ザイドル/マクラーレン首脳、「F1最大の過ちはコスト増加」
Andreas Seidl (C)Porsche AG
今年、新たにマクラーレン・チーム代表に就いたアンドレアス・ザイドル氏がF1の現状について言及、最大の過ちは増加したコストにあると指摘した。
「F1は昔からいちファンとして見続けてきたよ。
そこには他のカテゴリーにはない魅力がいまもあると信じている。
ただ一つ誤りがあったとすれば、それはあまりに増加させてしまったコストだろう。
われわれはワークス以外のチームとしては潤沢な資金があるほうだと思っているが、それでもタイトルを争うにはほど遠い有り様だ。
これを正常化させるにはコスト削減が必須のことだ」
そのマクラーレンは今シーズン、古豪復活の勢いを示しているが、同代表がその原動力とされることには明確に首を振った。
「自分が代表に就いたのは今年の5月になってから。
ファクトリーではそのずっと前から復活のためにスタッフ全員が全力で働き続けてきていて、チームの戦績が上向きになったのはその成果」と、断言した。
同氏はそれまでポルシェWECチームの代表を務めていたが、それ以前のBMW時代にF1に携わった経験があるという。
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