クビサ(ウィリアムズ)にシート喪失の危機
Robert Kubica (C)Williams F1
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今シーズン、ウィリアムズ・チームから8年ぶりのF1復活を遂げたロバート・クビサ(34歳:ポーランド)だが苦戦が続き、早くもシート喪失の危機が伝えられている。
かつて21歳でザウバー・チームからF1デビューを果たしたクビサは、わずか3戦目で表彰台、実質2年目にはBMWワークスとなった同チームでポールポジションや初優勝を遂げるなど華々しい活躍をみせたが、今年の予選ではここまでの5戦すべてでチームメイト(ラッセル)に後れを取るなど苦戦が続き、グリッド最後方が指定席になりつつある。
チームではマシン自体に問題がある可能性があるとして、今回のスペインGPでは両者のマシンを入れ替える措置を採ったが、結果はマシンではないと判断されたようだ。
同チームにはリザーブドライバーとしてニコラス・ラティフィ(23歳:カナダ)が控えていて、場合によってはシーズン終了を待たずしてクビサと交代することがあるかも知れない。
なお財政難に苦しむウィリアムズ・チームにとって、大富豪であるラティフィの父親の存在は決して小さくない。
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