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2019/05/03

オランダGP開催が前進の陰でスペインGP継続に危機説

Barcelona Circuit (C)Ferrari S.p.A
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今シーズンもF1は全21戦という史上最多のグランプリ開催が予定されているが、その一方で開催継続が難航しているとされるグランプリも、イギリス、イタリア、ドイツ、スペインなど、枚挙に暇がない。
とりわけスペイン国内ではオランダGPの開催交渉が進捗する反面、ヨーロッパ・ラウンドのいずれかが脱落の可能性が高まっており、その筆頭候補がスペインであると報じられている。

しかしこれについてスペインのメディア『ディアリオ・スポルト』は、スペインGP危機説はリバティ・メディア側の流したブラフだとしている。
それによればバルセロナ・サーキット側との交渉を有利に持ち込もうとするリバティ・メディアは、相手にプレッシャーを掛けようとする意図で故意に危機説を強調しているとのこと。
もっともこれはこれで、反対にバルセロナ側の流す逆ブラフという説もあるのだが。

なおスペインGPは一時期ハラマやヘレスを舞台としたこともあったが、1991年からは現在のバルセロナで継続するのが定番となっている。

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