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2019/06/20

ピレリタイヤ、「メルセデス依怙贔屓」の噂を否定

Marco Tronchetti Provera (C)Pirelli Motorsport
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今シーズン、タイヤ構造の一部を変更したピレリのF1タイヤについて、各チームから「適切な作動温度領域に持って行くことが難しい」との指摘がされているが、そんな中王者メルセデスAMGチームは堂々の連勝劇を続けている。
これについてライバルのフェラーリ・チームから「メルセデスだけを不当に優遇しているのではないか」との疑念が叫ばれて話題を呼んでいる。

これについてピレリでCEO(最高経営責任者)を務めるマルコ・トロンケッティ・プロベラ氏は、噂を全面的に否定した。
「メルセデスとは市販車で取引関係があるのは事実だが、それをスポーツの世界に持ち込むほど卑怯ではない。
われわれが望むのはこのスポーツの成功で、そのためにもむしろフェラーリに勝って欲しいと願っているくらいだ」と、いなす。

一方この騒動に対してレッドブルのヘルムート・マルコ博士は、「残念ながらわれわれのドリンク缶にはタイヤはついていないので」と、高みの見物を決め込んだ。

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