ピレリタイヤの温度管理に各チーム腐心
Pirelli 2019 Tyre (C)Pirelli Motorsport
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今年、F1タイヤを独占供給するピレリはタイヤの設計を変更したとされているが、その影響か各チームとも適当とされる温度の管理に苦戦しているようだ。
ピレリの説明によれば、今年のタイヤはトレッド面の厚さを薄くしたということだが、これによりタイヤはさらに温度にセンシティブになったという。
実際、ハースF1チームなどは各グランプリとも予選でのスピードはみせるものの、決勝レースのロングランとなるとドライバーはグリップ不足を訴え、ずるずると後退する場面が目立っている。
これについて同チームのギュンター・シュタイナー代表は、「こんな、ワンメイクの筈のタイヤで戦闘力に差が付くなんて、本来のF1じゃない」と、不満をみせる。
しかし昨年やはり温度管理での苦労が目立ったメルセデスAMGチームはそれでもタイトル獲得を果たし、今シーズンもまた現在チャンピオンシップをリードしている。
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