『アライ』、フェルスタッペンの期待に応えられず
Max Verstappen's Helmet (C)Redbull Racing
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レッドブル・レーシングは、同チームのエースドライバーであるマックス・フェルスタッペンがヘルメットをこれまでのアライ製のものからドイツのシューベルト社のものに変更したことを認めた。
同チームではアライ製のヘルメットの使用を前提に『RB15』の承認を受けているが、今シーズンより安全基準が厳格化されたため認定作業に時間を要し、アライはすべてのサイズのヘルメットの承認を受けることができなかったという。
このためフェルスタッペンはアライが承認を受けたサイズのヘルメットでは納得が得られなかったため、止むを得ずシューベルト製のものに切り換えたとのこと。
今回のケースだけでなく、F1ではかつて席巻したアライの「市場」が他社に侵食されているのが事実。
現在確認されているアライ・ユーザーは、ベッテル(フェラーリ)、ガスリー(レッドブル)、リカルド(ルノー)のみ、残りの大半をベル社が占めている。
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