ルノー・スポール、昨季の「レッドブル問題点」指摘
『Mobil』 (C)Redbull Racing
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数々のタイトル獲得を果たしてきたレッドブル&ルノー・パワーだったが、このところの不振を理由に昨季で袂を分かつ結果となった。
その原因には様々な憶測が繰り広げられたが、エンジン供給元であるルノー・スポールのシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターは次のように『motorsport.com』に語っている。
「昨年われわれはカナダGPで、満を保持してパワーアップされた改良型パワーユニットを投入した。
しかしエンジンパワーにとって最も重要な要素である燃料及びオイルについて、残念ながらわれわれとレッドブルでは供給元が異なっていた。
(ルノーはBPカストロール、レッドブルはエクソンモービル)
このためレッドブルがウチのエンジン性能を最大限引き出せなかった可能性がある。
少なくともベンチテストを再度行うためにタイムラグが障害になったことが考えられる。
彼らがせっかくの性能を生かし切れなかったことは、われわれにとっても返す返す残念なことだった」と、述懐。
なお現在BPカストロールを使用するマクラーレンも来季は自身のスポンサーでもあるペトロブラスへの切替が予定されていて、再び同様の問題が生じる可能性がある。
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