メルセデス、「ハミルトン&モナコでなければ負けていた」
Race Battle (C)Redbull Racing
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予選結果が大きな要素になるとされるモナコGPは、その通り今年もポールTOウィンという形で終わったが、メルセデスAMGチームは「もしもハミルトンでなければ、そしてモナコでなければ今回の優勝はなかった」と、振り返った。
そう語るのはメルセデスAMGチームで戦略面を担当するチーフ・ストラテジストのジェームス・ボウルズ氏。
「木曜日のフリー走行の結果、この戦略でいくことを決めたんだけれど、セーフティカーが入ったせいで予定したよりも少しタイヤ交換の時期が早まった。
それでもミディアムでいけるギリギリの距離であると判断したんだ。
ゴールまでに雨が降り出す可能性もあったしね。
ところがライバルたちはいずれもハードタイヤで、戦略を分ける結果となった。
タイヤ寿命に心配ない彼ら、とりわけフェルスタッペンは最後までハミルトンを追いたててきたよ。
でもハミルトンは素晴らしいドライビングで最後まで耐えた。
もしもドライバーがハミルトンでなかったら、そしてコースがこのモナコでなかったら……。
今回の勝利はなかったことだろうね」
当時2位を走行していたフェルスタッペンは5秒加算のペナルティが決まっていたため、どうしてもハミルトンを抜いてリードを拡げたかったという事情もあった。
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