カルン・チャンドク氏、アルボン(レッドブル)の成功に期待
Karun Chandhok (C)Ex.Hispania Racing F1 Team
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突然発表されたアレクサンダー・アルボン(23歳:タイ)のレッドブル・レーシング昇格は、「時期尚早」として多くの関係者で首を傾げる向きが多いが、そんな中、元HRT(ヒスパニア・レーシング)のレースドライバーであるカルン・チャンドク氏(35歳:インド)がこれを前向きに評価して注目を集めている。
それによれば同氏は、「まだF1経験がわずか半年のドライバーがいきなりレッドブル・レーシングのようなトップチームで走るのはかなり困難なことだ。
彼はまだレッドブルのマシンで1周たりとも走ったことがないんだからね。
しかもチームメイトはその才能が評価されているフェルスタッペンで、それと互角に戦うことが要求されているんだ。
これは多くのドライバーにとってかなり難しい注文だよ。
ただアルボンには隠れた才能があると信じている。
今年初めてF1マシンをドライブしたにもかかわらず、中国ではフリー走行でクラッシュしながらもレースでしっかり順位を上げたし、ドイツでは6位入賞という見事なレースをし
てみせた」
同じ東アジア出身であり、現在イギリスの『スカイ・スポーツ』でF1コメンテーターを務めるチャンドクの言葉には説得力がありそうだ。
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