メルセデス、「人気低下」という『王者の悩み』
Mercedes Team (C)Mercedes Motorsports
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2014年の大幅F1ルール改定以来、ドライバーズ・チャンピオンシップ、コンストラクターズ・チャンピオンシップ共にこの5年間タイトルを独占する強さのメルセデスAMGチームだが、王者がゆえの悩みがあるようだ。
これはメルセデス・モータースポーツのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターが英ロイターに対し次のように語ったもの。
「冷静にみて、われわれは他チームとはレベルの違うところに達したんだと思う。
それはもちろんわれわれ全員が望んで勝ち得たものであるし、目標を達成したことになる。
この2年間はフェラーリがライバルとして迫ってきたが、それでもまだわれわれに優位はあった。
とはいえこの状態は必ずしも好ましい状態という訳ではない。
なぜならファンはいつだって弱者を応援したがるものだからね。
弱者が常勝軍団を打ち破るというのは、いつの時代においても楽しいストーリーなんだ。
われわれは決しておごることなく、常に謙虚で控え目でなければならないよ」
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