『エクソンモービル』、レッドブル&トロ・ロッソ相乗効果
David Tsurusaki/Exxon Mobil (C)RedBull Racing
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今シーズン、レッドブル・レーシングもトロ・ロッソ同様ホンダ製パワーユニットを搭載することになって最もその『恩恵』を享受しているのは同陣営に燃料やオイルを供給するアメリカ・テキサス州に本拠を置く大手石油会社『エクソンモービル』かも知れない。
というのも、昨年のエクソンモービルは、ルノーを使用するレッドブル、ホンダを使用するトロロッソのために異なる燃料/潤滑油を用意しなければならなかったのだが、今シーズンはいずれもホンダ・エンジンになったため、同時に開発が進められることになっているからだ。
エクソンモービルでグローバル・モータースポーツ・テクノロジーマネージャーを務めるデビッド・ツルサキ氏によれば、ホンダは石油会社が評価を依頼した際の仕事がきわめてスピーディで開発の進捗に大きく貢献しているのだという。
その試料は、これまですでに燃料が40種類、オイルが36種類にも及んでいるというから大仕事に違いない。
現在F1で燃料・オイルを供給する石油会社は各陣営によって異なり、たとえばメルセデスはペトロナス、フェラーリはシェル、そしてルノーはBPカストロールとそれぞれ契約している。
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