ボタス(メルセデス)、「1コーナーでレースは終わり」
Race Scene (C)Mercedes Motorsports
拡大します
せっかく3戦連続という速さをみせてポールポジションからスタートしたバルテリ・ボタス(メルセデス)だったが、1コーナーでチームメイト(ハミルトン)に交わされると、結局そのままの順位でレースを終えることとなった。
「あれはかなりタイトな出来事だったね。
66周という長いレースだったけれど、僕にとっては最初の1コーナーでもうレースが終わってしまった感じだ。
ハミルトンとベッテルに両側から攻められて、僕には行き場がなかったんだ。
あのまま無理していたら、誰かを巻き添えにしてすべてが終わっていただろうからね。
そりゃ、僕がポールシッターだもの悔しいけれど、仕方ない。
敢えて理由を探すなら、クラッチにちょっぴり違和感があった。
バイトとリリースを繰り返していて、それでわずかに出遅れてしまったんだ。
これまでに経験しなかった不思議な挙動だよ。
今後のレースのためにも、いったい何が起きたのか解明しなくてはならないな」
今のエアロダイナミックスでは、いっんたん後続につくとペースをコントロールするのが難しいという。
| 固定リンク