信頼性あった、改良型ホンダ・パワー
Pierre Gasly (C)Redbull Racing
拡大します
レッドブル&トロ・ロッソ、ホンダ製パワーユニットを搭載して戦う4台には、今回そのすべてにバージョンアップされた新機軸のものが投入された。
事前の噂では約20馬力アップとも伝えられたが、ホンダの説明によれば信頼性をより重視したものとのことだった。
ところが今回51周のレースを完走したのはそのうちの2台だけ。
とりわけガスリー(レッドブル)はストップする際に「ノー・パワー」という言葉が聞かれたとして、一時はエンジン関連のトラブルかと思われた。
しかしこれについてレース後、トラブルはドライブシャフトであることが判明。
素人考えでは強力なホンダ・パワーに駆動系が耐えられなかった、とのノー天気な見方もできるほどだった。
またもう1台のリタイヤはクビアト(トロ・ロッソ)で、こちらはバトルの末、近くにストップしたリカルド(ルノー)が後方を確認することなく突然のバックでクビアトのマシンを損傷させたもの。
当然のことながらホンダ製パワーユニットにトラブルがあってリタイヤした訳ではないことが判明している。
| 固定リンク