アルバートパークに路面改修計画が浮上
Albert Park Circuit (C)Pirelli Motorsport
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市街地特設コースということもあり、バンピーな路面が目立つオーストラリアGPの開催地アルバートパークに、路面再舗装による改修計画が浮上している。
これはオーストラリアGPの主催者であるAGPC(オーストラリア・グランプリ株式会社)のアンドリュー・ウェスタコット代表が地元の『ジ・エイジ』紙に語ったもの。
それによれば路面改修はFIA(国際自動車連盟)のレーシング・ディレクターからの指示であることを示唆している。
しかしこれについてルイス・ハミルトン(2勝)やセバスチャン・ベッテル(3勝)らこのコースを得意とする一部ドライバーからは早くも反対の声が挙げられている。
中でもここアルバートパークで6年連続となるポールポジションを獲得しているハミルトンは、「この荒れた路面とほとんど逃げ場のないランオフエリアというのがこのコースの特徴なんだ。
これがなくなったら魅力がなくなってしまう。
危険な故にドライバーは繊細なマシンコントロールを要求されるんだね。
ところが路面をスムーズなものにしてしまったら、それはもう僕の愛するアルバートパークじゃなくなってしまうよ」と、指摘した。
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