラーリ)で1'38.192。
これに0.207秒差の2番手にハミルトン(メルセデス)、3番手ベッテル(フェラーリ)、4番手ボタス(メルセデス)、5番手アルボン(レッドブル)、6番手フェルスタッペン(レッドブル)、7番手サインツ(マクラーレン)、8番手ノリス(マクラーレン)、9番手ヒュルケンバーグ(ルノー)、10番手がリカルド(ルノー)となった。
ガスリー(トロ・ロッソ)は12番手だったが、クビアト(トロ・ロッソ)のほうはノータイム、予選を前に気掛かりだ。
この後21時(日本時間:22時)から注目の公式予選が行われる。

シンガポールGPフリー走行3回目の結果はこちら
シンガポールGPの画像はこちら

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ホンダ系チーム、フリー走行コメント(9/20)

Honda F1 Staff (C)Honda Racing
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シンガポールGPの初日は、マックス・フェルスタッペンがFP1でトップタイム、FP2で2番手タイムを記録。
Hondaパワーユニットを搭載するAston Martin Red Bull RacingとRed Bull Toro Rosso Hondaは力強いスタートを切りました。

FP1では、フェルスタッペンの首位に加え、このサーキットで初の走行となるアレクサンダー・アルボンも5番手とRed Bull Racingの2台が上位につけます。
Toro Rossoも、ダニール・クビアトが9番手、ピエール・ガスリーはクビアトと0.072秒差の10番手となり、両チームともに好スタートを切りました。

照明が照らされる中行われたFP2でも、Honda PU勢は好調を維持。
フェルスタッペンは予選シミュレーションの走行を行い、ルイス・ハミルトン(メルセデス)から0.184秒差の2番手でセッションを終えました。
アルボンはFP2のセッション中、ターン10でバリアに衝突し、フロントウイングを破損しましたが、ウイングの交換後には再度5番手のタイムを記録しました。

一方、Toro RossoはガスリーがFP2で10番手、そこから0.076秒差の11番手にクビアトが続く結果となりました。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(1-2番手)

「いい初日になりました。
競争力もありましたし、マシンの状態はFP1、FP2ともに非常にいい状態でした。
予選のシミュレーションをしていたところ、最終セクターでトラフィックに引っかかってしまい、ハードタイヤと比べてコンマ2秒だけのタイムアップにとどまってしまいました。
もっとタイムアップを目指せたと思います。
ロングランでもショートランでも力強い走りができていると思いますが、ルイス(ハミルトン)もかなり速そうです。
コースは非常にバンピーで、攻略するのは簡単ではありません。
しかし、競争力のあるマシンで走れることは本当に楽しいです。
ここから改善できるものはいろいろありますが、今のところマシンの出来は95%くらいのところにあるので、予選やレースに向けてポジティブに感じています」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(5-5番手)

「いい滑り出しとは言えません。
特にロングランで、タイヤに問題を抱えていました。
しかし、僕は僕自身のパフォーマンスとマシンに慣れることにフォーカスしていて、マシンのフィーリングはいいです。
コースの攻略が簡単ではないので、僕にとって最も重要なのは、リズムをつかむことだと思います。
今日は残念なことにコースオフも喫してしまいました。
FP2ではプッシュしているときに、ロックアップしてしまい、バリアに当たって、フロントウイングを失ってしまうという状況でした。
少しだけ自信が揺らぐ部分がありましたが、その後のラップタイムとしては問題がなかったのはよかったと思います。
このサーキットでの走行は初めてですが、シミュレーションでの状況とよく似ていると感じています。
コースは非常にテクニカルで、コーナーも多いので一つのミスが命取りになります。
限界を攻めながらも、スムーズなドライビングが求められます。
それに、僕自身のみでなく、タイヤやブレーキへの熱対策も必要になります。
明日は2列目を目指して予選に挑みたいと思います」

【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(9-11番手)

「順調な初日になりましたし、セッションを通じてテストプログラムをやりきることができました。
明日に向けて、マシンバランスを改善するために、いろいろと仕事に取り組まなくてはなりません。
今日の結果には満足していますし、明日に向けてマシンをよりよくするためにも、明日はさらに学ぶことが出てくると感じています。
タイムはまだまだ上げられると思いますし、そのために最善を尽くそうと思います」

【ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)】(10-10番手)

「いい初日を送ることができました。
セッションではいくつかのテストを行いましたが、マシンを改善するために、今夜いくつか対策を打つ必要があります。
両セッションともにトップ10に入ることができ、幸先のよいスタートとなりました。
ペースも悪くないと思います。
予選は非常にタイトな戦いになると思うので、明日上位に進出するために、今日のデータをしっかりと分析することが重要になると思います。
マシンの感触がいいですし、自信を持って臨むことができています」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のシンガポールGP初日は、FP1で4台がトップ10に入り、気温が下がり決勝や予選に近いコンディションになったFP2でも、両チームともに競争力のある走りをみせることができました。
明日以降に向けていいスタートを切ることができましたので、予選でも今日のようなパフォーマンスを発揮できればと考えています」

提供:本田技研工業(株)

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ペレス(レーシング・ポイント)に戒告処分

FIA
シンガポールGPのレーススチュワード(審査委員)は、20日(金)行われたフリー走行2回目セッションの際起きた、21コーナーでのセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)とケビン・マグヌッセン(ハース)の間のインシデント(出来事)について車載カメラや無線記録等を検証した結果、ペレスの側に非があったとして戒告のペナルティを科したことを明らかにした。

ペレスへの戒告はこれが今季初めてとなる。

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燃料温度違反でメルセデスAMGチームに罰金

FIA
シンガポールGPのレーススチュワード(審査委員)は、20日(金)行われたフリー走行1回目セッションの際、ルイス・ハミルトンのマシンの燃料温度にレギュレーション違反があったとして罰金5,000ユーロ(約59万円)を科したことを明らかにした。

F1規定では、マシンに給油される燃料の温度は周囲の気温に連動して制限されているが、今回は規定に反して周辺気温より少なくとも11度以上低かったという。
(燃料を冷却すると体積が減り、より多くの量を給油できまた効率も良くできる)

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ハースF1、ロマン・グロージャンの残留を決める

Romain Grosjean (C)Haas F1 Team
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来季、ロマン・グロージャンに代えてルノー・チームからニコ・ヒュルケンバーグの加入が有力視されていたハースF1チームだが、20日(金)一転グロージャンの残留を明らかにした。

これにより複数年契約ですでに来季のシートが決まっていたケビン・マグヌッセンとのコンビネーションが来年も続くこととなった。
マグヌッセンとグロージャンとはしばしばチーム内バトルにより不穏な空気になることもあったが、それ以上にマグヌッセンとヒュルケンバーグとの間に確執があることが発覚、上層部の判断に影響を与えたようだ。
マグヌッセン&グロージャンのコンビは来季4シーズン目を迎えることになる。

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2019/09/20

フリー2回目、ハミルトン(メルセデス)が最速に

Marina Bay Circuit (C)Pirelli Motorsport
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20日(金)20時30分(日本時間:21時30分)からマリーナ・ベイ市街地特設コースを舞台に2019年F1第15戦シンガポールGPのフリー走行2回目セッションが行われた。
セッション開始時の天候は曇り、開始時の気温は29度、路面温度34度、コースはドライコンディションと報告されている。

セッションはライコネン&ジョビナッツィのアルファロメオ勢を先頭にコースイン。
20分ほど経過したところでアルボン(レッドブル)がフロントノーズを破損させイエローコーションに。
90分間のセッションを終えトップに立ったのはここで4勝を記録しているハミルトン(メルセデス)で1'38.273のベストタイム。
2番手はフェルスタッペン(レッドブル)で0.184秒の差、3番手ベッテル(フェラーリ)、4番手ボタス(メルセデス)、5番手アルボン(レッドブル)、6番手ルクレール(フェラーリ)、7番手サインツ(マクラーレン)、8番手ヒュルケンバーグ(ルノー)、9番手ノリス(マクラーレン)、10番手ガスリー(トロ・ロッソ)となった。
クビアト(トロ・ロッソ)は11番手、マグヌッセン(ハース)は19位と苦戦した。
明日はフリー走行3回目と公式予選が行われる。

シンガポールGPフリー走行2回目の結果はこちら
シンガポールGPの画像はこちら

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フリー1回目、フェルスタッペン(レッドブル)がトップ

Marina Bay Circuit (C)Pirelli Motorsport
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20日(金)16時30分(日本時間:17時30分)からマリーナ・ベイ市街地特設コースを舞台に2019年F1第15戦シンガポールGPのフリー走行1回目セッションが行われた。
セッション開始時の天候は曇り、開始時の気温は22度、路面温度32度、コースはドライコンディションと報告されている。

ピレリは今回、C1からC5まで5種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC3、ミディアムのイエローにC4、そしてレッドのソフトにC5という最も柔らかい部類に位置する3種類のタイヤを選択・持ち込んでいる。

ここ2戦でいずれもポールTOウィンと絶好調のルクレール(フェラーリ)がギヤボックスにトラブルを訴えて周回を伸ばせなかったことが不安要因。
またメルセデスのボタスがセッション中盤にクラッシュ、こちらも気掛かりだ。

そんな中、トップタイムを記録したのはこのコースを伝統的に得意にしているとされるレッドブルのフェルスタッペン、1'40.529をマークした。
2番手に0.167秒差でベッテル(フェラーリ)、3番手ハミルトン(メルセデス)、4番手ボタス(メルセデス)、5番手に初挑戦のアルボン(レッドブル)、6番手ヒュルケンバーグ(ルノー)、7番手サインツ(マクラーレン)、8番手ノリス(マクラーレン)、9番手クビアト(トロ・ロッソ)、10番手ガスリー(トロ・ロッソ)とホンダ・パワー勢は4台すべてがトップ10以内に位置した。
このあと20時30分(日本時間:21時30分)からフリー走行2回目セッションが行われる。

シンガポールGPフリー走行1回目の結果はこちら
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シンガポールGPのピットレーン制限速度は60キロに

FIA
シンガポールGPのレーススチュワード(審査委員)は、FIA(国際自動車連盟)セーフティ・デレゲートの史上初によりこの週末のピットレーン制限速度を通常の80キロから60キロへと変更することを明らかにした。

通常はモナコGPの60キロを除き80キロとされている。
なおシンガポールGPでは昨年のイベントでも60キロに変更されたが、その結果多くの速度違反者を出すこととなっている。

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ウィリアムズ、ロバート・クビサの今季末離脱を正式発表

Robert Kubica (C)Williams F1
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19日(木)、ウィリアムズ・チームは同チームのレースドライバーであるロバート・クビサ(34歳:ポーランド)の今季末でのチーム離脱を正式発表した。

2006年に当時のBMWザウバー・チームから21歳の若さでF1デビューを果たしたクビサは翌々年ワークスとなったBMW・チームで初優勝を遂げるなど将来を嘱望された。
しかし2010年のオフにトレーニングのため出場したラリーで大クラッシュ、大怪我を負って一時は再起不能とされた。

その後リハビリテーションを重ねてなんとかレース復帰まで回復、最後に属したルノーなどでテストをするまでになり、2019年はついにウィリアムズ・チームでF1レース復帰を果たしていた。
ただ今季は『FW42』の極端な戦闘力不足もあり思うような戦績を上げることができないでいたもの。

今後の活動について本人は明らかにしていないが、事実上の引退になる可能性が高い。

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ダニエル・リカルド、「ルノーでの仕事に満足」

Daniel Ricciardo (C)Renault Sport F1
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数々の勝利を勝ち取ったレッドブルから離れ、今季ルノー・チームへの移籍を果たしたダニエル・リカルド(30歳:オーストラリア)だが、周囲の懸念を一蹴、新天地での仕事に満足しているところをみせている。

「僕はここに乗り継ぎのために来た訳じゃない。
自分の責務は、このチームをさらに一段上に引き上げることだと思っている。
つまりルノーを一流のチームにするために、真剣勝負で来ているんだ。
今シーズンここまでの戦いにはほぼ満足しているよ。
チームみんなの努力があって、モンツァ(イタリアGP)では4-5位というこれまでで最高の成績を収めることができたからね。
これからはもっと上を見据えていくよ」と、通算7勝のリカルド。

リカルドのルノーとの契約は来年までの2年間。
来季のチームメイトは現在のヒュルケンバーグからオコンへと替わることがすでに決まっている。

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2019/09/19

シンガポールGPの週末、いまのところ雨はなし

Marina Bay Circuit (C)Pirelli Motorsport
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今週末行われる。2019年F1第15戦シンガポールGPの舞台地であるマリーナ・ベイ特設サーキットの天気について、地元気象台は週明けは雨になるもののフリー走行の金曜日、公式予選の土曜日そして決勝レースの日曜日いずれも概ね曇りであり、いまのところ雨にはならないとしている。
ただ東南アジア特有のスコールは覚悟が要りそうだ。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
9月20日(金) フリー走行 晴れ時々曇り 27- 32度 20%
9月21日(土) 公式予選 晴れ時々曇り 27- 32度 10%
9月22日(日) 決勝レース 晴れ時々曇り 27- 32度 20%

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メルセデスが来季ルノーのオコンに厳格な対応

Esteban Ocon (C)Mercedes Motorsport
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昨季限りでF1のシートを失ったエステバン・オコン(前フォース・インディア)について、積極的なバックアップを行ってきたメルセデスAMGチームだが、来季ルノー・チーム入りが決まったいま、その対応に変化が表れたようだ。

これは同陣営のトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターが明らかにしたもの。
「F1においては契約は厳格なものだ。
堅実な契約がある以上、所属チームのため献身的に働かなくてはならないよ。
来季のルノー入りが決まったとしても、ルノーのために働けるのはわれわれとの契約が終わってからだ。
ルノーはわれわれのライバル・チームの一つだからね。
この世界、現実というのは厳しいものなんだ」

具体的にはシーズン終了後に予定されるアブダビ合同テストでルノーのマシンに乗ることは許されないようだ。
その一方で今シーズンの残りのメルセデスでの仕事についても制限されると、さらに厳しいところをみせた。

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シンガポールGPのスチュワードにミカ・サロ氏

Mika Salo (C)Redbull Racing
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FIA(国際自動車連盟)は今週末行われるシンガポールGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元フェラーリ等のF1ドライバーであるミカ・サロ氏(52歳:フィンランド)を指名したことを明らかにした。

サロ氏がスチュワードを務めるのは今年のモナコGPに続くもので今季3度目、自身通算18回目ということになる。

日本女性と結婚するなど親日家として知られるサロ氏は1994年に当時のロータス・チームからF1デビュー、その後ティレルやアロウズ、フェラーリ、ザウバー等を経て、最後はトヨタまで100戦以上出走。
最高位はフェラーリ時代に記録した1999年ドイツGPの2位(フェラーリ)、またトヨタ時代には2回のポイント獲得をもたらせた。
(フェラーリの2位は首位走行中、チームオーダーに従ったもの)

なお今回FIA(国際自動車連盟)側の役職者としてスチュワードを共に務めるティム・メイヤー氏は元マクラーレン・チーム代表だったテディ・メイヤー氏の子息だ。

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拡大するF1レース数に懸念の声

Japanese GP (C)Ferrari S.p.A
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F1グランプリはここ数年20戦以上が定着、来シーズンはさらに増えて少なくとも年間22戦が予定されている。
こうした状況についてはメカニックやスタッフの負担増加を懸念する声が聞かれている。
今回声を挙げたのはマクラーレン・チームのカルロス・サインツだ。

「F1の開催数はもう限界に達していると思うな。
ドライバーとしての立場だけで考えるなら、まだあと数戦増やして24でも25でも構わない。
ドライバーは身一つでヘルメットを抱えていけばいいだけだからね。
でも、スタッフはそうは行かない。
レースが終わったらすぐマシンを分解、荷物を片付けて膨大なコンテナにまとめて飛行機に載せなければいけない。
次戦の地に着けば、今度はその逆さ。
毎晩遅くまで作業をして終わればホテルにとんぼ返り。
ましてや2週連続開催だなんて、考えただけでもぞっとするよ。
そうしたことを考えれば、開催数はすでにもう限界に達しているんだろうね」

日本にF1が初めて鈴鹿サーキットに来た1987年当時、年間開催数はわずか16戦だったが、その後拡大の一途を辿っている。

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2019/09/18

ヒュルケンバーグ(ルノー)のハースF1入りに問題点

Nico Hulkenberg (C)Renault Sport F1
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今シーズン、メルセデスAMGチームに籍を置きながら浪人生活を送っていたエステバン・オコンがルノー・チーム入りを決めたことでシートを失うこととなったニコ・ヒュルケンバーグだが、当初噂されていたハースF1チーム入りが難航している。
これまではロマン・グロージャンと入れ替わり、ヒュルケンバーグがケビン・マグヌッセンと組むものとみられていたが、いまだに正式アナウンスはないまま。

これについてドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』は、以前からの二人の確執が障害になっているのでは、との見方を示している。
それによれば2017年シーズン、マグヌッセンとヒュルケンバーグはしばしばコース上でバトルを演じ、お互いに関係は良くないという。
そこでヒュルケンバーグのチームメイトとしての加入にマグヌッセンが難色を示しているというものだ。
ハースF1チーム首脳は解決に向け頭を痛めていると伝えられる。

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ハースF1、新カラーリングをお披露目

Haas 『VF-19』(C)Haas F1 Team
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ハースF1チームは、タイトル・スポンサーである『リッチ・エナジー』との契約を解消。
これに伴い今週行われるシンガポールGPから新しいカラーリングに変更するとしたが、17日(火)これをお披露目した。

ただ基本的にこれまでのブラックとゴールドのカラーリングを継続していて、変更点はリッチ・エナジーのロゴを配したということで見た目にそれほどの変化は感じられないものとなっている。

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FIA、イタリアGP予選劇の再発阻止に動く

Image (C)Pirelli Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)は、先のイタリアGP公式予選Q3で起きた予選での混乱について言及、「茶番の再現を許さない」との姿勢をみせている。

このイタリアGP予選では、路面の状況や前車のスリップストリーム効果を考えてか、各車ぎりぎりまで2度目のコースインを遅らせ、入ってからも激しい順位の入れ替えが繰り返され、結局ほとんど全車がチェッカーフラッグに間に合わないという前代未聞の椿事が起きたもの。

これについてジャン・トッドFIA会長は、「少しでも有利にしたいというドライバーの気持ちはわかるが、行き過ぎたポジション争いは自らを危険に陥れる可能性もある。
今後チーム側とも協議した上で、早急に対策を考えたい」と、改定に意欲をみせた。

FIAによればすでにいくつかのアイデアが提案されていて、シンガポールGPの場で俎上に上げられるとのことだ。

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2019/09/17

トッド/FIA会長、ルクレール(フェラーリ)を高く評価

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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ベルギーGPでF1初勝利を収めると、次のイタリアGPでも連続ポールTOウィンと、すっかり覚醒した感のあるフェラーリ・チームのシャルル・ルクレール(21歳:モナコ)について、元同チーム代表で現在FIA(国際自動車連盟)の会長を務めるジャン・トッド氏が次のように言及している。

「ルクレールの強さは本物だね。
彼には単にスピードだけでなく、チャンピオンシップを勝ち取るメンタルの強さがある。彼がこの先もっと経験を積んでいけば、やがてかつてのミハエル・シューマッハのようにチームを引っ張るようになる。
そしてその時フェラーリのマシンに速さがあれば、歴史に残る偉大なチャンピオンになる可能性があるよ」と、ドイツの専門誌『アウト・ビルト』で称賛した。

ただルクレールのマネージメントをトッド氏の子息であるニコラス・トッド氏が行っているという背景を多少考慮する必要もありそうだが。

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ハースF1、冠スポンサー解消後も現行カラーリングで

Kevin Magnussen (C)Haas F1 Team
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ハースF1チームは、タイトル・スポンサーである『リッチ・エナジー』との契約を解消したことを明らかにしたが、その後も現行のブラックとゴールドのカラーリングを継続していくことを示唆した。

本来、ホワイトベースだった同チームのカラーリングは、リッチ・エナジーのタイトル・スポンサー就任と共に同社のエナジードリンクに採用されているブラックとゴールドのカラーリングに変更されていた。
今週のシンガポールGPでは、同じカラーリングではあるものの、リッチ・エナジーのロゴはすべて外されるという。

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シンガポールGP、各チームのタイヤ選択

Singapore GP Tyre (C)Pirelli Motorsport
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今週末行われるF1第15戦シンガポールGPに持ち込む3種類のタイヤと各ドライバーによる選択がピレリから発表されている。

今回の舞台は市街地特設コースとして知られるマリーナ・ベイ・サーキット。
ピレリはグリップが低い路面とあってハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)にそれぞれC3、C4、そしてC5という最も柔らかい部類の3種類のコンパウンドを選択した。
このうち予選Q3ではC5を必ず使用しなければならない
また決勝レースではC3とC4のいずれか1セットを使用しなければならないことになっている。

主要3チーム6人の選択では、メルセデスがメインとなるソフトが8セットなのに対し、フェラーリは9セット、レッドブルは10セットと分かれた。
ミディアムはメルセデスらの3セットがレッドブルは1セットのみ。
ハードではフェラーリだけが1セットと選択を異にしている。

シンガポールGPは9月22日(日)決勝レースという日程で開催される。

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2019/09/16

ジョビナッツィ(アルファロメオ)、残留に自信みせる

Antonio Giovinazzi (C)Pirelli Motorsport
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2017年に当時のザウバー・チームからF1デビュー。
今季はベテラン、キミ・ライコネンのチームメイトとして新生アルファロメオ・レーシングのレースドライバーを務めるアントニオ・ジョビナッツィ(25歳:イタリア)だが、両者の成績の違いは明白となっている。
そのためジョビナッツィは今季限りでシートを失うのでは、という見方が広まっているが、これについて当のジョビナッツィは来季の残留に自信をみせている。

「ベルギーGPでは確かにミス(残り2周でクラッシュ)したけれど、その分はイタリアの9位入賞で取り戻したと考えているよ。
チーム内部からも称賛されたし、今はとても良い雰囲気だ」と自讃するジョビナッツィ。

ただライコネンが堅実なドライビングで8回もの入賞を重ねているのに比べ、ジョビナッツィのわずか2回というのは明らかに見劣りがするものだ。
獲得ポイントも31対3と大きく開いている。

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アルド・コスタ氏(メルセデス)、ダラーラ社へ

Aldo Costa (C)Ferrari S.p.A
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このところメルセデスAMGチームから離脱の噂が絶えなかったアルド・コスタ氏(イタリア)が、レーシングカー・コンストラクターとして名高い『ダラーラ社』に移籍することが明らかとなった。

元々フェラーリ・チームで設計部門にいたコスタ氏はメルセデスAMGチームに移籍してエンジニアリング・ディレクターに就いたものの「家族との時間を過ごしたい」としてイタリア勤務復帰を望んでいるとのことで、フェラーリ復帰がささやかれていたもの。

今回同じイタリアでもダラーラになった裏には、機密情報の漏洩を警戒するメルセデス側の抵抗があったものと推察される。
ダラーラではF2やF3だけでなくインディカーなどのほとんどでシングルシーター・シャシーを独占供給するだけでなく、F1でも一部チームのシャシー設計を肩代わりしているとされる。
新天地では同氏は開発の最高責任者としての職務が期待されている。

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マクラーレン、すでに来季準備態勢に移行

Andreas Seidl (C)Porsche AG

一昨年のコンストラクターズ・ランキング9位、そして昨年の同6位という不振から今季は一転ビッグ3に続く4位と健闘しているマクラーレン・チームだが、メディアからは同じPU(パワーユニット)を搭載するルノー・チームの猛追に質問が集まっている。
しかしこれについて今年5月からチームの指揮を執っているアンドレアス・ザイドル代表は、次のように余裕のあるところをスペイン『マルカ』紙にみせた。

「われわれの目標はランキング4位をルノーと争うことではないんだ。
長年F1の歴史を作ってきた名門として、チャンピオンシップ争いをリードすることにある。
そのためにわれわれはすでにマシン開発の目標を来シーズンに切り換えている。
もちろんシーズン終了まで手を抜くことはないが、大事な目標はもっと先にあるということ」と、前ポルシェ・チーム監督。

ただコンストラクターズ・ランキング4位と5位では報酬の大きな差があり、ビッグチームとしても今後の成り行きを無視することはできない筈だ。

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2019/09/15

ハースF1、2020年のレースドライバー決定に苦慮

Romain Grosjean (C)Haas F1 Team
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ルノー・チームが2020年のドライバーとして、ダニエル・リカルドとそのチームメイトとして元フォース・インディアのエステバン・オコンの加入をすでに正式発表しているが、これにより同チームのシートを失うこととなったニコ・ヒュルケンバーグの来季去就についてはまだ明確になっていない。

これまでヒュルケンバーグはハースF1チームに移籍、ケビン・マグヌッセンのチームメイトとして現ロマン・グロージャンのシートに就くのではと噂になっていたが、ここに来て同チームではどちらのドライバーにするか選択に迷っていると伝えられている。

同チームの設立者であるジーン・ハース/オーナーによる最終決定に時間が掛かっていることについて、現場の責任者であるギュンター・シュタイナー代表は、「グロージャンにせよヒュルケンバーグにせよ、彼らにとってのF1人生を左右するような決定になるとみられるので慎重にならざるを得ないのだろう」と、推察している。

今季のF1も残り7戦、いずれのドライバーにとってもドライバー生命を左右する正念場になることは間違いない。

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ライバルチームはベッテル(フェラーリ)の復活を確信

Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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チームメイトである新人のシャルル・ルクレールが2戦連続のポールTOウィンを果たすなど、完全に脱皮したのに対し、エースである筈のセバスチャン・ベッテルはほぼ1年間勝利から離れるなどすっかり影を潜めている。
そればかりか不注意なドライビングからペナルティを重ね、スーパーライセンス停止リストの筆頭という不名誉な面で名を挙げる結果となってしまっている。

口さがないイタリア・メディアからは「すでにベッテルは峠を越えた。
もうやる気を失った」など酷評が浴びせられている始末だ。
しかしライバル陣営からはまだまだ警戒の声が健在のようだ。
メルセデスのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターは次のように語っている。

「彼は4回もこの世界で頂点に立ったドライバーなんだ。
決して侮らないほうがいい。
確かにしばらく悪いレースが続いたが、何かのきっかけさえあれば彼は間違いなく復活する。
彼はそれだけの能力を持ったドライバーだからね」

ベッテルはレッドブルで最後にタイトル獲得した翌年(2014年)、新人のダニエル・リカルドがいきなり3勝を挙げた一方で無勝利に終わり、結局チームを離れる原因となった経験がある。

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プロスト氏(ルノー)、「オコン起用の理由は前向きだから」

Esteban Ocon (C)Renault Sport
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元4回のチャンピオンで現在ルノー・スポールの非常勤取締役に就くアラン・プロスト氏が、ニコ・ヒュルケンバーグに替わり来季ルノー・チームのドライバーとして契約を結んだエステバン・オコン(元フォース・インディア)について、イタリアの『スカイ・イタリア』でレースに対する姿勢の違いを理由のひとつに挙げた。

「ヒュルケンバーグは能力もまた実籍もあるドライバーだが、しばしば悲観的でマイナス思考な部分がある。
レーシング・チームはどこも悲観的なドライバーなど望んではいない。
それじゃ勝てるものも勝てないし、何よりチームの雰囲気が暗くなってしまうからね。
その点、オコンは素晴らしく前向きだ。
残念なことにこの1年走れずにいたことが彼をそうさせているんだろう。
われわれはシャシーの面でもまたPU(パワーユニット)の面でも大きく進化しているが、彼はそれを十分に引き出してくれることだろう」

オコンがメルセデスの開発ドライバーとして経験を積んだことも新天地ルノーで役立つに違いない。

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2019/09/14

メルセデス、2021年以降の新契約でもF1関与が明らかに

S.Moss & L.Hamilton (C)Mercedes Motorsport
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別掲のようにウィリアムズ・チームは2025年末までのPU(パワーユニット)供給契約についてメルセデス・モータースポーツと合意したことを正式発表したが、これによりメルセデス自身が少なくとも2025年末までエンジン・サプライヤーとしてF1に関与することが図らずも確定したことになった。

F1は2021年に大幅にレギュレーションを変更予定、F1チームとの契約も新たに結ばれるすることになっているが、これまでまだメルセデスAMGチームを含めF1活動を継続するか明確にしていなかった。
現在F1で大きな重責を担うメルセデスが2021年以降もとりあえずエンジン・サプライヤーとしての活動が継続されたことはリバティ・メディアやF1にとって力強いニュースと言えそうだ。

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「アルボンは来季もレッドブル」と、トロ・ロッソ代表

Franz Tost (C)Scuderia Toro Rosso
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レッドブル・レーシングでは、フェルスタッペンのチームメイトだったダニエル・リカルドがルノー・チームへと移籍した後、ピエール・ガスリー、そしてアレクサンダー・アルボンと短期間にその座が入れ替わってきた。
しかしこれについてトロ・ロッソの代表であるフランツ・トスト氏は、来季もアルボンがレッドブル・レーシングに残留するとの見通しを示した。

これは英『ロイター』の質問に答えたもので、その中でこのベテラン・オーナーは「アルボンが来年トロ・ロッソに戻って来るかって?
残念ながらそれはないだろう。
彼はもうわれわれの手の届かないところに行ってしまったんだ。
それもこの世界の掟というもの」と、述懐。

ただそれでも、「レッドブルが他所から別のドライバーを連れてくるよりはずっと光栄なことだよ」と、繰り返される展開を誇った。
これまでトロ・ロッソはベッテルやリカルド、それにフェルスタッペンなど多くの才能ある若手ドライバーをレッドブル・レーシングに輩出してきている。

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ウィリアムズ、2025年までメルセデス・エンジン契約

Williams Factory (C)Williams F1
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ウィリアムズ・チームは2020年末までとされる現在のエンジン供給契約をさらに5年間延長、2025年末までとしたことを正式発表した。

有力なプライベートチームとして実績を持つウィリアムズ・チームは2014年からメルセデス・モータースポーツとの間でエンジン・サプライヤー契約を結んでいるが、これにはかつてウィリアムズに在籍したトト・ウォルフ氏(現メルセデス・モータースポーツ/エクゼクティブ・ディレクター)の果たした役割が大きいとされる。

しかし同チームは現在極端な不振が続いていて、一部にはルノー製パワーユニットへのスイッチも噂に上がったが、今回長期契約が結ばれたことによりメルセデス側からのさらなるテコ入れが期待される。

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2019/09/13

ピレリの18インチタイヤが晴れの門出

Pirelli 18inch Tyre (C)Pirelli Motorsport
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F1は2021年シーズンよりこれまで信奉してきた13インチ径タイヤから離れ、いよいよ時代の趨勢とも言える大径(18インチ)タイヤに変更される。

引き続きF1に独占供給が決まっているピレリタイヤでは、これに先駈け初となるタイヤテストを敢行した。
場所はF1フランスGPの開催地ともなったポールリカール・サーキットで、マシンはルノーが特別に用意したものでコクピットにはロシアのセルゲイ・シロトキンが収まった。

なおこのテストでは2020年仕様のタイヤテストも行われ、こちらはメルセデスAMGチームのマシンで同チームのエステバン・オコン(フランス)がステアリングを握っている。

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メルセデスのフォーミュラEチームが発足

Mercedes Formula_E (C)Mercedes Motorsport
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2019/2020年シーズンの『フォーミュラEシリーズ』への参戦を決めているメルセデス・モータースポーツが、このほどドイツ・フランクフルトの国際モーターショーで体制のお披露目を行った。

そのカラーリングはF1のメルセデスAMGチーム・マシンを彷彿とさせるものでイメージを重ねたことが想像される。
まおドライバーには元マクラーレンのストッフェル・バンドーン(ベルギー)というベテランと、目下F2でポイント・リーダーの若手ニック・デ・フリース(オランダ)の組み合わせになっている。

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ノリス(マクラーレン)、ルノーの追い上げにも動ぜず

Lando Norris (C)McLaren Group
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今回のイタリアGPでは予選からルノー・チームの2台が躍進。
決勝レースでも、表彰台こそ逃がしたもののフェラーリ1台、メルセデスの2台に次ぐ4-5位でフィニッシュしてみせた。

これにより同じルノー製パワーユニットを搭載するコンストラクターズ・ランキング4位のマクラーレン・チームが1ポイントの増加に留まったのに対し、ルノーは2台で一気に20ポイントを積み増して4位にジャンプしてみせた。
ランキングを6位から5位に上げたルノー陣営の喜び様は格別のものとなっている。

しかしこれについてマクラーレン・チームの新鋭ランド・ノリスは、「今回はたまたまコースがルノーのマシンに合っただけ。
われわれとのポイント差はまだまだ大きいしどうということはない」と、気にしていないことを強調している。
目下マクラーレンの83ポイントに対しルノーは65ポイントとなっている。

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2019/09/12

ウィリアムズ・グループ、今年上期大幅損失に

williams_600thGP (C)Williams F1
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F1のウィリアムズ・チームを含むグループの運営母体である『WGH』(ウィリアムズ・グランプリ・ホールディングス)が2019年前半の中間決算を発表した。
それによれば、残念ながらこの6か月の間に計1,880万ポンド(約25億円)もの財政損失を出したということだ。

その主な原因としては、なにより中核であるF1チームの戦績不振が挙げられている。
レース結果の不振は単に入賞賞金が減額になるだけでなく、リバティ・メディアとの契約によるコンストラクターズ年間報奨金、そして成績条項によるスポンサーからの収入源など悪影響は計り知れないものになっている。

そんな中でただ良いニュースはF1チームのタイトル・スポンサーである『ロキット』との契約がさらに2年間延長で合意できたことか。

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ルノー・スポール、すでに「1,000馬力突破した」と豪語

Renault Duo (C)Pirelli Motorsport
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PU(パワーユニット)の出力がラップタイムに大きな影響力を持つとされるモンツァ・サーキットで4-5位と、ワークス復帰以来最高となる成績を挙げたルノー・チームでは未だにその余韻が収まらないようだ。

これについてルノー・スポールのシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターは次のようにフランスの専門紙『オート・エブド』に語っている。
「われわれのエンジンがすでに1,000馬力を越えたと言った時、これを揶揄する発言が繰り返されたことは知っているよ。
しかしそれが決してフロックでなかったことは、今回のレースで証明された。
われわれを貶めたい人たちにとって、それは残念ながら不本意なものだったろうがね」

ルノーが1,000馬力越えを表明した時、他陣営からはGPSデータ等を元に懐疑的な評価で一致していた。

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ミハエル・シューマッハ、極秘で『幹細胞治療』の噂

S.Vettel & M.Schumacher (C)Race of Champions Org.
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2013年のスキー事故以来、治療と療養が続く元7回のF1チャンピオンであるミハエル・シューマッハ氏(50歳:ドイスツ)については、現在スイスの自宅で療養中とされてきたが、このほどパリの病院に入院したとの報道が流れて注目を集めている。

それによれば入院したのはパリの『ジョルジュ・ポンピドゥー欧州病院』、ここに9日(月)身元を隠したままの患者が運び込まれたのが目撃され、これがミハエル・シューマッハ自身なのではないか、というもの。
シューマッハの家族とマネージメント・チームは一切の情報を秘匿しているため真相は明らかでないが、噂ではここで『幹細胞治療』を受けるとされる。

なお同氏の子息ミック・シューマッハ(20歳)は、現在F1傘下のF2シリーズに参戦、目下、ランキング11位と苦戦している。
ちなみに同年代の時ミハエルはまだF3ドライバーだった。

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2019/09/11

メルセデス首脳、「満足すべき結果だが、不満は残る」

Race Battle (C)Pirelli Motorsport
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計53周に渡ったイタリアGPのバトルだったが、メルセデスAMGチームにとっては2-3位と結局予選結果と同じものだった。
これについてメルセデス・モータースポーツのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターは複雑な表情をみせた。

「もしもレースをやる前に『2-3位というW表彰台はどうだろうと』という打診を受けていたなら、多分喜んでそれを受け入れていたと思うんだ。
しかし実際にはあれだけルクレール(フェラーリ)を追い続けて、しかもこちらはハミルトンとボタスがそれぞれ入れ替わって襲い掛かったのについに捉えることがてきなったという現実はなかなか受け入れがたいものだ。
ベルギーに続くこうした状況を打破しなければ、われわれのタイトル獲得だって危ういものになる」と、ウォルフ氏。

中でも有利なタイヤ状況でテール TO ノーズに追い込みながらミスしてルクレールを取り逃がしたボタスについては不満が残っているようだ。

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今回も最速ピットストップはウィリアムズ・チーム

Pitstop Scene (C)Williams F1
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今回のイタリアGPでもウィリアムズ・チームによるピットストップの作業タイムが全チーム中最速だったことがわかった。

それによれば44周目にロバート・クビサに対して行った2度目のピットストップで、同チームは2.15秒を記録したとのこと。
前回のベルギーGPでは2.02秒だった。

今回2番手は27周目にバルテリ・ボタスがピットインした際のメルセデスAMGチームで、2.28秒というものだった。
ちなみに全体の最速タイムは今年ドイツGP(フェルスタッペン)でレッドブル・レーシングが記録した1.88秒となっている。

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ニコラス・ラティフィ、来季ウィリアムズ・チーム内定の噂

Nicholas Latifi (C)Williams F1
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今シーズン、すでに金曜日のフリー走行セッションに出走するなど実績を踏んでいるカナダの若手ドライバー、ニコラス・ラティフィ(23歳)だが、いよいよ来季ウィリアムズ・チームからの参戦が現実のものになるようだ。

これは同チームの関係者が示唆したもので、ジョージ・ラッセル(20歳:イギリス)のほうは2020年末までの2年契約があることから、ラティフィが座るのは1年契約であるロバート・クビサのほうのシートということになる筈だ。

なおラティフィの父親であるマイケル・ラティフィ氏は大富豪として知られており、実際現在マクラーレンの共同オーナーとなっていることから、ラティフィにはランス・ストロール(レーシング・ポイント)同様、自身の実力を示す必要がありそうだ。

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2019/09/10

リッチ・エナジー、ハースF1へのスポンサー契約終了

Rich Energy (C)Haas F1 Team
今シーズン、ハースF1チームにタイトル・スポンサーとして契約を結んでいたエネルギードリンク企業の『リッチ・エナジー』だが、今シーズン末をもって契約を終了することを明らかにした。

両者の声明では「友好的発展」とされているが、リッチ・エナジー社内の経営を巡るトラブル、ハースF1チームの想像以上の戦績不振などいずれの側にも問題があったのは事実。
残念ながら期待されたプロジェクトはうまくいかなかったようだ。

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ベッテル(フェラーリ)の出場停止処分が現実の危機に

FIA
決勝レース序盤に単独スピン、コースに復帰する際にストロール(レーシング・ポイント)と接触するなど危険な合流をしたとして、イタリアGPのレーススチュワードはフェラーリ・チームのセバスチャン・ベッテルに対し10秒のストップ&ゴーのペナルティを科したが、レース後さらにペナルティ・ポイント3点を通告した。

ペナルティ・ポイントは連続した12か月間に計12ポイントに達すると1レース・スーパーライセンスが停止されるため出場停止となるが、ベッテルはこれで計9ポイント。
もう一回同等のペナルティを重ねた場合、いよいよ12点が現実のものとなった。
この制度がスタートして以来、これまで出場停止となったケースはまだ一回もない。

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ワークス復帰後最高成績に湧くルノー・チーム

Renault Duo (C)Pirelli Motorsport
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ライバルであるホンダF1が今回数々の不運に見舞われて思うような戦績を上げられなかったのに対し、ルノー・チームは2台共が完走。
表彰台こそ逸したものの、ダニエル・リカルドが4位、ニコ・ヒュルケンバーグも5位と揃って入賞、一気にチャンピオンシップ・ポイント22点を獲得してみせた。
これは2016年に当時のロータス・チームを買収してワークス参戦に復帰して以来、最高の成績になるものだ。

これについて゛ルノー陣営のシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターは、「これまでわれわれのパフォーマンスについては風当たりが強かったが、今回の結果でそうした批難の口を封じることができるだろう。
最後まで最大の能力を発揮し続けたわれわれのドライバーを誇りに思う」と、胸を張った。

ただ、同じルノー製パワーユニットを搭載するマクラーレン・チームではトラブルが続いた。

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2019/09/09

2019 イタリアグランプリ 決勝 (ピレリ)

シャルル・ルクレール (C)Pirelli Motorspotrs
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2019年9月8日、モンツァ
フェラーリのシャルル・ルクレールが、ドライバー中で唯一人、ソフト – ハードと繋ぐ1ストップ戦略を採り、2週連続のポール・トゥ・ウィンを達成しました。ルクレールは、ソフト – ミディアムと繋いだメルセデスの猛追を抑え、フェラーリに2010年以来のホームグランプリ優勝をもたらしました。メルセデスの両ドライバーが残る表彰台を占めました。

キーポイント
• メルセデスのルイス・ハミルトンは、ルクレールよりも先にミディアムタイヤへ交換するピットストップを行い、「アンダーカット」を狙いました。しかし、ルクレールのペースはこれを許さず、ハードタイヤへ交換後もトップを堅持しました。
• チームメイトのバルテリ・ボッタスがルクレールを追う中、ハミルトンは終盤に2回目のピットストップを行い、ソフトタイヤでファステストラップを記録しました。
• 前夜の豪雨の後、レース中はドライコンディションが継続し、気温は21℃、路面温度は35℃でした。
• グリッドペナルティーによって後方からスタートしたドライバーたちの多くは、ミディアムタイヤでスタートしました。最後方からスタートしたレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、2回のピットストップを行いながらも8位を獲得しました。18番グリッドからスタートしたレーシング・ポイントのセルジオ・ペレスは、7位入賞を果たしました。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハードC2: フェラーリの両ドライバーが使用しました。ルクレールは、ハードタイヤの耐久性と一貫性を活かし、猛烈なプレッシャーに耐え優勝しました。
• ミディアムC3: グリッド降格ドライバーを含め、14番グリッド以降のドライバーがミディアムでスタートし、ポジションアップを狙いました。
• ソフトC4: トップ10グリッドのドライバーがソフトでスタートしました。ソフト – ミディアムの1ストッパーが最速戦略と予測されていました。ノリスとラッセル以外の全ドライバーが、ソフトタイヤを使用しました。

ピレリ カーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「ドライコンディションの下、予測通り1ストップ戦略が主流となった中、レースの中心は、ソフト– ハード戦略を採るフェラーリのルクレール対、ソフト – ミディアム戦略でアンダーカットを狙ったメルセデスのルイス・ハミルトンとの闘いでした。この両ドライバーにバルテリ・ボッタスも加わり、フィニッシュまで素晴らしい闘いが展開されていました。また、バーチャルセーフティーカーの導入にも助けられ、ソフトタイヤによる印象的な長いスティントを走行したドライバーも見られました。記憶に残るフェラーリのホームレース優勝を果たしたシャルル・ルクレールとフェラーリを祝福します。また、トップ5に2台入賞したルノー、キャリアベストリザルトを達成したアルファロメオのアントニオ・ジョヴィナッツィを讃えたいと思います」

ピレリジャパンプレスリリース

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ホンダ系チーム、決勝レースコメント(9/08)

Alexander Albon (C)Honda Racing
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難しい一戦となったイタリアGPでは、Aston Martin Red Bull Racingの2台がポイントを獲得することができましたが、一方でRed Bull Toro Rosso Hondaにとっては不運なレースとなりました。

予選の結果、アレクサンダー・アルボンは8番グリッド、そしてダニール・クビアトは12番グリッドから決勝をスタート。
スペック4のPUへの交換により、グリッド降格ペナルティーを受けたマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーは、グリッド後方からのスタートとなりました。
オープニングラップの1コーナーで、フロントウイングにダメージを負ったフェルスタッペンは、パーツ交換のために緊急ピットイン。
そしてレース序盤の混乱は、Honda PU搭載マシンの4台のうち3台のレース展開に影響を及ぼしました。

レズモコーナーで、アルボンはカルロス・サインツ選手と6番手をかけた接近戦を繰り広げました。
サインツ選手はコーナー出口でアルボンをワイドに追いやったため、アルボンはポジションを9番手に落としてコースへ復帰。
その際のショートカットが原因で5秒加算ペナルティーを受けたアルボンでしたが、そのあと26周目でピットインをしてから追い上げをみせ、このレースを6位で終えることができました。

クビアトとガスリーは、ポイント獲得を賭けた争いを繰り広げましたが、不運にもそのあとガスリーはコースアウトに巻き込まれてしまいました。
アスカリシケインでセバスチャン・ベッテル選手と接触があったランス・ストロール選手は、ガスリーの直前でコース上に復帰。
そのためグラベルに追いやられてしまったガスリーでしたが、いくつかポジションを落としながらも壁への激突を免れました。

バーチャルセーフティカーにより、28周目に同時にピットインしたマクラーレンとToro Rossoでしたが、そのあとクビアトのマシン後方からスモークが発生し、リタイアを余儀なくされました。
オイル漏れの箇所など、詳しい原因はToro Rossoのエンジニアたちとともに詳しく解明していく予定です。

ガスリーは10番手のランド・ノリス選手をとらえることができず、惜しくもポイント獲得には至りませんでしたが、11位までポジションを上げる追い上げをみせました。

19番グリッドスタートのフェルスタッペンは、レース序盤に起きたアクシデントにより、Toro Rossoの2台がピットインする前に2回目のピットインを余技なくされましたが、8位まで追い上げて4ポイントを獲得し、今大会を締めくくることができました。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(8位)

「オープニングラップの1コーナーでのブレーキングで全員が減速したため、セルジオ(・ペレス)選手のリアタイヤと接触し、フロントウイングにダメージを負ってしまいました。
すぐにピットインして新しいウイングに付け替え、前にマシンがいない状態で、いいペースで走ることができました。
そのあと何台かオーバーテイクをしたのですが、不運なことにピットインした直後にバーチャルセーフティカーが導入されてしまいました。
そのため、オーバーテイクした3、4台のマシンの背後につくことになりました。
再びオーバーテイクすることはできましたが、タイヤに厳しい状況となり、ペレス選手の後ろで再び詰まってしまう状況になってしまいました。
彼はストレートでとても速かったため、なかなか追い抜くことができませんでした。
PUのペース面では前進がみられましたが、まだ改善できることがあると感じています。
1周目の1コーナーで起きたことを考えると、8位でレースを終えることができたのは悪い結果ではないですし、後方からスタートするとこういったことが起きてしまいがちではあると思います。
ここ2戦のレースでは難しい状況が続きましたが、やっと通常のレースウイークに戻れますし、もっとトップに近いところでレースができるのではと思っています」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(6位)

「レースは予定していた通りとはなりませんでしたが、いくつかポジティブな部分もありました。
チームにとって簡単なサーキットではなかったうえに、予選では不運に見舞われた週末でした。
レースではスタートがうまくいかず、後方から追い上げなければいけない序盤になりました。
残念ながらストレートでオーバーテイクできるほどのスピードはなかったので、コーナーでバトルを仕掛けなければなりませんでした。
なので、サイドバイサイドの接近戦が多く、グリップを失うことにつながってしまったようでした。
そのあと、コースオフをしたことにより、5秒ペナルティーを受けることとなりました。
しかし、レースペースが改善され、(前戦の)スパから大きく前進できたように感じているので満足しています。
次戦のシンガポールは、さらに多くのダウンフォースが必要で、多くのコーナーがあるサーキットなので、よりよいレースができることを期待しています。
もっと自分のポテンシャルを発揮できる自信があるので、次戦以降にも期待したいです」

【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(リタイヤ)

「今日は僕たちにとってすばらしい一戦となるはずでした。
僕がリタイアとなってしまったときに、Aston Martin Red Bull Racingと互角に戦えていたので、僕たちのチームもポイント獲得の可能性が見えていました。
しかし、いいパフォーマンスができているときでも、マシンにトラブルが発生してしまえば、あきらめなければならないのがモータースポーツというものです。
周りのマシンと同じようなラップタイムで走行できていたうえに、新しいタイヤを装着していたので、トップ10に入れる自信が十分にありました。
ポイント獲得に至らなかったのはとても残念ですが、ここ最近日曜の決勝では力強さをみせることができていると思います。
なので、いい結果を目指し、次戦のシンガポールに向けて、気持ちを切り替え挑みたいと思います」

【ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)】(11位)

「17番手からのスタートでしたので、今日は難しいレースになると予想していましたが、今日はいろいろなことがあった一日でした。
スタートはうまくいき、最初の1周で13番手まで上がることができました。
展開はうまい具合に進んでいたのですが、ストロール選手がコースオフしてから戻ってきたタイミングが悪く、彼との接触を避けるためグラベルまで逃げなくてはならなくなり、2つポジションを下げてしまいました。
それが原因で、(ポイント獲得となる)9位からはわずか3秒の差で届かずレースを終えることとなりました。
理想的な結果とはなりませんでしたが、このレースウイークではいいパフォーマンスをみせることができましたし、グリッド後方からのスタートでもポイント獲得も可能なペースで走行することもできました。
次戦のシンガポールでは、ペナルティーのないクリーンなレースをして、最大のポテンシャルを発揮して戦える一戦となることを期待しています」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日は不運な接触やペナルティーなどの影響もあり、Honda勢にとっては難しいレースになりました。
Aston Martin Red Bull Racingのアルボン選手は、序盤のサインツ選手との接触により、順位を落としたものの、6位まで順位を回復する粘り強いレースをみせてくれました。

今回のレースでは、PUの交換によるペナルティーで、フェルスタッペン選手とガスリー選手がグリッド後方からのスタートとなりました。
フェルスタッペン選手はスタート直後の接触により、フロントウイング交換のためのピットインを余儀なくされましたが、そこから力強い走りでポイント圏内まで順位を上げました。
ガスリー選手も序盤にオーバーテイクをみせてポジションアップを続けましたが、ストロール選手とのアクシデントにより、順位を落とし、ポイント圏外の11位フィニッシュとなりました。
クビアト選手については、オイル漏れが起因となるトラブルにより、残念ながらリタイアとなりました。
オイル漏れについては、これからチームと一緒に発生箇所の特定を急ぎます。

4台のスペック4のPUを使用した今週末は、多くのデータを得ることができました。
ここからシンガポールGPに向けて準備を進めます」

提供:本田技研工業(株)

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クビアト(トロ・ロッソ)のトラブルは「オイル漏れ」

Daniil Kvyat (C)Scuderia Toro Rosso
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イタリアGP決勝レースでピットアウト直後の30周目に突然マシンを止めたダニール・クビアト(トロ・ロッソ)のトラブルは、白煙が示した通りオイル漏れによるものであることがわかった。

これはホンダF1の田辺豊治/テクニカルディレクターがレース後明らかにしたものだが、詳細なトラブル箇所については今後行われる究明作業によるとした。

これまでトラブルフリーだったホンダの『スペック4』搭載車がマシントラブルに見舞われてリタイヤしたのはこれが初のことになる。

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ハミルトン(メルセデス)、勝者ルクレール(フェラーリ)を讃える

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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決勝レーススタート時からポールスタートのシャルル・ルクレール(フェラーリ)にプレッシャーを掛け続けたルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)だったが、前戦ベルギーGPで初優勝したばかりの若者は最後までこれに耐えてみせた。

レース後ハミルトンは、次のように若き勝者を讃えている。

「今日はルクレールの勝利を素直に称えるべきだろう。
僕とそれからボタスが掛け続けたプレッシャーを考えれば彼は間違いなくいい仕事をしたからね。
実際、フェラーリのストレートの速さは明らかで、今日は僕らの日ではなかった。
ただ次のシンガポールではこの状況を打開しなければならない。
ぼくらはまだ余裕を持っている状況じゃないんだから」

それでも紅いマシンと最後まで争ったイタリアGPには納得しているとした。

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2019/09/08

イタリアGPもルクレール(フェラーリ)がポールTOウィン

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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8日(日)15時10分(日本時間:22時10分)から今季F1第14戦イタリアGPの決勝レースがモンツァ・サーキットを舞台に行われた。
スタート前の天候は晴れ、気温は20度、路面温度33度、路面はドライコンディションと報告されている。
なお前日の予選でクラッシュしたライコネン(アルファロメオ)はピットレーンスタートを選択している。

スタートはルクレールがハミルトンを抑えて首位を守る。
上位はほぼグリド通りになったが後方でフェルスタッペンに接触があった模様でフロントウィング交換のためピットストップを余儀なくされた。
7周目にはベッテルが単独スピン、復帰の際にストロール(レーシング・ポイント)と接触してフロントウィングを損傷。
ストロールが復帰の際にはガスリー(トロ・ロッソ)が割を受けた。
その後ベッテルには「危険なコース復帰」として10秒のタイムペナルティが通告された。
またストロールにはドライブスルー・ペナルティーが科せられた。
さらにアルボン(レッドブル)にはコース外走行で5秒のタイム・ペナルティも。
ライコネン(アルファロメオ)には不正なスタートタイヤだったとして10秒のタイム・ペナルティ。

ハミルトンとの首位争いでフェアでなかったとしてルクレールに黒/白旗(イエローカードに相当)が出された。
28周目、好走を続けていたサインツ(マクラーレン)がストップ、バーチャル・セーフティカーに。
30周目、ピットアウト直後のクビアト(トロ・ロッソ)がストップ、再びバーチャル・セーフティカーに。
42周目のシケインで2位のハミルトンがミス、ボタスと順位を入れ替える。
その後はボタスの猛追を受けたが最後までそのポジションを守り切りトップでチェッカーフラッグをかいくぐった。

優勝はルクレール(フェラーリ)で前戦ベルギーGPに続いて2戦連続のポールTOウィン。
チャンピオンシップ・ポイントでもベッテルを上廻ることなったが、そのベッテルも成し遂げられなかった跳ね馬チームとしてのモンツァ制覇をこの若者はフェラーリ初年度でやってみせた。
2位0.835秒の僅差でボタス(メルセデス)、3位最後にタイヤ交換してファステストラップ・ポイントを獲りに行ったハミルトン(メルセデス)、4位リカルド(ルノー)、5位ヒュルケンバーグ(ルノー)、6位アルボン(レッドブル)、7位ペレス(レーシング・ポイント)、8位フェルスタッペン(レッドブル)、9位に今回唯一の母国グランプリになったジョビナッツィ(アルファロメオ)、10位ノリス(マクラーレン)までが入賞。

以下、11位ガスリー(トロ・ロッソ)、12位ストロール(レーシング・ポイント)、13位ベッテル(フェラーリ)、14位ラッセル(ウィリアムズ)、15位ライコネン(アルファロメオ)、16位グロージャン(ハース)、17位クビサ(ウィリアムズ)までが完走。
リタイヤはマグヌッセン(ハース)、クビアト(トロ・ロッソ)、そしてサインツ(マクラーレン)の3台。
F1次戦はヨーロッパ・ラウンドを終えて9月22日(日)、第15戦のシンガポールGPということになる。

イタリアGP決勝レースの結果はこちら
イタリアGPの画像はこちら

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イタリアGPスターティンググリッド(修正版)

Start Signal (C)Mercedes Motorsports
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イタリアGPのレーススチュワード(競技委員)は、次のようにスターティンググリッドの修正を発表した。
それによればすでにグリッド最後尾のペナルティが確定していたフェルスタッペン(レッドブル)&ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)に加え、やはり規定数以上のPU(パワーユニット)投入によりマクラーレン・チームのランド・ノリスも同じくグリッド最後尾となったもの。
3者の間では、ノリスとガスリーは予選順位で、ノータイムだったフェルスタッペンはさらに後方グリッドという結果になっている。

1. ルクレール(フェラーリ)
2. ハミルトン(メルセデス)
3. ボタス(メルセデス)
4. ベッテル(フェラーリ)
5. リカルド(ルノー)
6. ヒュルケンバーグ(ルノー)
7. サインツ(マクラーレン)
8. アルボン(レッドブル)
9. ストロール(レーシング・ポイント)
10. ライコネン(アルファロメオ)
11. ジョビナッツィ(アルファロメオ)
12. マグヌッセン(ハース)
13. クビアト(トロ・ロッソ)
14. グロージャン(ハース) *
15. ペレス(レーシング・ポイント) *
16. ラッセル(ウィリアムズ) *
17. クビサ(ウィリアムズ) *
18. ノリス(マクラーレン) *
19. ガスリー(トロ・ロッソ) *
20. フェルスタッペン(レッドブル) *

* 印は変更のあったドライバー

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ベッテル(フェラーリ)のラインオーバーお咎めなしに

FIA
イタリアGPのレーススチュワードは、公式予選中、11コーナーにおいてフェラーリ・チームのセバスチャン・ベッテルが4輪のラインオーバーをしたとの疑いについて車載カメラやビデオ等を検証した結果、違反を完全には証明できないとしてペナルティを科さないことを明らかにした。

ベッテルはこのラップでベストタイムを記録していて、もしこのタイムが認められないと予選順位を大きく落とす可能性があった。

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ホンダ系チーム、公式予選コメント(9/08)

Alexander Albon (C)Redbull Racing
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Aston Martin Red Bull RacingとRed Bull Toro Rosso Hondaにとって難しい予選となった中、Aston Martin Red Bull Racingのアレクサンダー・アルボンがHonda PU勢では最上位となるグリッドポジションを獲得しました。

マックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーはスペック4のPU投入によるペナルティーで、後方グリッドからのスタートが決まっていました。
フェルスタッペンはQ1でレッドフラッグに走行を阻まれ、さらにその後の走行で縁石の上に乗り上げた際、タイヤが激しく空転し、エンジン回転が上がりプロテクションモードに入ったため、FIAのトルク監視システムが介入し、パワーを落とすことになりました。

Red Bull Toro Rosso Hondaの両ドライバーはQ2まで進出。
ダニール・クビアトがガスリーの後方に入ってスリップストリームを使いましたが、トラフィックがクビアトの行く手を阻み13番手に終わりました。
ガスリーは15番手でした。

アルボンはQ3まで進出。
1回目のアタック中に赤旗中断でタイムを記録できず、2回目のアタックは多くのマシンが先頭での走行を嫌がる中で、スタート前に時間切れとなりました。
アルボンはタイムを記録することができずに8番グリッドとなりました。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(予選最後尾)

「今日の予選は予定どおりに進めることができませんでした。
ペナルティーによる後方からのスタートが決まっていたので、Q1では1周だけ走行して、自分たちの競争力を確認したいと思っていました。
しかし、ターン2でパワーロスを感じたため、そのラップでのアタックをやめました。
ただ、ここまで今年はレース中のトラブルはないですし、今回の件は特に明日に向けた不安要素になるとは感じていません。
それに、今回投入したアップデートはFP3の結果からもわかるとおりパフォーマンス面で機能していると感じています。
ただ、強力なマシンが前にいますし、明日はドライになった場合はトップ集団は最初の数周で逃げて行ってしまうため、厳しいレースになると考えています。
ここはコーナーが少ないサーキットですし、競争力はかなり拮抗しているので、差を縮めるのは難しいと思います。
しかし、雨になった場合にはタイム差は大きくなるので、ポジションを上げていくことは可能だと考えています。
雨になればいいのですが、ドライでもマシンはいい状態なので、楽しくなると思っていますし、トップ5を目標に戦います」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(予選8位)

「まだマシンをどうやったら速くできるか学んでいるところですが、それでもQ3の1回目のアタックのではいい手応えを感じました。
Q3では4~5番手を狙っていましたが、赤旗によりアタックを中断しなければなりませんでした。
そのため2回目のアタックで確実にいいタイムを記録することが最優先でしたが、一方で1度目のアタックでタイムを記録できたほかのマシンは、インラップをスローに走る余裕がある状況でした。
どのマシンもスリップストリームを得たいと考え、先頭を走行したくなかったので、トラックに出るのが非常に遅かったです。
それなりのドラッグがある状態なのでスリップストリームを得て走れば、0.2~0.3秒タイムを縮めることができます。
時間内にスタートするために前のマシンをオーバーテイクしましたが、みんなストレート上をタイヤを暖めながら走行していたので、非常に低速で走る形になりました。
ターン4でこれは間に合わないと気付きましたが、ほかのマシンも同様で、ラップの終わり近くではほぼ全力でプッシュしている状況でした。
2回目のトライでもっとリスクをとらずに走るべきでしたが、一方で、トップ5のポジションを狙って走っている状況でもありました。
いいグリッドを得られていれば明日のレースが楽になったはずなのでフラストレーションがたまる結果でしたが、昨日のロングランはペースはよかったですし、明日は十分に戦えると思っています」

【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(予選13位)

「残念ながら今日は自分たちのペースで走れませんでした。
Q2の最後のアタックで数台のマシンに行く手を阻まれてしまいました。
前方のマシンのミスなどがあり、多くの周回でトラフィックに捕まってしまいました。
それがなければQ3に進出できていたので残念です。
いつもと違うことに挑戦し、それがうまくいきませんでしたが、今後に向けたいい勉強になりました。
簡単ではありませんが、明日はポイント獲得を目指してがんばります。
昨日はいいペースで走れていましたし、パッケージは競争力があります。
しっかりと準備をしてスパのようなレースをすれば、いい結果を出せると思います」

【ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)】(予選15位)

「ポジティブな土曜日でした。
ペナルティーを受けることが決まっていたので、午前中はロングランを行い、燃料が多い状態での走りを確認しました。
予選ではマシンの状態を確認しましたが、マシンのフィーリングはよく、9番手タイムを記録できました。
決勝では後方からスタートすることが決まっていたので、Q2はQ1で使ったタイヤを再び履いて数周走りました。
レースウイークをとおしてマシンの状態がよく、いいペースで走れているので、ペナルティーはあるものの、決勝でいい結果を出せると思っています」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「ここモンツァでは例年のこととなっていますが、今年の予選も非常に僅差での戦いになりました。
Red Bull Toro Rosso Hondaのクビアト選手は、Q2の途中までタイムを更新していましたが、クリーンなアタックができずQ2敗退という結果になりました。

Aston Martin Red Bull Racingのアルボン選手は、Q3まで進出したものの、1回目のアタックは赤旗の影響でタイムを記録できず、また、2回目のアタックは時間切れでタイムアタックに入ることができなかったため、残念ながら明日は8番グリッドからのスタートとなりました。

Aston Martin Red Bull Racingのフェルスタッペン選手については予選Q1のアタック中、縁石の上に乗り上げた際、タイヤが激しく空転し、エンジン回転が上がりプロテクションモードに入ったため、FIAのトルク監視システムが介入しました。
その結果、走行中にパワーを落とすことになりました。
フェルスタッペン選手とRed Bull Toro Rosso Hondaのガスリー選手については、スペック4投入によるペナルティーにより、予選を戦う前から後方からのスタートが確定していましたが、明日はオーバーテイクが可能なここモンツァで、4台のマシンが力強いレースを展開してくれることを期待しています」

提供:本田技研工業(株)

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フェルスタッペン(レッドブル)のトラブルは保護装置

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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PU(パワーユニット)等の交換により、グリッド最後尾が決まっていたレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンだったが、それでも臨んだ予選Q1でエンジンの不調を訴えてガレージに戻り、結局このセッションで有効なタイムを記録できないまま終えた。

このトラブルについてホンダF1は、「赤旗中断後の走行で縁石の上に乗り上げた際、タイヤが激しく空転し、エンジン回転が上がりプロテクションモードに入ったため、FIAのトルク監視システムが介入し、パワーを落とすことになった」と、その状況を説明、エンジン自体の問題ではなかったとしている。

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サインツとストロール、予選スロー走行で警告処分

FIA
イタリアGPのレーススチュワードは、車載カメラやビデオ等を検証した結果、公式予選Q3中、意図的にスロー走行をしたとしてマクラーレン・チームのカルロス・サインツとレーシング・ポイントのランス・ストロールについて、警告処分としたことを明らかにした。

予選Q3では全車がより有利となる終了時間間際にコースイン。
互いに牽制を繰り返したため10台中9台が制限時間に間に合わないという椿事を起こしていたもの。

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予選ノータイムのフェルスタッペン、決勝出走許可に

FIA
イタリアGPのレーススチュワードは、7日(土)行われた公式予選でノータイムだったレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンについて、決勝レースへの出走を許可した。

ガスリー(トロ・ロッソ)と共にすでにPU(パワーユニット)等の交換でグリッド最後尾が決まっていたフェルスタッペンだったが、Q1で2度コースインしたもののマシンの不調を訴えてタイム計測されないまま終了、ノータイムとなっていた。
ただスチュワードはすでにフリー走行セッションで有効なタイムを記録していたことが認められたもの。

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ルクレール(フェラーリ)、PP回数で今季ナンバーワンに

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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前戦ベルギーGPに続きイタリアGPでもポールポジションを獲得したフェラーリ・チームのシャルル・ルクレール(21歳:モナコ)だが、これは今季だけで自身通算4回目。
今シーズン全体においてもナンバーワンに位置するものとなった。

2戦前のハンガリーGPまではメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボタスの二人が4回ずつで最多を分け合っていたが、今回初顔ながら堂々これに並んでみせたもの。
なお、今シーズンこの3人以外でポールシッターとして名を連ねているのはルクレールのチームメイトであるセバスチャン・ベッテル、そしてマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のそれぞれ1回ということになる。

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2019/09/07

イタリアGP予選、ルクレールが2戦連続ポール決める

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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7日(土)15時(日本時間:22時)からモンツァ・サーキットを舞台に2019年F1第14戦イタリアGPの公式予選セッションが行われた。
全20台によるQ1、15台によるQ2に続き、10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。

最初のアタックでルクレールがハミルトンを抑えてトップに立つ。
ベッテルは4番手だが、4輪ラインオーバーを取られた可能性も。
そんな中、ライコネン(アルファロメオ)がクラッシュして赤旗中断。
マシン後部にかなりのダメージを負った模様だ。

残り時間6分少々いうところでセッション再開。
アルボン(レッドブル)は赤旗のせいでまだ有効なタイムが記録できていない。
今回もギリギリのタイミングにあわただしく各車が集中。
結局チェッカーフラッグに間に合ったのはサインツだけ。
これにより1回目のタイムでルクレール(フェラーリ)のポールポジションが確定。
ポールタイムは1'18.307、前戦ベルギーGPに続く自身通算4度目のポール獲得となった。

2番手は0.039秒差でハミルトン(メルセデス)がフロントロウを決めた。
3番手ボタス(メルセデス)、4番手ベッテル(フェラーリ)、5番手リカルド(ルノー)、6番手ヒュルケンバーグ(ルノー)、7番手サインツ(マクラーレン)、8番手アルボン(レッドブル)、9番手ストロール(レーシング・ポイント)、そしてクラッシュのライコネン(アルファロメオ)まで3台はいずれもノータイムとなった。
明日の決勝レースは日曜日15時10分(日本時間:22時10分)から行われる。

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予選Q2、ハミルトン(メルセデス)が巻き返す

引き続きイタリアGP予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。

1回目のアタックでは再びルクレールがトップ、ハミルトン、ベッテルと続いた。
陽差しが差し、路面温度が上昇してグリップが下がってきたようだ。

各車ギリギリのタイミングとなった2度目のアタック。
トップはハミルトン(メルセデス)、2番手ルクレール(フェラーリ)、3番手ベッテル(フェラーリ)、4番手リカルド(ルノー)、5番手ボタス(メルセデス)、6番手アルボン(レッドブル)、7番手サインツ(マクラーレン)、8番手ヒュルケンバーグ(ルノー)、9番手ストロール(レーシング・ポイント)、10番手ライコネン(アルファロメオ)までがQ3進出を決めた。

ここでの敗退はジョビナッツィ(アルファロメオ)、マグヌッセン(ハース)、クビアト(トロ・ロッソ)、ノリス(マクラーレン)、そして最後尾が決まっているガスリー(トロ・ロッソ)の5台となった。

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予選Q1、ペレス(レーシング・ポイント)にトラブル

7日(土)15時(日本時間:22時)からモンツァ・サーキットを舞台に2019年F1第14戦イタリアGPの公式予選Q1が始められた。
18分間で争われるここでは全20台中、下位の5台がノックアウトとなる。
セッション開始時の天候は晴れ、気温は22度、路面温度34度、コースはドライコンディションとなっている。

残り4分少々、ベッテルがちょうどアタックに掛かった頃、ペレス(レーシング・ポイント)のマシンがストップ、赤旗中断となった、

ここでもトップはルクレール(フェラーリ)で1'20.126のベストタイム。
2番手ヒュルケンバーグ(ルノー)、3番手ボタス(メルセデス)、4番手ハミルトン(メルセデス)、5番手リカルド(ルノー)、6番手ベッテル(フェラーリ)、7番手アルボン(レッドブル)、8番手サインツ(マクラーレン)、9番手ガスリー(トロ・ロッソ)、10番手マグヌッセン(ハース)。

ここでの敗退はグロージャン(ハース)、ペレス(レーシング・ポイント)、ラッセル(ウィリアムズ)、クビサ(ウィリアムズ)、そしてわずか3周、ノータイムのフェルスタッペン(レッドブル)の5台となった。

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フリー3回目、ベッテル(フェラーリ)がトップタイム

Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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7日(土)12時(日本時間:19時)からモンツァ・サーキットを舞台に2019年F1第14戦イタリアGPのフリー走行3回目セッションが行われた。
セッション開始時の天候は晴れ、セッション開始時の気温は20度、路面温度は25度、ドライコンディションと報告されている。

60分間の3回目セッションだが、サポートのF3レースで起きた事故の影響でガードレール修復の必要があるということで開始が10分ほど遅れた。
1回目セッションがほぼウェットだったこともあり、各車待ちかねたようにコースイン。

このセッションではベッテル(フェラーリ)がルクレールを初めて破ってトップに。
2番手には0.032秒差でフェルスタッペン(レッドブル)、3番手ボタス(メルセデス)、4番手ルクレール、5番手リカルド(ルノー)、6番手ハミルトン(メルセデス)、7番手ヒュルケンバーグ(ルノー)、8番手アルボン(レッドブル)、9番手ジョビナッツィ(アルファロメオ)、10番手にクビアト(トロ・ロッソ)となった。
サインツ(マクラーレン)は11番手、ガスリー(トロ・ロッソ)は13番手だった。
この後15時(日本時間:22時)から注目の公式予選が行われる。

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レッドブル首脳、ホンダ『スペック4』に手応え

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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ホンダF1は今週のイタリアGPでフェルスタッペン(レッドブル)とガスリー(トロ・ロッソ)にも最新仕様の『スペック4』を投入。
これで前戦ベルギーGPに続いて4台すべてがバージョンアップしたことになる。

これについてレッドブル・グループのご意見番ヘルムート・マルコ博士は次のようにその手応えを語っている。

「『スペック4』は間違いなくこれまでよりも進化しているようだ。
ここモンツァではとりわけそれが確認できるんだ。
具体的にどの程度進化したかは予選を走ってみないと言えないが、その意味でフェルスタッペンが今回本気でアタックできないのは残念なことに思う」

マルコ博士が惜しむように今回グリッド最後尾のペナルティを受けるフェルスタッペンは予選アタックを回避するものとみられるが、それでも(オーバーテイクが可能なモンツァなら)レース中の追い上げで上位(表彰台)に食い込むことは不可能ではないとしている。

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ホンダ系チーム、フリー走行コメント(9/06)

Honda F1 Staff (C)Honda Racing
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雨の中行われたイタリアGPの初日、Aston Martin Red Bull RacingとRed Bull Toro Rosso Hondaはともに力強いパフォーマンスをみせ、Honda PU勢の4台すべてがトップ10圏内で走行を終えました。

FP1は、セッションのほとんどがウエットコンディションという状況で行われ、ドライタイヤで走行できたのは終盤の10分だけでした。

Aston Martin Red Bull Racingのアレクサンダー・アルボンが5番手につけ、マックス・フェルスタッペンはわずか11周の走行で7番手に入りました。
そして、2人のRed Bull勢に割って入る形で、Red Bull Toro Rosso Hondaのダニール・クビアトが6番手タイムをマーク。ピエール・ガスリーは10番手となりました。

フェルスタッペンとガスリーは今回のレースでスペック4PUを投入し、日曜日のレースを後方グリッドからスタートします。
そのため、2人はロングランにフォーカスして走行を重ねました。
それでもフェルスタッペンは、FP2でトップのシャルル・ルクレール(フェラーリ)から0.4秒以内につける5番手タイムを記録。
ガスリーも7番手となりました。このほか、アルボンは6番手、クビアトは10番手でセッションを終えました

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(7-5番手)

「いい一日でした。もちろん、少し難しいコンディションでしたが、マシンは非常によく、割と苦手にしている筈のこのコースでも競争力があるところをみせられたと思います。
モンツァでは、前のマシンのスリップにつきながら走るので、実際のところのラップタイムは計りづらいです。
しかし、僕の最速タイムは1人で出したものだったので、いい感じだと思います。
新しいPUは間違いなく大きな効果があると思いますし、パワーも上がったと感じています。
後方からのスタートになるので、予選を全力でアタックすることはないと分かっています。
しかし、ロングランのペースはよく、あらゆる条件でマシンのフィーリングがよかったことは大きなポイントだと思います。
日曜のレースでは雨の可能性が高くなっていますが、ドライでも競争力があるので、レースを楽しもうと思います」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(5-6番手)

「このコースは雨が降ると周辺の森から雨水が流れ込むので滑りやすく、クラッシュするマシンもありました。
さまざまな条件で走ることになったので、とても慎重にレースウイークを始めることになりましたが、一日を通して自信がつきました。
日曜日も同じような状況になると予想しているので、どのマシンも同様にウエットでの走行を確認していたと思います。
ショートランはロングランよりも結果がよく、レースに向けてなにに取り組むべきか、いいアイデアを得られました。
もちろん、ダウンフォースを減らしたセッティングに合わせ込むのは簡単ではありませんでした。
ブレーキのフィーリングも普段と違うように感じましたが、全体的にはそれほど悪いとは感じませんでした。
今日の走りで進歩を感じられたので、よりよいマシンにしていくことが重要だと思います。
明日なにが起こるかは分かりませんが、今日の走りには満足しています」

【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(6-10番手)

「多くのラップを重ねることができ、順調な一日だったと思います。
予定していたプランを終え、マシンも非常にいい状態です。
明日に向けてマシンをさらに最適化して、セッティングをもう少し煮詰められるか確認したいと思います。
今日の状況は全体的に満足いくものでしたが、マシンを改善し続けるため、夜通しチームと努力したいと思います」

【ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)】(10-7番手)

「かなりの周回数をこなすことができ、いい滑り出しだったと思います。
マシンのフィーリングはよく、FP1はウエットタイヤで周回し、いろいろなことを試してみました。
濡れた路面で、とてもいいマシンの感触を得られました。
FP2はドライコンディションとなりましたが、その中で7番手につけられたことは非常にポジティブな結果だと思います。
ロングランのペースは力強いものがありました。
決勝で後方からスタートすることになりますが、マシンには満足しています。
もう少しペースを上げられたら、楽しいレースができる筈です」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日は時折り降る雨の影響により、ドライコンディションでの走行が限られた一日になりました。
日曜も本日と似たような天候になる予報が出ていますので、路面が濡れた状況での走行確認ができたことは有意義だったと思います。
先日のベルギーGPに続き今日は2台のマシンにスペック4のPUを投入しました。
今週は4台のマシンがスペック4でレースを戦う予定です。
明日の予選、またレースに向けて準備を進めます」

提供:本田技研工業(株)

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ハースF1、二人目のドライバー決定は次戦までに

Nico Hulkenberg (C)Renault Sport F1
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すでにルノー・チームでは、来季エステバン・オコン(元フォース・インディア)の加入が正式発表されているが、これにより今年3年目のシーズンを戦っているニコ・ヒュルケンバーグがシートを失うことになる。
その場合の来季去就については、ハースF1チームでまだ来季残留が決まっていないロマン・グロージャンとの争いになる可能性が高いとみられる。

これについてハースF1チームで現場を取り仕切る立場のギュンター・シュタイナー代表は、「われわれのチームの来季ドライバーについては噂になっている通りだ。
マグヌッセンの残留は決まっているので、残るひとつのシートを巡って選択肢はヒュルケンバーグとグロージャンのいずれかということになる。
結論は案外早く、次のシンガポールGP前にも発表できるのではないか」と、説明している。

現在のマグヌッセン&グロージャンがどちらもドライビング優先型のドライバーであるのに対し、ヒュルケンバーグはエンジニアリング型でマシンの評価・開発に長けているとの評判だ。

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フェルスタッペン&ガスリー、グリッド最後尾スタートに

FIA
イタリアGPのレーススチュワードは、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンとトロ・ロッソのピエール・ガスリーについて、共に規定数以上のPU(パワーユニット)ないし関連コンポーネンツを投入したとしていずれも日曜日の決勝レースでグリッド最後尾からのスタートのペナルティを科したことを明らかにした。

それによればフェルスタッペンが4基目のICE(エンジン)、4基目のTC(ターボチャージャー)、4基目のMGU-H(熱エネルギー回生システム)、3基目のMGU-K(運動エネルギー回生システム)、3基目のES(エネルギー・ストア)、そして3基目のCE(コントロール・エレクトロニクス)。

一方ガスリーのほうは6基目のICE(エンジン)、5基目のTC(ターボチャージャー)、5基目のMGU-H(熱エネルギー回生システム)、5基目のMGU-K(運動エネルギー回生システム)、3基目のES(エネルギー・ストア)、そして3基目のCE(コントロール・エレクトロニクス)となっている。

レッドブル・レーシングのアレクサンダー・アルボン、トロ・ロッソのダニール・クビアトらは前戦すでに同様のペナルティを消化している。

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2019/09/06

フリー2回目、ホンダ・パワー勢すべてトップ10内に

Tyre Work (C)Pirelli Motorsport
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引き続き、6日(金)15時(日本時間:22時)からモンツァ・サーキットを舞台に2019年F1第14戦イタリアGPのフリー走行2回目セッションが行われた。
幸い天候も回復、曇りでセッション開始時の気温は20度、路面温度26度、路面も乾いてすでにドライコンディションと報告されている。

タイヤはソフトからミディアムないしハードまで多岐に渡っている。
午前のセッションでクラッシュしたライコネン(アルファロメオ)やペレス(レーシング・ポイント)も修復なってコースインしている。
開始20分足らずで早くも雨粒が落ちてきたスタンドが現れたが路面はまだドライ。
しかし場所によって雨脚はさらに強くなりつつあり、しばしコースからマシンが消えた。

最後は再びドライでの走行となり、トップタイムはここでもフェラーリのルクレールで1'20.978。
これにハミルトン(メルセデス)が0.068秒差で続いた。
3番手ベッテル(フェラーリ)、4番手ボタス(メルセデス)、5-6番手にレッドブルのフェルスタッペン&アルボン、7番手にガスリー(トロ・ロッソ)、8番手グロージャン(ハース)、9番手リカルド(ルノー)、10番手クビアト(トロ・ロッソ)でねホンダ・パワー勢はすべてトップ10内に入った。

午前中好調だったノリス(マクラーレン)は残念ながらハイドロリック系のトラブルということで終盤までガレージでの作業が続いた。
明日土曜日は引き続きフリー走行3回目と公式予選が行われる。

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ウェットのフリー1回目、ルクレール(フェラーリ)が最速

Monza Circuit (C)Pirelli Motorsport
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6日(金)11時(日本時間:18時)からモンツァ・サーキットを舞台に2019年F1第14戦イタリアGPのフリー走行1回目セッションが行われた。
セッション開始時の天候は残念ながら小雨、開始時の気温は16度、路面温度20度、コースは軽いウェットコンディションと報告されている。

ピレリは今回、C1からC5まで5種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC2、ミディアムのイエローにC3、そしてレッドのソフトにC4という中間の部類に位置する3種類のタイヤを選択・持ち込んでいるが、ウェットであればもちろん事情は異なる。

真っ先にコースインしたのはインターミディエイトを履いたグロージャン(ハース)。
30分近く過ぎたところ、パラボリカでライコネン(アルファロメオ)がコースアウト、タイヤバリアにクラッシュしてセッションは赤旗中断となった。
残り57分でセッション再開、路面は乾きつつある。
まもなく今度はペレス(レーシング・ポイント)がクラッシュ、再び赤旗中断に。
残り約40分、ガスリー(トロ・ロッソ)がシケインでスピンして亀の子状態になり赤旗中断。
こちらはコースマーシャルに助けられ大事には至らなかった。
この時点でトップはフェルスタッペン(レッドブル)、2番手にクビアト(トロ・ロッソ)が付けている。

このセッション、最後はドライタイヤでトップは前戦初優勝のルクレール(フェラーリ)。
2番手サインツ(マクラーレン)、3番手ノリス(マクラーレン)、4番手ハミルトン(メルセデス)、5番手アルボン(レッドブル)、6番手クビアト(トロ・ロッソ)、7番手フェルスタッペン(レッドブル)、8番手ベッテル(フェラーリ)、9番手ボタス(メルセデス)、10番手ガスリー(トロ・ロッソ)。
ホンダ・パワー勢は4台共にトップ10入りした。
このあと15時(日本時間:22時)からフリー走行2回目セッションが行われる。

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イタリアGPのスチュワードにデレック・ワーウィック氏

Derek Warwick (C)Renault F1 UK
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FIA(国際自動車連盟)は今週末行われるイタリアGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、ベテランのデレック・ワーウィック氏(65歳:イギリス)をあてることを明らかにした。

元アロウズ等のF1ドライバー、デレック・ワーウィック氏のスチュワード就任は今年のドイツGPに続くもので今季3度目、通算26回目になるもので、これは目下最多のエマニュエル・ピロ氏の29回に次ぐものになる。

F1では1981年サンマリノGPで当時のトールマンからデビュー、その後ルノー、ブラバム、アロウズ、ロータス、フットワークと渡り最高位は2位。
F1引退後はスポーツカーレースでも活躍し、1992年にはプジョーを駆ってル・マン24時間レースに勝利した。
またシルバーストーン・サーキットの保有者でもある英国BRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)の代表を務めたことでも知られる。

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イタリアGP(モンツァ)、5年間の開催契約延長で合意

Monza/Bank (C)Williams F1
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イタリアGPの開催地であるモンツァ・サーキットは、かねて暫定契約のまま進捗がみられなかった開催契約について、2020年から5年間の延長でリバティ・メディアと合意したことを明らかにした。

イタリアGPはシルバーストーン・サーキットのイギリスGPと並ぶ伝統のイベントで、1950年の初開催から一度を除きモンツァ・サーキットでの開催が続いていた。
(1980年だけイモラ・サーキットで行われたことがある)
今年のイタリアGPはF1開催90周年とフェラーリ・チームのF1参戦90周年の記念イベントが予定されている。
映画『グランプリ』ではモンツァ・サーキットの旧バンクコースが印象的なシーンを演じた。ことで知られる。
なおイタリアGP最多優勝は現在ミハエル・シューマッハとルイス・ハミルトンが5勝で並んでいて、ハミルトンにはその記録更新が掛かる。

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ルクレール(フェラーリ)、初の跳ね馬ホームグランプリへ

Tifosi (C)Ferrari S.p.A
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F1は今週イタリアGPを迎えるが、今シーズンから同チームに加入したシャルル・ルクレール(21歳:モナコ)にとっては跳ね馬ドライバーとして初のホームグランプリということになる。

モンツァ・サーキットに詰め掛けたティフォシ(フェラーリの熱狂的ファン)の加熱した応援ぶりには定評があり、とりわけフェラーリ・ドライバーが優勝した際にはホームストレートに押し寄せ周辺が真っ赤に染まるほど。

残念ながら母国であるモナコGPではマシントラブルでリタイヤという不運に見舞われたルクレール(フェラーリ)だが、イタリアGPではその雪辱を果たすべく闘志を燃やしているという。
優勝すれば前戦ベルギーGPに続くもので、自身通算でも2度目の快挙ということになる。

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2019/09/05

イタリアGPの週末、ウェットレースになる可能性も

Monza Circuit (C)Pirelli Motorsport
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後半の第2戦となる2019年F1第14戦イタリアGPの舞台地であるモンツァ地方の天気について、地元気象台は公式予選の土曜日は陽差しがあるものの、フリー走行の金曜日、そして決勝レースの日曜日には雨になる可能性があるとしている。
これまであまりウェットレースになったケースが少ないイタリアGPだが、雨となれば大きな混乱がありそうだ。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
9月06日(金) フリー走行 曇り一時雨 13- 21度 60%
9月07日(土) 公式予選 晴れ時々曇り 14- 25度 20%
9月08日(日) 決勝レース 11- 20度 70%

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アロンソ(マクラーレン)のベルギーGP参戦も検討されていた

Fernando Alonso (C)McLaren Group
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驚いたことに、昨シーズン限りでF1からの引退を表明したマクラーレン・チームのフェルナンド・アロンソ(38歳:スペイン)にベルギーGP参戦の可能性が検討されていたことが明らかにされた。

これは、同チームの今季レースドライバーであるランド・ノリスが夏休み休暇中に脚を負傷したため、一時ベルギーGP欠場が検討されていたからだ。
最終的にはノリスは無事44周のレースを走り切ることができたが、万一のためのリザーブとしてテストドライバーであるセルゲイ・シロトキン(23歳:ロシア)をスタンバイさせていたとのこと。

それでもマクラーレン・チームは念のためアロンソに現場復帰できないか打診したようだ。
現在もアンバサダーとして同チームに籍を残すアロンソだが、実際にステアリングを握る意思はなかったとみられる。

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イタリアGP、各チームのタイヤ選択

Italian GP Tyre (C)Pirelli Motorsport
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今週末、ベルギーGPに続いて行われるF1第14戦イタリアGPに持ち込む3種類のタイヤと各ドライバーによる選択がピレリから発表されている。

今回の舞台は高速で知られるモンツァ・サーキット。
ピレリはハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)にそれぞれC2、C3、そしてC4という中間の部類の3種類のコンパウンドを選択した。
このうち予選Q3ではC4を必ず使用しなければならない
また決勝レースではC2とC3のいずれか1セットを使用しなければならないことになっている。

主要3チーム6人の選択はほぼ同じとなっているが、メルセデス&フェラーリらがソフトタイヤ8セットずつなのに比べ、レッドブルはアルボンが9セット、フェルスタッペンはさらに多い10セットを選択、ペレス&ストロールのレーシング・ポイント勢も同じ考えとなっている。

イタリアGPは9月8日(日)決勝レースという日程で開催される。

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2019/09/04

フェルスタッペン(レッドブル)、次戦新エンジン投入の構え

2018 Scene (C)Redbull Racing
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ホンダF1は、ベルギーGPでアルボン(レッドブル)とクビアト(トロ・ロッソ)の2台に『スペック4』と呼ばれるアップデート版のPU(パワーユニット)を投入したが、今週のイタリアGPではフェルスタッペン(レッドブル)のマシンにも投入する構えであることが伝えられた。

ただその場合、フェルスタッペンにはグリッド最後尾というペナルティが科せられることになるが、これについてレッドブルのヘルムート・マルコ博士は次のように語っている。
「モンツァは高速のパワー・サーキットだが、オーバーテイクができないコースではない。
フェルスタッペンなら最終的からスタートしてもトップ4台の後ろではゴールできるのではないか。
それならここでペナルティを受けてしまうと言うのもひとつの案だろう」

レッドブルにとってイタリアの次のシンガポールGPは例年表彰台に上がるなど期待のできるグランプリ。
また10月の日本GPは言うまでもなくホンダのホームグランプリであるためここでグリッド最後尾は避けたいところ。
そうなるとペナルティを受けるレースは自ずと限られてくるようだ。

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2019 ベルギーグランプリ 決勝 (ピレリ)

シャルル・ルクレール (C)Pirelli Motorsport
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2019年9月1日、スパ・フランコルシャン
ポールポジションからスタートしたフェラーリのシャルル・ルクレールがスパを制しました。ルクレールは、我々が最速戦略と予測した、ソフト – ミディアムと繋ぐ1ストップ戦略を実行しました。ルクレールと同じ戦略を採ったメルセデスの両ドライバー(ルクレールのピットストップ後2周以内にピットストップを実行)が残る表彰台を占め、ルイス・ハミルトンが2位を、バルテリ・ボッタスが3位を獲得しました。

キーポイント
• 上位勢で最初にミディアムへのタイヤ交換を行なったドライバーは、2番グリッドからスタートしたセバスチャン・ベッテルでした。ベッテルは、一時はトップに立ちましたが、その後、ソフトタイヤへ交換する2回目のピットストップを行い、4位でフィニッシュしました。また、ベッテルは、ファステストラップポイントを獲得しました。トップ10ドライバー中の2ストッパーは、ベッテルを含む3名でした。
• 昨日までよりも冷涼な天候状態となり、レース中の路面温度は、一貫して30℃を超えませんでした。
• 下位グリッドからミディアムタイヤでスタートした5名のドライバー中の2名が、10位以内の入賞を果たしました。その内の一名は、このレースからレッドブルのドライバーとなったアレックス・アルボンで、17番グリッドのスタートから5位でフィニッシュしました。
• ルノーのダニエル・リカルドが、ミディアムタイヤでの最長スティントを走行しました。リカルドは、オープニングラップでの接触によりタイヤ交換を行い、ほぼ全周をミディアムタイヤで走行しました。
• マクラーレンのランド・ノリスは、ソフト – ミディアムの1ストップ戦略でキャリアベストの5位を走行していましたが、メカニカルトラブルに見舞われ、最終ラップでリタイヤしました。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C1: レースで使用したドライバーはいませんでした。レース週末を通してハードの使用は限定的でしたが、今日の冷涼なコンディションが、より軟らかいコンパウンドの使用に拍車をかけました。
• ミディアム C2: ミディアムは、長いスティントが見られるなど、スパの厳しさに良く対応していました。ファイナルスティントにおけるルクレールとハミルトンの素晴らしいタイヤマネジメント能力は、終盤の両者のバトルの鍵となり、最終的にルクレールに優勝をもたらしました。
• ソフト C3: 大半のドライバーがスタート時に装着しました。また、ベッテルがソフトを使用して終盤にファステストラップを記録しました。ソフトは、低い気温になったことから、フリー走行時よりも良好なパフォーマンスを示していました。

ピレリ カーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「全てのモータースポーツ関係者がアントワーヌ・ユベールの死を悼む中、初優勝を果たしたシャルル・ルクレールとフェラーリを讃えます。シャルルは、終盤、ハミルトンの猛追のプレッシャーの中、ミディアムタイヤをマネージし、理論的に最速なタイヤ戦略を完璧に実行しました。決勝において、全ドライバーたちにとっての大きな課題のひとつは、摩耗やデグラデーションレートの予測を困難にする、昨日までと大きく異なる天候状態でした」

ピレリジャパン・プレスリリース

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今回も最速ピットストップはウィリアムズ・チーム

Pitstop Scene (C)Williams F1
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今回のベルギーGPでもウィリアムズ・チームによるピットストップの作業タイムが全チーム中最速だったことがわかった。

それによれば30周目にジョージ・ラッセルに対して行ったピットストップで、同チームは2.02秒を記録したとのこと。
これは前回最速だったハンガリーGPで記録した2.19秒を上廻るもの。

ちなみに2番手は先にドイツGPで史上最速タイム(1.88秒)を記録したレッドブル・レーシングがアレクサンダー・アルボンに対して行った2.19秒だった。

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レース中止も議論されていたF1ベルギーGP

Image (C)Redbull Racing
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ベルギーGPでは31日(土)に行われたサポートレースのF2でドライバーの死亡事故が発生。
直後には翌日の日曜日に予定されていた同じくサポートレースのF3とメインイベントであるF1ベルギーGPの開催中止も検討されていたという。
これはルノー・スポールのシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターが明かしたもので、「予定通り開催されたのは正しい」と、述べている。

「確かにドライバーにとっては困難な状況だったと思う。
何人かの人間においては長く共に戦ってきた『戦友』でもあったからね。
しかしF1ドライバーというのはごく一部の選ばれた戦士なんだ。
彼らは卓越した運転技術だけでなく、精神面でも鍛えられたエリートだ。
その強いメンタリティを考えたら、予定通りレースを実施したのは間違っていなかったと私は思っている」

死亡したF2ドライバー、アントワーヌ・ユベール選手はルノーによるドライバー・アカデミー・プログラムの一員だった。

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フェルスタッペン(レッドブル)、「スタート問題はホンダ関連」

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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今シーズン、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はしばしばスタートで失速、順位を落とすシーンを重ねているが、その原因はホンダF1エンジンに関連したものと考えていることを明らかにした。

「F1のスタートはとてもセンシティブなものだけれど、自分はもうレッドブルで4年間それをやってきた。
しかし今年は際だってそれが不安定なものになっている。
毎レース、今度はうまくいくのか不安に駆られながらやっているんだ。
順当に考えれば、こはホンダF1エンジンに関連したものというのが自然だろう。
なにしろ今年すでに4スペック目の仕様への対応を余儀なくされているのだから」

今回のライコネン(アルファロメオ)とのアクシデントも、スタートで出遅れていなければ起こらなかった、とも付け加えた。

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2019/09/03

実は旧型エンジンだった?アルボン(レッドブル)

Alexander Albon (C)Redbull Racing
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他のコンポーネンツと共に『スペック4』と呼ばれる最新バージョンのPU(パワーユニット)に載せ替えて戦ったとされるレッドブル・レーシングのアレクサンダー・アルボンだったが、実は決勝レースでは旧型のものに戻して戦ったとみられることがわかった。
ホンダF1ではこれについて詳細を明らかにしていないが、同チームのクリスチャン・ホーナー代表が示唆したものという。

そらに決勝レースで使用したのは1代前の『スペック3』でもなくさらに前の『スペック2』だったとのことだから驚きだ。
これは『スペック3』で臨んだフェルスタッペン(レッドブル)が何回かパワーを失うというトラフィックに見舞われたことが関係しているのではないかともみられている。

事実であれば、グリッド最後尾というペナルティを受けたアルボン、次はペナルティなしにフレサッシュな最新仕様のPU(パワーユニット)で戦えることになる。

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ベッテル(フェラーリ)が今季2度目のファステストラップ

Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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1日(日)行われたベルギーGP決勝レースでファステストラップを記録したのはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)だった。
ベッテルが最速となったのはフランスGP以来のことで今季2度目。
33周目に2度目のピットストップを行ってソフトタイヤを得たベッテルは、36周目に1'46.409のベストタイムを記録、全体のトップに位置してみせた。

今季のレギュレーションではファステストラップ記録したドライバーにはチャンピオンシップ・ポイント1点が付与される。

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レッドブル初陣アルボンにチーム首脳から高評価

Alexander Albon (C)Redbull Racing
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F1デビュー・シーズンも終えないうちにレッドブルというトップチームからの抜擢を受けたアレクサンダー・アルボン(23歳:タイ)だったが、ベルギーGPではほぼ最後尾からのスタートにもかかわらず順調にポジションを上げ、最終ラップには5位まで順位を上げてフィニッシュしてみせた。
首脳陣らはこのパフォーマンスに満足したようだ。

実際、同チームのクリスチャン・ホーナー代表はレース後次のように語っている。
「この週末のアルボンのパフォーマンスには満足しているよ。
彼は初めてのチーム、マシンにもかかわらず高い順応力をみせたね。
決勝レース中においてさえ、彼は間違いなく進化していった。
ペナルティのため17番手からスタートした彼は、前半は手探りで慎重にマシンを走らせていたが、しかし後半になると明らかに自信を持ち、アグレッシブなドライビングを披露してみせたんだ。
彼のオーバーテイクを見るのは痛快なことだったよ」

アルボンに換えられたガスリーに対して、首脳陣は「オーバーテイクしようという積極姿勢がない」と断じていた。

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2019/09/02

ホンダ系チーム、決勝レースコメント(9/01)

Alexander Albon (C)Redbull Racing
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決勝前のグリッドでは、土曜日に起きた事故で逝去されたアントワーヌ・ユベール選手を追悼するための黙祷が捧げられました。
Aston Martin Red Bull RacingとRed Bul Toro Rosso Hondaの4台のマシンは「Racing for Anthonie」のステッカーを貼って、このベルギーGPの決勝レースを走行しました。

スタート直後、不運にも1コーナーでキミ・ライコネン(アルファロメオ)と接触があったマックス・フェルスタッペンはマシンを破損。
それがクラッシュへとつながってしまい、早々にレースをリタイアする結果となってしまいました。

1台のみとなったRed Bull Racingですが、17番手からスタートしたアレクサンダー・アルボンが、素晴らしい追い上げを見せました。
アルボンは序盤をロングスティントにするためミディアムタイヤを装着してスタート。
オーバーテイクを複数成功させてトップ10までポジションアップしました。
23周目にソフトタイヤを装着すると、ダニエル・リカルド(ルノー)をアウト側からオーバーテイクするなど、アグレッシブで力強い走りを見せ、8番手へとポジションを上げました。

レース終盤ではDRSを使用してToro Rossoのダニール・クビアトを追い抜くと、最終ラップにはセルジオ・ペレス(レーシングポイント)にせまります。
激しいバトルの中でコース外へ追い詰められ、マシン右側が芝生の上を走行することになりながらも、オーバーテイクに成功。
アルボンはRed Bull Racingでのデビュー戦を5位という結果で締めくくりました。

同じく後方の19番手からスタートしたToro Rossoのダニール・クビアトも、ミディアムタイヤからスタートする作戦を採り、24周目にソフトタイヤへ交換。
スタートに成功したクビアトは13周目にはトップ10に食い込む追い上げを見せると、ピットイン後もペースは衰えず、ポイント圏内へ復帰。
7位でレースを終え、6ポイントを獲得しました。

また、Toro Rossoでの復帰戦となったピエール・ガスリーも、9位でフィニッシュしてポイントを獲得しました。
13番手からスタートしたガスリーは、最初のスティントで8番手までポジションアップ。
13周でミディアムタイヤに交換したため、残り30周以上をピットストップなしで走行しなくてはなりませんでした。
しかし、ガスリーはタイヤをマネージしながら最後まで粘り強く走行。
ランス・ストロール(レーシングポイント)を抑えきって、2ポイントを獲得しました。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(リタイヤ)

「レースウイークを締めくくるにあたり、今日のレース結果は満足と言えるものではありませんでしたが、それでも、昨日F2で起こったことを考えると、人生最悪の一日というわけでもなかったと思います。

レーススタートでは、トラクションが悪く、クラッチをリリースした際にホイールスピンを起こしたために、出遅れる形になりました。
その後、1コーナーに向かっていく中で、内側寄りのラインをキープしていこうと考えていました。
一方で、僕の外側を走っていたライコネン選手は、おそらく僕のマシンよりも完全に前に出たと考えて、そのまま内側に向けてベストなラインを走ろうと考えたようでした。
誰も責めることはできない状況で、恐らく彼は僕のことを見ていなかったのだと思います。
僕が彼のマシンの隣を走っている状況で彼がインに向けてコーナリングしてきたので、双方ともに後ろに下がって避けることができませんでした。
結果、彼と接触し、僕のマシンのトラックロッドが破損したために、そのままオー・ルージュの壁に突っ込む形になりました。
不運でしたが、レースにはこういったことはつきものです。
来週のイタリアGPでは、もっといい結果を得るためにベストを尽くします」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(5位)

「とてもうれしいです。5位は素晴らしい結果で、このチームで最高のスタートを切ることができました。
今日は楽しい瞬間がいくつもあり、レースを大いに満喫しました。
レースウイークの始まりは緊張していました。
そのときに5位になれると分かっていたら、飛び跳ねていたと思いますが、今は少しホッとしています。
レースは厳しい展開で、最初のスティントでは、前車から発生する乱気流のせいでグリップに苦しみ、1台もオーバーテイクできませんでした。
でも、ピットインしてソフトタイヤに交換してからは、マシンは息を吹き返したように速くなり、僕は“いけるぞ!”と感じました。
最終ラップはセルジオ(ペレス)と芝生に片側を落としながらも素晴らしいバトルを展開し、いいレースが見せられたと思います。
もちろん、僕自身を向上させなければならない部分がいくつかあるので、次のモンツァまでの期間でよく勉強し、課題を克服していきたいです。
チームとともに、序盤なぜ苦しんだのかを解明したいと思いますが、このマシンのコツや合わせ込み方も見つけていくつもりです。
今週末、プレッシャーはそれほど感じていませんでしたが、メディアの皆さんはそうは見ていなかったようですね。
でも、このチームとのレースウイークをエンジョイしました。
チームによって仕事のやり方が異なるのを見たことも、いい経験になりました。

僕らルーキーにとって、昨夜はとても苦しい時間になりました。
みんなアントワーヌ(ユベール選手)のことをよく知っていたし、とてもつらい時間で、いつもと違う気分で朝を迎えました。
サーキットにいる間も、普段と全く異なる雰囲気でした。
このレースを、彼に捧げたいと思います」

【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(7位)

「最後列から7位という結果で締めくくることができ、素晴らしいレースをすることができました。
気温が低いコンディションは僕たちにとっては好条件だったのですが、レースでは本当に大きく前進することができました。
今シーズンを通じて、僕らのマシンは特に一番大事な決勝で力強いパフォーマンスを見せることができています。
数々のオーバーテイク、タイヤマネージメント、そして素晴らしい作戦に加え、今日はレースペースもよかったと感じています。
チームで最善を尽くして獲得した7位という結果と、レース内容にとても満足していますし、楽しむことができました」

【ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)】(9位)

「この一戦は僕のキャリアの中でも一番エモーショナルなレースとなりました。
ベストなパフォーマンスで戦うことが、僕にとってアントワーヌ(ユベール選手)のためにできることだと思っていたからです。
結果も9位で終えることができ、Red Bull Toro Rosso Hondaでの復帰戦で2ポイントを獲得することができました。
難しいレースになると覚悟はしていましたが、チーム一丸となり戦うことができました。
早めにピットインして長い周回数をミディアムタイヤで走る作戦で、思い切った賭けに出ることにし、ソフトタイヤで走行する他のマシンとの戦いが困難なレース後半になると覚悟していました。
ときには接近戦のバトルをしながら、攻めるときも抑えるときもベストを尽くして戦いました。
その結果チームとアントワーヌのために2ポイントを獲得でき、とてもうれしく思います。
レース中、新たにマシンについて学ぶこともありました。
Aston Martin Red Bull Racingのマシンと違うことも多く、ラップを重ねるたびに理解も深まってきていると感じたので、今後さらに改善していいレースにしていけると思います」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のレースでは、5番手からスタートのフェルスタッペン選手がスタート直後にリタイアとなりましたが、後方からスタートした残りの3台のマシンが確実にレースを走りきり、入賞を果たしました。
両チームにとっていい結果になったと思います。

なにより17番手からスタートしたアルボン選手がAston Martin Red Bull Racingでのデビュー戦で非常に力強い走りを見せ、5位を獲得できたことは素晴らしかったです。
Red Bull Toro Rosso Hondaの2台もいいペースをみせ、アルボン、クビアト、ガスリーの3選手で見応えのあるバトルを展開しました。

われわれとしては、今週末に投入したスペック4のPUが問題なく機能し、多くのデータを収集できました。
ここからさらに分析を進め、今後のレースにつなげていきたいと思います」

提供:本田技研工業(株)

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アルボン&ペレスのバトル、お咎めなしに

FIA
ベルギーGPのレーススチュワード(審査委員)は、1日(日)行われた決勝レース終盤で起きたアレクサンダー・アルボン(レッドブル)とセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)とのバトルについて審議した結果、通常のレーシング・インシデント(出来事)であるとしていずれにも処分は下さないことを明らかにした。

当時2台は5位のポジションを巡って壮絶なバトルを繰り広げていて、あるいは進路妨害などに該当するのか審議対象としていた。
結論が出るまで時間が掛かって心配させたが、当事者である二人はレース後も談笑するなどわだかまりはなかった模様。

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ルクレール(フェラーリ)、ユベールに勝利捧げたい

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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ベルギーGPでは決勝レースの前に、前日サポートレースで事故死したF2ドライバーのアントワーヌ・ユベール選手(22歳:フランス)を悼み、全員で黙祷を捧げるシーンがみられた。

レースをみごとな初優勝で飾ったフェラーリ・チームのシャルル・ルクレール(21歳:モナコ)は、ユベール選手とはマイナー時代から共に戦ったライバルであり友人だったと明かした。

「昨日起こった事故はほんとうにつらいこと。
今日走った誰においてもそれは同じだけれど、まだマイナー時代から共に戦った僕にとってはとりわけ悲しい出来事だった。
彼にこの勝利を捧げたい」と、ルクレール。

ルクレールによればエステバン・オコンも同様の仲間だったとのこと。
今回、レース後の表彰台で恒例のシャンパン・ファイトが見られることはなかった。

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山本尚貴、ベルギーGPのパドック訪問

Motorhome (C)Scuderia Toro Rosso
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昨シーズン、日本でスーパー・フォーミュラとスーパーGT両シリーズを制覇、貴重なF1スーパーライセンスの資格を持つ山本尚貴が、ベルギーGPのパドックを訪問していたことがわかった。

表向きはかねて所属のホンダ・チーム表敬訪問とのことだが、このところ山本尚貴に日本GPフリー走行出走の噂があることから、その実現に向けトロ・ロッソの首脳とコンタクトを取った可能性がありそうだ。

ホンダF1の活躍と共に、再び日本人ドライバーの登場に期待が高まっている。

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2019/09/01

ベルギーGPはルクレールがポールTOウィン飾る

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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1日(日)15時10分(日本時間:22時10分)から今季F1第13戦ベルギーGPの決勝レースが難コースで有名なスパフランコルシャンを舞台に行われた。
スタート前の天候は曇り、気温は17度、路面温度27度と低下、路面はドライコンディションと報告されているが、40%とこれまでで最も雨の確率は高くなっている。。
スタート前に、前日のサポートレースで事故死したF2ドライバーに全員で黙祷を捧げた。
なお最後尾スタートのクビサ(ウィリアムズ)はピットレーンスタートとなっている。

オープニングラップのオー・ルージュでフェルスタッペン(レッドブル)がコースアウト・クラッシュ、セーフティカー導入となった。
1コーナーでライコネン(アルファロメオ)と接触した際にダメージを負っていた模様。
5周目にセーフティカーはアウト、レース再開。
レースも半ばとなりタイヤ交換が行われる。
25周時点でトップはルクレールがトップ、以下ベッテル、ハミルトン、ボタス、ノリス(マクラーレン)の順。
32周目、ハミルトンがベッテルをオーバーテイクして2位に上がる。
その後ベッテルはタイヤ交換のためピットイン、4位に下がる。
ファイナルラップ、ジョビナッツィ(アルファロメオ)が派手にクラッシュして、イエローコーションに。
その中、ルクレールがハミルトンの猛追を振り切ってチェッカーフラッグを受け、待望の初優勝を遂げた。
最後、両車の差はわずか0.981秒というものだった。
ルクレールの快挙はモナコ出身のドライバーとしてもF1史上初のことになる。

3位はボタス、4位ベッテル、5位期待に応えたアルボン(レッドブル)、6位ペレス(レーシング・ポイント)、7位クビアト(トロ・ロッソ)、8位ヒュルケンバーグ(ルノー)、9位ガスリー(トロ・ロッソ)、10位ストロール(レーシング・ポイント)までが入賞。
ホンダ・パワー勢は1周目にリタイヤしたフェルスタッペン(レッドブル)を除き3台すべてがポイント獲得したことになる。

以下11位ノリス(マクラーレン)、ルーキーのノリスは長く5位を走りながら最後マシントラブルで後退を余儀なくされた。
12位マグヌッセン(ハース)、13位グロージャン(ハース)、14位リカルド(ルノー)、15位ラッセル(ウィリアムズ)、16位ライコネン(アルファロメオ)、17位クビサ(ウィリアムズ)、18位ジョビナッツィ(アルファロメオ)までが完走。
リタイヤはサインツ(マクラーレン)とフェルスタッペン(レッドブル)の2台だった。

F1次戦は9月8日(日)、連続開催で第14戦イタリアGP(モンツァ)ということになる。

ベルギーGP決勝レースの結果はこちら
ベルギーGPの画像はこちら

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ベルギーGPスターティンググリッド(修正版)

Start Signal (C)Mercedes Motorsports
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ベルギーGPのレーススチュワード(競技委員)は、次のようにスターティンググリッドの修正を発表した。
それによればサインツ(マクラーレン)、ヒュルケンバーグ(ルノー)、そしてリカルド(ルノー)はICE(エンジン)ないしコンポーネンツの交換で5グリッド降格ペナルティ。
またアルボン(レッドブル)、クビアト(トロ・ロッソ)、そしてストロール(レーシング・ポイント)らは複数のコンポーネンツ交換によりグリッド最後尾のペナルティ。
クビアト(トロ・ロッソ)はさらにギヤボックス交換で5グリッド降格ペナルティ。
なお別掲のように予選ノータイムだったクビサ(ウィリアムズ)は決勝レース出走が認められている。

1. ルクレール(フェラーリ)
2. ベッテル(フェラーリ)
3. ハミルトン(メルセデス)
4. ボタス(メルセデス)
5. フェルスタッペン(レッドブル)
6. ライコネン(アルファロメオ) *
7. ペレス(レーシング・ポイント) *
8. マグヌッセン(ハース) *
9. グロージャン(ハース) *
10. リカルド(ルノー) *
11. ノリス(マクラーレン) *
12. ヒュルケンバーグ(ルノー) *
13. ジョビナッツィ(アルファロメオ) *
14. ガスリー(トロ・ロッソ) *
15. ラッセル(ウィリアムズ) *
16. サインツ(マクラーレン) *
17. ストロール(レーシング・ポイント) *
18. アルボン(レッドブル) *
19. クビアト(トロ・ロッソ) *
20. クビサ(ウィリアムズ)

* 印は変更のあったドライバー

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クビサ(ウィリアムズ)、決勝レース出走が許可

FIA
ベルギーGPのレーススチュワード(審査委員)は、31日(土)行われた公式予選Q1でノータイムだったロバート・クビサ(ウィリアムズ)に、決勝レース出走の許可を与えたことを明らかにした。

クビサ(ウィリアムズ)は予選Q1開始後、コースインしたばかりで突然白煙を上げてストップ。
エンジントラブルのため有効な予選タイムを記録することができなかったもの。
スチュワードはクビサがそれまでのフリー走行で満足すべきタイムを出していたと判断した。

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ホンダ系チーム、公式予選コメント(8/31)

Daniil Kvyat (C)Scuderia Toro Rosso
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本日のベルギーGPの予選は、複数の選手に課されたグリッドペナルティーが確定している状況下で実施されました。
そんな中、Aston Martin Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペンは5番手で予選を終え、明日の決勝はグリッド3列目からのスタートとなりました。

同じくRed Bullのアレクサンダー・アルボン、そしてRed Bull Toro Rossso Hondaのダニール・クビアトは、このレースウイークにスペック4へのPU交換を行ったため、グリッド後方からのスタートとなるペナルティーを受けています。
両選手は決勝のレースペースを見据えた上でQ1を走行し、Q2に進出したアルボンはアタックラップを1周 のみ行い、14番手で予選を終えました。

Toro Rossoの2台は、クビアトが18番手でQ1を終えましたが、今回からチームへの復帰となったチームメートのピエール・ガスリーにとっては不運の予選となりました。
ガスリーはFP3で10番手となりましたが、Q1終盤でほかのマシンのトラブルによる赤旗中断により、最後のタイムアタックを中断せざるを得なかったことから、16番手で予選を終えることとなりました。

フェルスタッペンはQ1、Q2を問題なく通過し、Q3へ進出。
フェラーリやメルセデスとのフロントロー争いを繰り広げたものの、2番手と約0.4秒差でフロントローを逃しました。
わずかな差ではありましたが、フェルスタッペンは日曜日の決勝を5番グリッ ドよりスタートすることとなりました。

【クリスチャン・ホーナー/レッドブル・ホンダ代表】

「今日のF2の決勝レースにおけるアントワーヌ・ユベール選手の非常に悲しい事故は、われわれが愛してやまないモータースポーツが、時にどれだけ残酷なものになりうるかを改めて実感させるものになりました。
今年のルーキーシーズンの中で、ユベール選手はモナコとフランスの2レースで勝利を挙げるなど、将来のスターになりうるポテンシャルを披露していました。
Aston Martin Red Bull Racingを代表して、同選手のご家族ならびにルノーおよびBWT Arden teamの皆様にお悔やみを申し上げます。
また、同じく負傷されたファン・マヌエル・コレア選手とご家族の皆様にも心からのお見舞いを申し上げます」

【フランツ・トスト/トロ・ロッソ・ホンダ代表】

「今日はレース中のクラッシュにより、F2ドライバーのアントワーヌ・ユベール選手が亡くなるという悲しい事故がありました。
モータースポーツ界にとって本当に悲しい一日になってしまいました。
Scuderia Toro Rossoを代表し、同選手のご家族、ご友人に心からお悔やみを申し上げます。
また、同じ事故の中で負傷されたファン・マヌエル・コレア選手の回復をお祈りしています」

【ジョディ・エジントン/トロ・ロッソ・ホンダ/テクニカルディレクター】

「今日はレース中のクラッシュにより、F2ドライバーのアントワーヌ・ユベール選手が亡くなるという悲しい事故がありました。
モータースポーツ界にとって本当に悲しい一日になってしまいました。
Scuderia Toro Rossoを代表し、同選手のご家族、ご友人に心からお悔やみを申し上げます。
また、同じ事故の中で負傷されたファン・マヌエル・コレア選手の回復をお祈りしています」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「まず始めに、本日のF2決勝レースでの事故によるアントワーヌ・ユベール選手のご逝去に際し、Hondaを代表して同選手のご冥福をお祈りするとともに、ご家族、ご友人の皆様に心からお悔やみ申し上げます。
また、同じ事故の中で負傷されたファン・マヌエル・コレア選手の、少しでも早い回復をお祈りいたします。

今日の予選では、Aston Martin Red Bull Racingのフェルスタッペン選手が5番手と、明日に向けてまずまずのポジションを確保してくれました。
Q1の最初に一時的なパワーダウンが発生したため、一旦アタックをやめることとなってしまいましたが、その後はセッティングを変更しQ3まで走りきること ができました。

一方でRed Bull Toro Rosso Hondaのガスリー選手とクビアト選手は他車のトラブルによる赤旗の影響でアタックできず、Q1敗退と残念な結果になりました。
このレースから新しくスペック4を投入したRed Bullのアルボン選手、Toro Rossoのクビアト選手については、ペナルティーにより後方からのスタートが決定しているため、今日のセッションはレースに向けたセッティングの最適化に時間を費やしました。
明日はスペック4のPUを使用した初のレースになりますが、PUにとって厳しい高速サーキットですので、4台全てが走りきった上で、更なるポジションアップを狙います」

提供:本田技研工業(株)

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スパのF2レースでドライバー死亡事故発生

31日(土)にスパフランコルシャンで行われたF1ベルギーGPのサポートレースのF2で、ドライバーの死亡事故が起きてしまった。

死亡したのは22歳のフランス人ドライバーであるアンソニー・フバート(アントワーヌ・ユベール)選手。

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ベルギーGPのスチュワードはエマニュエル・ピロ氏

Emanuele Pirro (C)Audi Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)は今週末行われている第13戦ベルギーGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元ベネトン等のF1ドライバー、エマニュエル・ピロ氏(57歳:イタリア)を指名したことがわかった。
同氏のスチュワード就任は今季第7戦のカナダGP以来で自身通算29回目、全体の最多を誇る。

ピロ氏はスポーツカーレースで活躍、実に5回のルマン24時間レース優勝を記録したレジェンド。
F1では1989年オーストラリアGPの5位(ベネトン・フォード)が最高位。
先のカナダGPではベッテル(フェラーリ)の勝利をフイにするペナルティ裁定を下したことで一躍渦中の人となった経緯がある。

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