僚友の優勝でガスリー(レッドブル)にプレッシャー
Pierre Gasly (C)Redbull Racing
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待望の今季初優勝、それもチームの本拠であるオーストリアのレッドブルリンクが舞台とあって、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の優勝は想像以上の盛り上がりをみせた。
しかしその一方で、これによりさらなるプレッシャーにさらされそうなのがチームメイトであるピエール・ガスリーだ。
フェルスタッペンが予選で2位、決勝レースではこれまでの9戦すべてで5位以上なのに対し、ガスリーは予選で5位、決勝レースでも最高が5位となっているからだ。
両者のポイント差はさらに顕著で、フェルスタッペンの128点(ランキング3位)に比べガスリーは40点(同6位)に留まっている。
これまでも度々話題になったこの事態だが、オーストリアGPの結果を受け、同グループのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーはあらためて「ガスリーのスピードとリザルトは受け入れがたいもの」と言及した。
ドライバーを鼓舞するのがマルコ博士の『仕事』とはいえ、ガスリーにとっては厳しい状況と言えそうだ。
ちなみに昨年の同じ9戦終了の段階で、フェルスタッペンは93点のランキング5位だったのに比べ、当時の僚友だったダニエル・リカルドはこれを上廻るランキング4位98点だった。
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