ドイツGPはフェルスタッペン(レッドブル)が今季2勝目
Max Verstappen (C)Redbull Racing
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28日(日)15時10分(日本時間:22時10分)から今季F1第11戦ドイツGPの決勝レースがホッケンハイムリンクを舞台に行われた。
スタート前の天候は雨、気温は21度、路面温度26度、路面は完全なウェットコンディションとなっている。
もちろん今季初のウェット宣言がされていて、各車インターミディエイトでなくウェットタイヤでのスタートになる模様。
フォーメーションラップはセーフティカー先導で3周行われ、その分周回数は減算に。
スタートでフェルスタッペン&ガスリーのレッドブル勢が出遅れ、ライコネンが3番手に。
3周目、17番手まで上がったベッテルの前でペレスがクラッシュ、イエローコーションに。
各車、ピットストップが相次ぎタイヤ交換(インターミディエイト)に走る。
なおピットレーンで交錯したルクレールとグロージャンが審議対象に。
この件はその後ルクレールのフェラーリ・チームに罰金が通告された。
15周目、12番手を走っていたリカルド(ルノー)のマシンから大きな白煙が上がりストップ、再びセーフティカーが導入されイエローコーションに。
4位のルクレールが2セット目のインターミディエイトに交換。
18周目、再び雨粒の報告。
25周目、3位のフェルスタッペンがついにミディアムタイヤに交換もいきなりスピン。
27周目、ノリス(マクラーレン)がスローダウンしてバーチャル・セーフティカーに。
トップのハミルトンはソフトタイヤに、直後2位のルクレールがクラッシュ、イエローコーションに。
ハミルトンがフロントウィングを傷めて緊急ピットイン、さらにボラードをオーバーした様子。
コース復帰も5位まで落ちる。
セーフティカー先導の間にトップのボタスはピットイン、インターミディエイトに戻していたフェルスタッペンが実質首位に立ち、オレンジのスタンドが揺れる。
2位ヒュルケンバーグ(ルノー)、3位ボタス(メルセデス)、4位アルボン(トロ・ロッソ)、5位ハミルトンの順、タイヤは全車インター。
しかしレースはまだ半分に過ぎない。
ボラード不通過のハミルトンには5秒のタイム・ペナルティ。
41周目、検討していたヒュルケンバーグ(ルノー)がクラッシュ、再びセーフティカーが入って首位のフェルスタッペンは新しいインターミディエイトに。
レース再開、さらに路面は乾き、続々とドライタイヤに。
57周目、10位争いのハースF1チームどうしがまた接触。
直後に4位だったボタスがクラッシュ、メルセデスは2台共ノーポイントの可能性。
セッションはまたもセーフティカー導入でホンダにとっては悔しいノーギャップに。
この時点でフェルスタッペン、クビアト、ストロール、サインツ、ベッテルの順、
62周目、ガスリーがアルボンと接触してタイヤをバーストも審議対象に。
ベッテルがクビアトを抜いて2位まで上がる。
フェルスタッペン(レッドブル)がリードしたまま64周のレースを制して今季2勝目、自身通算7勝目を飾った
2位は最後尾から追い上げたベッテル(フェラーリ)。
3位クビアト(トロ・ロッソ)で、ホンダの1-2こそ逸したもののみごとな表彰台を得た。
4位ストロール(レーシング・ポイント)、5位サインツ(マクラーレン)、6位アルボン(トロ・ロッソ)、7位ライコネン(アルファロメオ)、8位ジョビナッツィ(アルファロメオ)、9位グロージャン(ハース)、10位マグヌッセン(ハース)までが入賞。
以下11位ハミルトン(メルセデス)、12位クビサ(ウィリアムズ)、13位ラッセル(ウィリアムズ)、14位ガスリー(レッドブル)までが完走。
リタインヤはボタス(メルセデス)、ヒュルケンバーグ(ルノー)、ルクレール(フェラーリ)、ノリス(マクラーレン)、リカルド(ルノー)、そしてペレス(レーシング・ポイント)の6台という荒れたレースだった。
F1次戦は連続開催で来週の8月4日、第12戦ハンガリーGP(ハンガロリンク)ということになる。
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