中小チームの悲哀に直面するライコネン(アルファロメオ)
Kimi Raikkonen (C)Alfaromeo Racing
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フェラーリというトップチームから、今季はアルファロメオ・レーシング(前ザウバー)という中小チームに逆戻りしたキミ・ライコネンが、さっそくその悲哀に直面しているようだ。
ライコネンは今回のレースでも完走・入賞。
これでトップ3チーム以外のドライバーでは唯一開幕から全戦ポイント獲得しているベテランだが、今回ペナルティでピットレーンスタートとならなければさらに良い成績を挙げていたかも知れない。
ペナルティの原因となったのはフロントウィングのたわみ。
ただライコネンによれば、この件は中国GPの時点ですでにチームは把握していたのだという。
しかし遠征が続くチームは、フロントウィングのような重要部品をわずか2週間というインターバルでは新規製作することができなかったようだ。
相変わらずクールなライコネンは、「問題があることはわかっていたが、次のレースまでに完全な対策を打つことはできなかったと聞いている。
ただ、この違反によって僕らに何かメリットがあった訳じゃない。
願わくは、すべてのチームにとって規則が公平であるよう希望するよ」と、意味深なコメントで締め括った。
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