来季トロ・ロッソは2018年レッドブル・マシンを踏襲か
2018 Scene (C)Scuderia Toro Rosso
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来季は同じホンダ製パワーユニットを搭載して戦うことが決まっているレッドブル・グループの本家レッドブル・レーシングと傘下のトロ・ロッソ両チームだが、早くもチームの壁を越えた戦略で臨む方針であることが伝わってきた。
これは、本来ならトロ・ロッソのテクニカル・ディレクターであるジェームズ・キーが引き続きトロ・ロッソのマシンを手掛ける筈だったものの、昨シーズン途中でマクラーレン・チームに移籍したため技術部門の責任者が不在となったことも理由の一つだ。
この移籍がレッドブルの意図しなかったものというのは、移籍後のいわゆる『ガーデニング休暇』を厳密に主張したことでも窺われる。
加えてもう一つの理由は、両チームが同じパワーユニットを搭載することで多くのパーツやコンポーネンツを共用できるということだ。
ルール上の制限はあるが、フェラーリでは実際にハースF1との間で同様の戦略を採っているとみられている。
これらより、2019年シーズン前半のトロ・ロッソのマシンは、2018年のレッドブルを一部踏襲したものになることが考えられる。
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