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2019/04/14

中国GPはハミルトン優勝、ガスリーが最速ラップ記録

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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14日(日)14時10分(日本時間:15時10分)から上海国際サーキットを舞台に、F1グランプリ通算1000回目を記念する2019年F1第3戦中国GPの決勝レースが行われた。
セッション開始時の天候は曇り、気温は19度、路面温度30度、路面はドライコンディションだが風が強いと報告されている。
ピレリは今回、C1からC5まで5種類のコンパウンドのうちホワイトのハードにC2、ミディアムのイエローにC3、そしてレッドのソフトにC4という中間の3種類のタイヤを持ち込んでいる。
このうち規定で決勝レースでは2セット以上、ハードかミディアムのいずれか1セットは必ず使用しなければならないことになっている。
なお既報のようにジョビナッツィ(アルファロメオ)は予選ノータイムのためグリッド最後尾に、またフリー走行でクラッシュしたアルボン(トロ・ロッソ)はモノコック交換によりピットレーンスタートとなっている。

スタートでハミルトンが首位に。
オープニングラップでクビアト(トロ・ロッソ)、ノリス(マクラーレン)、サインツ(マクラーレン)らが絡む接触事故、マクラーレンの両車がピットイン。
この件でクビアトにはその後ドライブスルー・ペナルティーが通告された。
17周目、ヒュルケンバーグ(ルノー)がマシントラブルによりピットで戦線離脱。
43周目にはクビアト(トロ・ロッソ)がピットガレージに戻ってそのままリタイヤ。
53周目、ノリス(マクラーレン)も同じくピットガレージでストップ。
残り2周となったところで6位走行中のガスリー(レッドブル)がソフトタイヤに履き替えてファステストラップを狙いにいく。
直後のリカルド(ルノー)とはタイムが離れているので順位の心配はない。
後方ではピットレーンスタートから10位まで順位を取り戻したアルボン(トロ・ロッソ)にグロージャン(ハース)が肉薄して激しいバトルを続けている。

56周に渡った中国GPのレースを制したのはスタートで首位に躍り出たメルセデスのルイス・ハミルトン、4回のタイトルに輝くアラン・プロスト氏が振るチェッカーフラッグを真っ先にかいくぐった。
前戦バーレーンに続くもので今季2勝目、自身通算75勝目を記録した。

2位にボタス(メルセデス)、3位ベッテル(フェラーリ)、4位フェルスタッペン(レッドブル)、5位ルクレール(フェラーリ)、6位ガスリー(レッドブル)、ガスリーはみごと自身初となるファステストラップを記録してポイント1を加えている。
7位リカルド(ルノー)、8位ペレス(レーシング・ポイント)、9位ライコネン(アルファロメオ)、そして10位アルボン(トロ・ロッソ)が逃げ切って入賞を果たした。

以下、11位グロージャン(ハース)、12位ストロール(レーシング・ポイント)、1位マグヌッセン(ハース)、14位サインツ(マクラーレン)、15位ジョビナッツィ(アルファロメオ)、16位ラッセル(ウィリアムズ)、17位クビサ(ウィリアムズ)、18位ノリス(マクラーレン)までが完走に。
リタイヤはクビアト(トロ・ロッソ)とヒュルケンバーグ(ルノー)の2台となった。

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