英ホンダ工場撤退でF1活動への懸念の声も
Honda Factory (C)Honda Racing
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イギリス国内に本拠を置いて活動するケースがほとんどのF1において、今季レッドブル&トロ・ロッソ両チームにエンジン供給するホンダもその例外ではない。
ところがホンダがイギリス国内のスウィンドンにある自動車工場を2022年までに閉鎖することを発表したことで、メイ首相が遺憾の意を発するなどしその影響が同社のF1活動にも及ぶのではないか、とする声のあることが報じられた。
これについてホンダのスポークスマンは、そうした懸念が一切無用であることを強調した。
他方、レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は、「F1はそれだけで活動しているものではなく、様々な複数の要素が絡んでいるもの。
不確実なものが多いので今の段階でその将来を予測するのは難しい」と、慎重な姿勢をみせている。
ホンダは自身がコンストラクターとして参戦していた2008年、当時世界を襲った金融危機を理由に突然F1から撤退した経緯がある。
(ちなみにファクトリーを引き継いだブラウン・グランプリ、メルセデスAMGチームはその後いずれもコンストラクターズ・チャンピオンになっている)
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