« オランダ地元メディア、「オランダGP復活開催」と回答 | トップページ | 中小チームの悲哀に直面するライコネン(アルファロメオ) »

2019/05/01

イタリアGPもモンツァ開催に前進の報

Monza/Bank (C)Williams F1
拡大します
現行の開催契約が今年が最後ということで、今後の開催に黄信号が灯っていると伝えられたモンツァ・サーキットでのイタリアGPだが、主催者はリバティ・メディアとの間で基本合意に至っていると主張した。

これについて、同グランプリを主催するイタリア自動車クラブ(ACI:Automibile Club d'Italie)のアンジェロ・スティッキ・ダミアーニ会長は次のように語っている。

「知られているようにイタリアGPの現在の契約は今年が最後。
しかしわれわれはリバティ・メディアとの間で2024年まで5年間延長することで基本合意しており、今はその細部について詰めているところ。
完全な合意は近いと考えていて、近く明らかにできると受け止めている」

ただリバティ・メディアからは契約の条件としてシケインの改修やコーナーの拡幅、そしてグランドスタンドの新設等を含む総額130億円もの施設改修が要求されていると伝えられていてその資金の捻出方法などはまだ明確にされていない。

モンツァ・サーキットは、イギリスGPと並び1950年のF1黎明期から続く伝統のグランプリで、1980年の一戦(イモラ)を除きそのすべてがここモンツァを舞台に行われてきた偉大な地で、熱狂的なファンも多いことで知られる。

|

« オランダ地元メディア、「オランダGP復活開催」と回答 | トップページ | 中小チームの悲哀に直面するライコネン(アルファロメオ) »