苦戦続くクビサ(ウィリアムズ)、グリップ不足に悩む
Robert Kubica (C)Williams F1
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2010年以来のF1復帰を果たしたロバート・クビサ(34歳:ポーランド)には、ウィリアムズ・チーム復活への強い期待が掛けられたが、いざ開幕すると周囲の期待に応えたものとは言えない戦いが続いていると言わざるを得ないようだ。
今年の同チームのマシンに戦闘力がないことは衆知の事実でこれは致し方のないところだが、問題は経験のないチームメイトのジョージ・ラッセル(20歳:イギリス)にも後れを取っていること。
それはここまでの3戦の予選・決勝すべてのセッションでこの新人に負けてるという現実が証明する。
これについてクビサは「とにかくマシンにグリップがなく、踏み込むことができないんだまず」と語り、1周のラップタイムに苦慮していることを正直に明かした。
しかしパドックでは「やはり腕に事故の障害が残り、F1ドライブは無理」との厳しい指摘が行われている。
「1周のラップタイムさえこなすことができるようになれば、自ずとロングランも安定してくる筈」と語るように、一番この現状を心配しているのはクビサ自身だろう。
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