イギリスGP(シルバーストーン)、新契約締結間近の報
2006 British GP Scene (C)Renault F1
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現行のシルバーストーン・サーキットでの開催が危ぶまれていたイギリスGPについて、新しい契約の締結が近づいていると英国内で報じられている。
これは、元B.A.Rチーム代表で、現在は英国モータースポーツ協会の代表を務めるデビッド・リチャーズ氏が明かしたもの。
それによればまだ詳細は公表できないものの、これまでより好条件での契約により、新たなイギリスGPがスタートされるということだ。
本来、ドライバーの団体であるBRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)が保有するという珍しい形態の同サーキットでは、現在2027年までの長期開催契約を結んでいるとされるが、実際には赤字が続いていてその対応に苦慮している状況という。
その契約内容には「解除条項」が盛り込まれているとされ、同サーキットではすでにこれを通達、2019年の開催が最後とも伝えられていた。
現代グランプリ発祥の象徴とも言えるイギリスGPはイタリアGPと並んでこれまで1950年の黎明期から欠かさず行われてきた地。
一時はブランズハッチ等での開催もあったが、1987年からは現在のシルバーストーン・サーキットでの開催が定着、ファンから親しまれてきたもの。
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