ハースF1チーム、再び起きた同士討ちに呆れ顔
Haas Duo (C)Haas F1 Team
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ほぼ平穏に過ぎたイギリスGPのオープニングラップで唯一特筆すべきは、ウェリントン・ストレート手前の5コーナの出口で起きた接触事故だった。
これはレーシング・インシデント(出来事)として処理されペナルティを受けることはなかったが、その当事者はロマン・グロージャン&ケビン・マグヌッセンといういずれもハースF1チームという皮肉なものだった。
これについて同チームのギュンター・シュタイナー代表は次のように断じて二人のドライバーを非難した。
「チームメイト同士でポジションを争って衝突するなんて余りに馬鹿げた行為だ。
そんなことをしているのはウチのチームだけじゃないか。
こんなことでドライバーに説教をしなければならないななんて、まったく情けないよ」と、呆れ顔。
関係者によれば、今回同チームは異なるセットアップでレースに臨み、それを比較する目的だったがマシンの損傷はひどく、いずれも完走することすら叶わなかったという。
度重なるチーム内の「不祥事」に、オーナーであるジーン・ハース氏の忍耐も限界が近づいていると危惧されている。
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