合同テスト2日目、フェラーリが連日の最速タイム
Ferrari 『SF90』(C)Ferrari
拡大します
2月19日(火)、バルセロナ合同テストは2日目を迎え、多くのチームでさらなるタイム短縮が図られた。
中でも好調なのが王座奪還を狙うフェラーリ・チームで、この日は新人のシャルル・ルクレール(21歳:モナコ)が1'18.247のベストタイム。
これは初日のベッテルのものにはわずかに及ばないものではあるが、公式の場での跳ね馬初ドライブとしては上々、非凡な才能があるところを証明してみせた。
2番手はこちらも躍進が義務付けられたマクラーレンで起用された期待の新人ランド・ノリス(19歳:イギリス)。
伝統のオレンジがこれまでのところ好調な滑り出しをみせている。
トロ・ロッソ・ホンダの新人アレクサンダー・アルボン(23歳:タイ)も初走行ながら健闘。
コースアウトして赤旗中断を招くシーンもみられたが、132ラップという周回を重ねて多くのデータを採った。
一方7番手タイムを記録したレッドブル・ホンダのピエール・ガスリー(22歳:フランス)は終盤、同じくコースアウトしてこちらはウォールにクラッシュ、この日2度目となる赤旗中断を招いた。
王者メルセデスAMG勢はこの日もタイムより内容という姿勢で淡々としプログラムを消化していた。
なお渦中のウィリアムズ・チームはこの日もマシンが間に合わずテスト不参加。
伝統のチーム内で穏やかでない空気が現実味を増した。
| 固定リンク
最近のコメント