ホンダ系チーム、バルセロナ合同テスト2日目コメント(2/19)
Alexander Albon (C)Scuderia Toro Rosso
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今日のテスト2日目は、Red Bull Toro Rosso Hondaがアレクサンダー・アルボン選手、Aston Martin Red Bull Racingはピエール・ガスリー選手が走行を担当しました。
2人とも各チームでの初走行となり、特にアルボン選手についてはF1マシンでの初のセッションとなりました。
そのアルボン選手は、走行開始直後に温まりきっていないタイヤの影響でスピンを喫しほろ苦い公式セッションデビューとなったものの、その後は順調に走行を重ね、最終的には本日走行したドライバーの中で2番目に多い132周を走りきりました。
Red Bullのガスリー選手も順調にプログラムを消化していきましたが、セッション終了まで約1時間半を切ったところでコースアウトを喫し、マシン後方からバリアにヒット。
残念ながらその時点で走行終了となりました。
明日は再び、Toro Rossoはダニール・クビアト選手、Red Bullはマックス・フェルスタッペン選手という昨日走行を担当した2人がステアリングを握ります。
【ピエール・ガスリー(レッドブル)】(7番手)
「今日はいい一日でした。
ウインターブレイクが明けてまたコースへ戻ってこられてうれしかったです。
マシンの感触はよく、快適に走ることができて、90周以上を消化しました。
午後には、プッシュした走行中にターン10でコースアウトを喫しましたが、これは加速をしながら5速へシフトアップした際にリア(のグリップ)を失ってしまったことによるものです。
これによってラスト1時間の走行ができず、もったいないことをしてしまいました。
それを除けば、多くのことをテストできて、情報収集 がはかどり、いいポテンシャルがあることが分かりました。
もちろん、残り6日間のテストでやるべきことは多くありますが、僕にとっては最高の初日となりました」
【アレクサンダー・アルボン(トロ・ロッソ)】(4番手)
「今日は人生で最高の一日と言っても過言ではありません。
本当にいい一日でした。
最初は、自分に『午前中はスピンしてはいけない』と自分に言い聞かせてスタートしたのですが、懸念したとおりになってしまいました。
路面温度が低く、スロー走行するとタイヤが冷えてしまうのでスピードを落とすことも出来ませんし、挙動が予測しづらく、まるで氷の上を走っているようでした。
リズムをつかめてからはスムーズに走行できるようになり、問題も全く起きませんでした。
その後スピンを喫したことはあったものの、マシンの限界を探っている中で起こったものです。
水曜日にフィルミングデーで数周走行したので、F1マシン初走行というわけではありませんし、シミュレーターでの経験も多いので、マシンがどのように動くかは頭に入っていました。
しかし、このマシンでの高速走行の経験はすごく新鮮で、いい刺激を受けて大いに楽しむことができました。
マシンを降りても笑顔のままでいますが、明日までずっとこの気持ちが続くのではないかと思います」
提供:本田技研工業(株)
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