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2019/05/19

ザンドフールト、バンクコーナー設置で迫力増加へ

Zandvoort Circuit
1985年以来、実に35年ぶりのF1グランプリ復活が決まったオランダGPだが、その開催地であるザンドフールトについては施設の老朽化や安全性などを理由に大幅な施設改修が求められている。
これについて同グランプリのスポーティング・ディレクターを務める地元出身の元F1ドライバー、ヤン・ラマース氏(62歳:オランダ)は次のように説明している。

「サーキットは全面的に改修されるのでこれまでのイメージを一新するものになることだろう。
心配されるコースだが、各所でランオフエリアをワイドに拡大するので挑戦的になり、一列のパレードになることなく緊迫したバトルが繰り広げられる筈だ。
何より象徴的なのは、最終コーナーがインディアナポリスのようにバンク化されること。
これによりDRS(可変リヤウィング)が開いたまま高速の状態でストレートを抜け、1コーナーへと飛び込むことになる。
ここでオーバーテイク・シーンが増加するのは間違いないところだろう」

主に1980年代にF1を戦ったラマース氏は非力なマシンで確たる戦績は残せなかったが、今はフェルスタッペン(レッドブル)に大きな期待が掛かっている。

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