リバティ・メディア、「F1開催コスト増は前任者のせい」
Bernie Ecclestone (C)Ferrari S.p.A
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現在F1を運営するリバティ・メディアは、各地のグランプリが開催難に陥っているのは、前任者であるバーニー・エクレストン氏に多くの責任があると指摘した。
それによればエクレストン氏はF1拡大のため幾多の功績を残したが、その一方でグランプリ開催のコスト増を招き、それが現在の各グランプリに弊害を及ぼしているのだという。
さらに同氏が契約に絡んで私的な財産形成も行っていたと指弾。
高騰した契約料のためいくつかのグランプリでは地元自治体や政府からの支援を仰いだが、これが失われるとたちまち資金難に陥り、リバティ・メディアとの交渉でいま苦難に直面しているのが現状とのこと。
実際のところエクレストン氏はイギリス長者番付の常連で、個人でサーキットを買収できるほどの財を成してきたのが事実。
これまで絶対の権勢を誇っていたエクレストン氏に対し表立って非難の声を上げる者はいなかったが、ここに来て情勢は変わりつつあるのかも知れない。
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