ハミルトン(メルセデス)の最速ラップに、ボタス呆れ顔
Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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今シーズンから決勝レース中のファステストラップを記録したドライバーに対し、1ポイントが与えられるようになった。
これまでは多くの場合、後続とのギャップが(ピットインしても逆転されない)レース終盤に、フレッシュ・タイヤに履き替えてベストタイムを出して獲得するというのが定番となった。
今回その戦略に出たとみられるのが2位走行中だったメルセデスAMGチームのボタス。
ボタスはレースが残り7周となったところでピットインし、タイムの出やすいソフトタイヤに履き替え、思惑通り1'27.406のファステストラップタイムを記録してみせた。
ところがレース最終周、トップのハミルトンがタイヤを履き替えることなくベストタイムにチャレンジ。
すでに32周を走ったボロボロのハードタイヤでボタスのタイムを塗り替える1'27.369を記録、このレースのファステストラップ・ポイントをもぎ取ったのだ。
これにはボタスも「ホームのハミルトンはどこか近道を知っているようだ」と呆れるしかなかった。
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