ホンダ系チーム、公式予選コメント(6/29)
Max Verstappen (C)Redbull Racing
拡大します
フェルスタッペンは予選後に他車のペナルティーにより決勝を2番グリッドからスタートすることが確定しました。
Honda F1としては2006年以来のフロントローになります。
一方、残りの3台は思うような結果を残した1日にはなりませんでした。
Q1の最終アタックでRed Bull Toro Rosso Hondaのクビアトはトラフィックに阻まれ、避けるためにコーナーでワイドに膨らんだ結果、18番手でフィニッシュしました。
セッション後に審議があり、該当のマシンはペナルティーを受けましたが、クビアトの順位が変わることはありませんでした。
同じくRed Bull Toro Rosso HondaのアルボンはQ2に進出し、13番手タイムを記録しました。
PU交換のペナルティーにより、決勝では同じくペナルティーを受けたサインツ選手の前方からスタートします。
フェルスタッペンとガスリーはともにいいラップタイムを出しQ3に進出。フェルスタッペンはハミルトン選手に次ぐ3番手でフィニッシュしました。
ハミルトン選手はレース後に審議の対象になり、その後グリッドダウンの裁定が確定。
フェルスタッペンは2番グリッドからのスタートになります。
ガスリーはQ3最終ラップのターン1でミスをし、タイムを伸ばすことができず、9番手で終わりました。
先行する選手のペナルティーで、決勝は8番グリッドからスタートします。
【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(予選3位→2位)
「予選の結果に満足しています。
週末をとおしてマシンに競争力を感じていますし、HondaのPUからできる限りのパワーを引き出すためにHondaと一緒に懸命に作業をしています。
3番手という素晴らしい結果を出せて、笑顔でフィニッシュラインを通過できました。
今日は力を出し切ることができ、コーナーでは特に速かったです。
トップとの差を縮められたのは大きな前進です。
マシンを止めてエンジンを切るとファンの声援が聞こえました。
オランダやオーストリアのRed Bullファンの応援が大きな力になっています。
あまりロングランはできていませんが、いつも予選より決勝のほうがいい走りができているので問題ありません。
優勝への道のりは簡単ではないと思っていますがいいスタートを切ることができましたし、明日は全力を出し切ります」
※ ハミルトン選手のペナルティーにより、フェルスタッペンは2番グリッドから決勝をスタートします。
【ピエール・ガスリー(レッドブル)】(予選9位→8位)
「肝心なところでいいラップタイムを出すことができず、自分自身にがっかりしています。
Q3でやるべきことができませんでした。
全体的にはいいペースを出せていて、進歩していると思います。
フリー走行ではいい走りができていましたし、Q1からQ2にかけてもいい点がたくさんありました。
Q3の2回目と最後のアタックは悪くなかったのですが、ターン1とターン3でミスをして0.3~0.4秒をロスしました。
あれがなければ5番手になれていたと思います。
今は明日の決勝に集中する必要があります。決勝でできるだけのことをやれば、挽回できると思います。
マシンは競争力があるので、効果的な戦略をとる必要があります」
※ マグヌッセン選手のペナルティーにより、ガスリーは8番グリッドから決勝をスタートします。
【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(予選18位→16位)
「最後から2番目のコーナーでトラフィックに行く手を阻まれ、予選は残念な結果になってしまいました。
とてもフラストレーションが溜まる結果です。
セッションをとおしてマシンのフィーリングはよかったですし、Q2に進出できるだけのラップタイムを出せていました。
自分ではどうにもできないことですが、マシンの実力をみせられなかったのは残念です。
挽回を目指しますが、難しいレースになるでしょう。
Q3進出に近い走りができていたので、決勝のグリッドは不本意ですがベストを尽くします」
【アレクサンダー・アルボン(トロ・ロッソ)】(予選13位→19位)
「PU交換によるペナルティーを考えて、できるだけのことはしたので、満足しています。
決勝は後方からのスタートになりますが、この週末でロングランをこなしペースもいいので、ポイント獲得を目指します。
オーバーテイクのしやすいサーキットなので挑戦したいです。
ここ数レースで予選の走りがよくなっていると思います。
うまくいかない時期もありましたが、今はリズムを取り戻しています」
【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】
「今日はこれまでの2レースと同様に、気温が上がった中での予選になりました。
そのようなコンディションの中、フェルスタッペン選手が素晴らしいパフォーマンスでモナコと並ぶ今期ベストリザルトとなる3番グリッドを獲得しました。
明日の決勝に向けていいポジションだと思っています。
Red Bull Toro Rosso Hondaについてはクビアト選手が不運な形でQ2進出を逃したことは残念です。
スペック3投入のペナルティーでグリッド後方からのスタートになるアルボン選手と揃って、確実にポジションを上げていくレース展開になることを期待します。
明日はさらに気温が上がりドライバーにとってもタフなコンディションになりますが、Red Bullのホームグランプリでいい結果を得られるよう準備を続けます」
提供:本田技研工業(株)
| 固定リンク
最近のコメント