ニキータ・マゼピン(F2)、「チーム買収問題は別」
Nikita Mazepin (C)Ex.Force India F1
現在F1直系傘下のF2に参戦するロシアの新鋭ニキータ・マゼピン(20歳)の周辺がまた喧しくなっているようだ。
これは今季資金難と共に成績不振に陥っているウィリアムズ・チームで、またぞろ身売り話が持ち上がっているからだ。
名前が挙げられているのはロシアの大富豪であるドミトリー・マゼピン氏。
同氏は昨年にも旧フォース・インディアの買収に名乗りを挙げていたとされる人物。
ドミトリー氏は言わずと知れたニキータ・マゼピンの父親で、これまでもその影響力からフォース・インディアやメルセデスAMGチームで子息のF1テストを実現させてきた。
ただF1デビューさせるのであれば必要不可欠になるのがスーパーライセンス。
残念ながらここまでF2で2戦してまだランキング15位に留まるニキータにはスーパーライセンス獲得の目途が立っていないのが現実だ。
父親との関係でしばしば取材を受けるニキータは、「父親の動きと自分は関係ない」と、口を閉ざすが、いま一番もどかしいのは彼自身だろう。
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