メルセデス首脳、「新たなメーカー参入必要なし」
Toto Wolff (C)Mercedes Motorsports
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F1の新たなオーナーとなったリバティ・メディアは、2021年のレギュレーション改訂を機に新たなエンジン・メーカーによる新規参入を狙っていたが、結局目途が立たないままに終わっている。
これを受け、メルセデス・モータースポーツのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターは次のように牽制している。
「そもそも第4のエンジン・メーカーがなぜ必要なんだ。
さらに第5、第6のメーカーがあればなお良いというのか。
必要なのはエンジン・メーカーの数ではなく、より魅力的で安価なものの筈だろう。
政治的な解決ではなく、経済的なメリットが求められているんだよ」
2019年はメルセデスとフェラーリ・チームがそれぞれ3チームずつ、またルノーとホンダがそれぞれ2チームずつという勢力図になっている。
期待された2021年の新規参入チームはいまのところ現れていない。
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