交渉難航のイギリスGP、活路見出せず
British GP Scene (C)Renault F1
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今年で現在の開催契約が満了するイギリスGPは、かねてリバティ・メディアとの間で新たな開催契約について交渉が行われているが、シーズン開幕のこの時期になってもまだ目途が立っていないことが伝えられた。
というのもここに来てイギリスのEU(欧州連合)からの離脱という不透明な事情が露呈、問題解決をさらに難しくしていることも混乱に輪を掛けているという。
現代グランプリ発祥の象徴とも言えるイギリスGPはイタリアGPと並んでこれまで1950年の黎明期から欠かさず行われてきた地。
一時はブランズハッチ等での開催もあったが、1987年からは現在のシルバーストーン・サーキットでの開催が定着、ファンから親しまれてきたもの。
しかし同サーキットを保有するBRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)とリバティ・メディアは互いに譲歩の姿勢を見せず、いまのところ合意には至っていない。
伝統を知る関係者は頭を痛めるばかりだ。
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