ルノー・スポール首脳、「信頼性の問題は解決」
Cyril Abiteboul (C)Renault Sport F1
拡大します
かねてMGU-K(運動エネルギー回生システム)に問題があるとされてきた今季のルノー製パワーユニットだったが、実はコンロッドというエンジン本体の中枢部に関わる部分でも信頼性に問題を抱えていたことが明かされた。
しかしこれについて、ルノーは解決したと強調している。
そう語るのはルノーとマクラーレン両チームにPU(パワーユニット)を供給するルノー・スポールのシリル・アビテブール/マネージング・ディレクター。
「コンロッドのトラブルは第2戦のバーレーンでルノーの2台が揃ってリタイヤしたときに発覚した。
ヒュルケンバーグのエンジントラブルが本体に関わるものであることがわかったからだ。
直ちに対策に傾注したが、完全に解決するまではエンジンのパフォーマンスを制限せざるを得なかった。
しかしスペインでもう問題がないことが確認されたので、今回のモナコではフルパワーで行ける」と、自信をみせた。
土曜日の午後にはそのルノー製パワーユニットの実力の程度が衆目に晒される。
| 固定リンク
最近のコメント