ホンダ製パワーユニット、信頼性に目途付ける
Honda F1 Staff (C)Honda Racing
拡大します スペインGPに続きバルセロナ合同テストをも順調に終え、ホンダF1の山本雅史マネージング・ディレクターは、かねて課題だったPU(パワーユニット)の信頼性の確保について自信をみせた。
かつてマクラーレン・チームとのパートナーシップ時代には信頼性がなく糾弾されたホンダ製パワーユニットだったが、昨年のトロ・ロッソ時代を経て今年の2チーム4台体制になってからはすべてのセッションでほぼ満足のいく信頼性をみせている。
これについて山本雅史氏は、「ホンダにとってレースに参加することのゴールは常に勝つことにある。
そのためにはまず信頼性の確保が不可欠になるが、われわれは現在ほぼこの課題をクリアしつつある。
これまでは正直、信頼性とパワーとの兼ね合いを図りながら進めてきた。
次は当然のことながらパフォーマンスということで、パワーアップに焦点を当てることになるだろう」と、意欲をみせた。
これまでモータースポーツ担当部長としてホンダの全モータースポーツに目を配ってきた山本氏はいま、F1専任として全社内の期待を背負い奮迅の活躍をしている。
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