ステアリング装着放棄のリカルド、お咎めなし
FIA
バーレーンGPのレーススチュワード(競技審査委員)は、31日(日)に行われたバーレーンGP決勝レース終盤、安全基準に反した疑いがあるとしてビデオや走行データ等を検証した結果、当該ドライバーであるダニエル・リカルド(ルノー)に責任はないとして処分しないことを明らかにした。
それによればリカルドは、レース最終盤にマシントラブルからコースサイドに止めた際、規則に反してステアリングホイールを元のように装着しなかったというもの。
これについてレーススチュワードは、当時コクピット内のERS(エネルギー回生システム)警告灯が点灯していたことから、感電する危険性も推測されたため、緊急避難行為としてリカルドがステアリングホイールを放棄したことは止むを得なかったと判断したという。
現代のハイブリッド方式マシンでは、一部に超高圧の電流が流れているということから、感電への危険性もかねて指摘されていた。
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