F1関係者を驚かせたメルセデスAMGチームの新人
Nikita Mazepin (C)Mercedes Motorsport
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スペインGP終了後に行われたバルセロナ合同テスト最終日、F1界の強者共を抑えてみごとトップタイムを記録したのはメルセデスの新人ニキータ・マゼピン(20歳:ロシア)だった。
『C5』という柔らかいタイヤを履いていたとはいえ、マゼピンの記録した1'15.775というタイムは、数日前のスペインGPポールポジションの1'15.406にほぼ匹敵するものでフロントロウが得られた筈のものになる。
これについてマゼピンは、「僕にとってはまさに信じられないような一日だった。
たった一日だったとしてもF1チャンピオンチームで走れたのは掛け替えのない経験だったよ。
若手ドライバーなら誰もが夢見る体験ができたんだもの。
マシンは素晴らしく、スタッフの仕事ぶりも尊敬に値するものだった。
あなたもこのチームに来てコクピットに座ればそれがわかるよ」と、手離しの感激ぶりをみせた。
マゼピンの父親ドミトリー氏はロシアの大富豪で、テスト参加にあたり巨額の資金を投じたとも言われたが、息子の実力も伴うなら鬼に金棒だ。
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