フェラーリ最高首脳が戦略ミスでルクレールに謝罪
Louis Camilleri (C)Ferrari S.p.A
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<フェラーリ・チームは、シャルル・ルクレールに対し、モナコGPでの『失態』について同陣営の最高首脳であるルイス・カミレッリ/CEOが異例の謝罪をしたことを明らかにした。
今季フェラーリ・チームに抜擢されたルクレールにとって、モナコGPは跳ね馬チームの一員として初の母国グランプリとなるもの。
実際、一部は通学時に通ったコースというルクレールは、地元の熱い声援を背中に受けて気合い十分でこのグランプリに臨んでいた。
ところが予選Q1で、チームの戦略ミスからまさかの脱落。
予選順位が超・重要とされるモナコGP予選で16番グリッドというのは受け入れ難いものだった。
レース後、不満を露わにしたというルクレールに、現地を訪れていたカミレッリ/CEOは自ら「われわれは彼に対し心から謝罪しなければならない。
これは明らかにチームのミスで、彼の期待を裏切ってしまった。
いまわれわれが果たすべきことは、この失敗を糧として、さらにライバルとの差を縮めるべく全員で働かなくてはならないということだ」と、詫びた。
同じQ1で再度アタツクに出たチームメイト(ベッテル)のほうはQ3まで進出して予選4位、決勝レースでは最終的に2位表彰台まで達してみせている。
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