モナコGPはハミルトン(メルセデス)がポールTOウィン
Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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26日(日)15時10分(日本時間:22時10分)からモンテカルロ市街地特設コースを舞台に、2019年F1第6戦モナコGPの決勝レースが行われた。
スタート前の天候は曇り、気温22度、路面温度は35度、路面はドライコンディションと報告されているが、急速に降雨確率は高まりつつある。
なおピレリは今回、C1からC5まで5種類のコンパウンドのうちホワイトのハードにC3、ミディアムのイエローにC4、そしてレッドのソフトにC5という最も柔らかい3種類のタイヤを持ち込んでいる。
心配されたオープニングラップも特にアクシデント等はなし。
順位もリカルド(ルノー)がマグヌッセン(ハース)をかわした程度で上位はハミルトン、ボタス、フェルスタッペン、ベッテルの順。
そんな中、後方グリッドを強いられたルクレールがかなり無理なオーバーテイクを仕掛けて順位を上げる。
しかし接触もあり、さらに右リヤタイヤをバーストさせて後退、ピットインを余儀なくされる。
11周目、デブリ(破片)の始末のためセーフティカーに。
各車タイヤ交換に入るが、WストップのメルセデスAMG勢の間隙を付き、フェルスタッペンがボタスをかわして2位に上がる。
フェルスタッペンとボタスのピットレーンでの接触について審議対象とされた。
19周目、ルクレール(フェラーリ)がマシン不調を訴えてピットに戻りリタイヤした。
フェルスタッペンに5秒のタイムペナルティが通知される。
さらにストロール(レーシング・ポイント)にもカジノでの多重事故の件で5秒のタイムペナルティ。
66周目、5位を走るガスリー(レッドブル)がタイヤを換えてファステストラップを更新。
フィニッシュまであと1周というところでトンネル出口でフェルスタッペンがハミルトンに挑みタイヤが接触、オーバーテイクはならなかった。
ただこれも審議対象とされた。
77周のレースを制したのはポールポジションからスタートしたハミルトン(メルセデス)。
前戦スペインに続くもので今季4勝目、今季初のポールTOウィンで自身通算77勝目を記録した。
2位フェルスタッペン(レッドブル)だったが、5秒のタイム・ペナルティがあるため4位に転落となった。
2位ベッテル(フェラーリ)、3位ボタス(メルセデス)、4位フェルスタッペン、5位ガスリー(レッドブル)、6位サインツ(マクラーレン)、7位クビアト(トロ・ロッソ)、8位アルボン(トロ・ロッソ)でホンダ・パワー勢が4台すべてトップ10圏内フィニッシュを果たした。
9位グロージャン(ハース)、10位リカルド(ルノー)、11位ノリス(マクラーレン)、12位マグヌッセン(ハース)、13位ペレス(レーシング・ポイント)、14位ヒュルケンバーグ(ルノー)、15位ラッセル(ウィリアムズ)、16位ストロール(レーシング・ポイント)、17位ライコネン(アルファロメオ)、18位クビサ(ウィリアムズ)、19位ジョビナッツィ(アルファロメオ)までが完走。
リタイヤはルクレール(フェラーリ)1台だけだった。
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