合同テスト前半最終日、ルノー・チームが存在感発揮
Renault 『R.S.19』(C)Renault Sport F1
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21日(木)、バルセロナ・サーキットで行われていた2019年のF1シーズン前テスト前半の4日間が締め括られた。
トップタイムを記録したのはルノー・チームで今年3年目のシーズンとなったニコ・ヒュルケンバーグで、前日クビアト(トロ・ロッソ)が記録したタイムをさらに0.311秒短縮する今回の通算ベストタイムを記録してみせた。
ただその後マシントラブルでコース上にストップ、赤旗中断の原因を作る場面もみられた。
ルノー・チームはマシンをシェアしたダニエル・リカルドも午前の走行でこの日の3番手に相当するタイムを記録するなど存在感を示した。
2番手はトロ・ロッソ・ホンダの新人アレクサンダー・アルボンで、好タイムと共にこの日トータル136ラップを周回するなど充実ぶりをみせた。
このタイムは前日同僚のクビアトが記録したものをさらに短縮るするものになる。
4-5番手にはメルセデスのボタス&ハミルトンがひさびさ上位に名前を連ねたが、他チームより一段硬いコンパウンドのタイヤだったということで、やはり今年も高いパフォーマンスを維持していることを窺わせた。
8番手のタイムを記録したアルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィも終了間際コース上にストップして赤旗中断の原因を作った。
前日の午後からテストに加わったウィリアムズ・チームはこの日から本格テスト。
『FW42』の熟成不足ということもあり、タイム的にはまだ他チームに及ぶものではなく前半テストを終えた。
シーズン前テスト後半は同じくバルセロナ・サーキットを舞台に来週の26日(火)から3月1日(金)まで4日間に渡って行われる。
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