F1、それでも化石燃料で電気自動車に対抗の構え
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年々叫ばれる環境保護の観点から、FIA(国際自動車連盟)も電気自動車のレースであるフォーミュラEに軸足を置きつつあるが、F1はさらなるアイデアの投入で現行の化石燃料自動車によるモーターレーシングを維持したい考えのようだ。
F1が今回ドイツの専門誌に示したのは、『カーボン・ニュートラル』と呼ばれる天然由来の燃料の考え方。
これはすでにインディカー・シリーズなどで導入されているものでトウモロコシなどの植物性のものを燃料に添加することにより環境への二酸化炭素(CO2)の放出量を抑えようとするものだ。
植物は本来その成長過程でCO2を排出するため、地球トータルとして環境を破壊することにはならないとのこと。
電気自動車は走行する段階ではCO2の排出はないが、現状ではそもそも電力の製造過程で火力発電所などにおいて地球環境に悪影響を与えている、されている。
なおフォーミュラEのモーターレーシングとしての迫力については、F1とは比べものにならないとの見方が定着している。
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