F3伝統のマカオGP、ついにコース変更か
Stefano Domenicali (C)Ferrari S.p.A
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F3におけるF1モナコGP版とも言われるスリリングな市街地特設コースが売り物のマカオGPだが、その舞台であるコース(ギア・サーキット)がついにレイアウトの変更を余儀なくされるようだ。
かつてミハエル・シューマッハとミカ・ハッキネンの壮絶バトルや、またアイルトン・セナや佐藤琢磨の勝利など多くのF1ドライバーが巣立ったこの特色あるコースは、一方で大クラッシュが頻繁に起きることでも知られ、昨年も名物コーナーであるリスボアでマシンが宙を舞う大事故が起きている。
さらに新しいFIA・F3規格のマシンはこれまでよりストレートスピードが増しているとされ、さらなる安全性の確保が急務となっているもの。
かつてF1で活躍した元フェラーリのステファーノ・ドメニカリ/FIAシングルシーター委員会・委員長は、「若い有能なドライバーの登竜門としての位置をキープしながら、より安全性を向上させていきたい」と、変更に前向き姿勢をみせている。
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