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2019/05/16

単純に比較できないテストのタイム

Pirelli 2019 Tyre (C)Pirelli Motorsport
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グランプリウィークの公式予選等とは異なり、各チーム、各ドライバーによってその目的や内容が異なるのがテスト、一概にそのベストタイムだけを比べても真実は見えないこともある。

14日(火)に行われたバルセロナ合同テスト初日の場合、トップはボタス(メルセデス)で2番手になったルクレール(フェラーリ)とは、実に1.422秒もの大差を付けた。
しかしベストタイムを記録した時の装着タイヤをみると、ボタスは『C5』と呼ばれる最も柔らかいもので、一方ルクレールのタイヤは『C2』の中間タイヤ、当然ボタスのほうが一発のタイムは速い筈だ。

加えてテストはピレリのタイヤ開発が主要目的ということもあって、今回の担当チームであるフェラーリとレーシング・ポイントは2台のマシンが走行。
それぞれ担当のベッテル(フェラーリ)とペレス(レーシング・ポイント)はその開発タイヤでの走行に限られていた。

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