チェイス・キャリー/CEO、「F1をもっと魅力的に」
Chase Carey/CEO (C)Liberty Media Group
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F1のチェイス・キャリー/CEOは、「F1をもっと魅力的な存在にすることが自身に課せられた使命である」と、開幕を前に宣言した。
それによれば、技術的な複雑さと費用の高騰が指摘されている現在の1.6リッターV型6気筒ターボ・ハイブリッド・エンジンについて、「現行のハイブリッド・システムにはいろいろ批判もあるが、実際に導入されている以上、技術的な成果を挙げて自動車産業に貢献しなければならない」とした。
その上でさらに「将来的にもF1には常に最高レベルの技術レベルで存在しなければならない宿命がある。
そしてスポーツとしてもさらに魅力を増し、世界の誰もが注目するチャンピオンシップであり続けねばならない。
そのためにはどういうレギュレーションがふさわしいのか、何を成すべきなのか、広く一般からも知恵を集めて改革をすることが肝心だ」とした。
F1は常にレギュレーションとの戦いでもあり、その内容によっては再び自動車メーカーの離反も覚悟しなければならない歴史がある。
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