ウィリアムズ・チーム、主催者とFIAに損害賠償を請求
Claire Williams (C)Williams F1
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ドライバーやチームには不可抗力のアクシデントでマシンが大破する、という損害に見舞われたウィリアムズ・チームでは、近く正式にグランプリ主催者とFIA(国際自動車連盟)に対して損害賠償の請求を行う意向であることを明らかにした。
これは同チームのクレア・ウィリアムズ副代表がイギリスのスポーツ・チャンネル『スカイスポーツ』の取材に応えたもの。
これは、26日(金)に行われたアゼルバイジャンGPフリー走行1回目セッションで、コース上に設置されたマンホールの蓋が突然外れるという想定外のアクシデントに見舞われたジョージ・ラッセルのマシンが全損に至ったものだ。
チームは急きょイギリスのファクトリーからほぼ1台丸々分のスペアパーツ空輸を手配する羽目となった。
損傷はマシン底部から受けたため、上部からの見た目にはあまりわからないが、実際にはシャシーそのものに亀裂が入るなど深刻なものであるという。
金額はまだ精査されていないものの、クレア氏によれば「損害のレベルは数百万ではなく、数千万ポンド台に及ぶ可能性がある」(百億円近くか)とのことだ。
同様のアクシデントは2017年のマレーシアGPでもハースF1のマシンで起きていて、この時は実際に補償を受けたと伝えられている。
なお同チームではその後クビサも大きなクラッシュを演じており、スタッフはまさにおおわらわの状況だ。
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