合同テスト後半初日、メルセデスにトラブル
Lando Norris (C)McLaren Group
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2月26日(火)、束の間のインターバルを挟みバルセロナ・サーキットにまたF1サウンドが帰って来た。
この日はシーズン前最後のテストとなるバルセロナ合同テスト後半の初日。
初日、まずトップタイムを記録したのは名門復活を期すマクラーレンの新人ランド・ノリスで1'17.709のベストタイム。
ただまだ前週にヒュルケンバーグ(ルノー)やアルボン&クビアト(トロ・ロッソ)らが記録したものにはわずかに及んでいない。
ノリスは午前のセッションでコースアウトして赤旗中断の原因に、また午後はハイドロリック系のトラブルで修復作業に時間を取られていた。
2番手はレッドブルのピエール・ガスリー。
ガスリーはこの日最多となる136周を走破しており、肝心な信頼性の面でも進化をみせた。
3番手はストロール(レーシング・ポイント)。
4番手はフェラーリでルクレールとマシンをシェアしたベッテルがつけたが、冷却系のトラブルがあってガレージに留まる時間が長かった。
トロ・ロッソのアルボンは6番手タイムだったが103周を周回、ガスリーと合わせてホンダ・エンジンは239周を重ねるなど信頼性の高さをみせた。
対照的にこの日大きなトラブルに見舞われたのが王者メルセデスだった。
午後のセッション開始直後、ハイドロリック系のトラブルということでパワーユニット全体を交換する大作業に。
おかげでボタスはわずか7ラップしかできずに初日を終える羽目となった。
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