アタック直前のオーバーテイク巡り、火花
Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、予選Q3終盤、最後のアタックラップに入ろうとした直前にベッテル(フェラーリ)に割り込まれ、止むを得ず前車との間隔を再度空けた結果タイムアウトとなり、最終アタックそのものができずにタイムケ更新なくセッションを終えた。
フェルスタッペンは「最後のアタック直前の最終コーナーでは列を変えないというのが暗黙のルール」だとしてベッテルの行為を非難。
しかしベッテルはルールの存在そのものを否定して論争となった。
これについてハミルトンはベッテル同様にそうしたルールの存在を否定したが、リカルドは暗黙の了解を認めた上で、「今回のようにタイムリミットが迫った中ではいずれのドライバーも自分本位にならざるを得なかった」としとて、混乱した中の特殊な状況でルールは捨てられたと説明している。
言い分は食い違ったままだが、今回のようなケースは予選順位に直結するだけに今後も禍根を残すことになりそうだ。
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