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2019/06/10

カナダGPは異例のペナルティ裁定でハミルトン逆転勝利

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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9日(日)14時10分(日本時間:翌3時10分)からモントリオールのジル・ビルニューブ・サーキットを舞台に、通算50回目となる2019年F1第7戦カナダGPの決勝レースが行われた。
スタート前の天候は晴れ、気温29度、路面温度は51度と高温、引き続き路面はドライコンディションと報告されている。
なおピレリは今回、C1からC5まで5種類のコンパウンドのうちホワイトのハードにC3、ミディアムのイエローにC4、そしてレッドのソフトにC5という最も柔らかい3種類のタイヤを持ち込んでいてレースでの戦略が注目される。

上位に大きな変動はなくスタート。
オープニングラップで接触があったかフロントウィング交換のためピットイン、最後尾に順位を落とした。
9周目、ノリス(マクラーレン)がブレーキの加熱か右リヤタイヤ部から炎を上げてピットレーン脇にストップ、イエローコーションに。
48周目、4コーナーの進入でトップのベッテルがバランスを崩したところをハミルトンが突いたがウォールに寄せられてオーバーテイクできず、この件は審議対象に。
58周目、スチュワードはベッテルに対し、5秒のタイム・ペナルティが通告された。
これによりベッテルは現在2位のハミルトンに5秒以上の差を付けなければ勝利することはできないことになった。
しかし逆にハミルトンは僅差でベッテルを追いたてる状況が続く。
63周目、ピットインしたアルボン(トロ・ロッソ)がそのままガレージに入ってリタイヤとなった。
67周目、ファステストラップ・ポイントを獲得させるべく後続とタイム差がある4位のボタス(メルセデス)にタイヤ交換の指示が伝えられる。
地元のストロール(レーシング・ポイント)がサインツ(マクラーレン)を抜いて9位に上がり観客から歓声が上がる。
最終ラップ、期待通りボタスがファステストラップを記録。
70周を終え、ベッテルがトツプでチェッカーフラッグを受ける。
本来ならポールTOウィンの筈だが、ウィナーは2位のハミルトン(メルセデス)。
しかし観客の多くはこれを理解していないようだ。
抗議の姿勢か、ベッテルは所定のパルクフェルメにマシンを持ち込まずのインタビューも拒否、さらにマシンの前に立てられた順位看板を入れ替える『ご乱行』。
さらなるペナルティが科せられるかも知れない。

ハミルトンはスペイン、モナコに続く3連勝で今季5勝目、自身通算78回目の優勝となった。
2位ベッテル(フェラーリ)、3位ルクレール(フェラーリ)、4位ボタス(メルセデス)、5位フェルスタッペン(レッドブル)、6位リカルド(ルノー)、7位ヒュルケンバーグ(ルノー)、8位ガスリー(レッドブル)、9位ストロール(レーシング・ポイント)、10位クビアト(トロ・ロッソ)までが入賞。
以下、11位サインツ(マクラーレン)、12位ペレス(レーシング・ポイント)、13位ジョビナッツィ(アルファロメオ)、14位グロージャン(ハース)、15位ライコネン(アルファロメオ)、16位ラッセル(ウィリアムズ)、17位マグヌッセン(ハース)、18位クビサ(ウィリアムズ)までが完走。
リタイヤはアルボン(トロ・ロッソ)とノリス(マクラーレン)の2台だった。

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